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頭のすみっこ日記

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頭のすみに残っている些細なことを、せっせと文字に起こした日記。
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#休日のすごし方

仙台駅で伊坂幸太郎作品の舞台を巡る

仙台駅で伊坂幸太郎作品の舞台を巡る

つい先日、休暇をとって仙台に行ってきた。

これまで北海道を除けば、栃木より上の県は訪れたことがなかったので、初めて東北の地に降り立つことに。

旅館で2泊3日。特に観光もせずに、2日目などは宿でだらだらと本を読んだり、思い立ったら温泉に入ったり、ぶらぶらと散歩をしたりして過ごそうかと画策していた。まるで文豪みたいな過ごし方だ。

しかし、とは言っても、旅館のチェックインまでそれなりに時間があった

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下北沢を練り歩く

下北沢を練り歩く

お正月の後にすぐ訪れる、成人の日を含めた三連休。
これをどう過ごせばいいのか、未だに掴めないでいる。

ついこの前まで、ダラダラと寝たり、好きなものを食べたりして長い休みを満喫しきったのに、忘れていた漫画の付録みたいなノリで休みを与えられる。マラソンを走り始めて、さぁこれからという矢先に、休憩所に案内されるような感じ。

まぁそんな風に言いつつも、三連休自体はどう考えても嬉しいので、甘んじて受け入

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微睡む時間を手放せない

微睡む時間を手放せない

朝、起きた後の30分。
この30分こそ、一日の中で至福の時間だと思っている。

大して見るものも無いのに、手持ち無沙汰でとりあえずスマホを眺めてしまうのも、この微睡む時間帯での恒例行事。

起き抜けの気怠い体を少しづつほぐして、枕を片手に携えて微睡んでいるときなんて、この時間がずっと終わらなければ良いのにとさえ考えてしまう。

しかし、無常にも時計のアラームは何度も鳴り響き、出勤の時刻まである時間

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「セブンルール」が好きな理由

「セブンルール」が好きな理由

自分は「セブンルール」という番組がすごく好きだ。

様々な分野で活躍する「女性」にスポットライトを当て、それぞれが生きる上で大事にしている「7つのルール」を手がかりに、彼女たちの人生観を紐解いていくドキュメンタリー番組。

あまりテレビ番組を見ることのない自分にとって、録画する番組は数えるほどしかないし、見返すことなんてごくごく稀なのだけど、この「セブンルール」だけは必ずと言っていいほどチェックし

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パン屋さんにはふらりと立ち寄りたい

パン屋さんにはふらりと立ち寄りたい

いつの日からか、パン屋に行くのが好きになった。

こんな記事を書いてしまうぐらいにはクロワッサンが好きだし、朝ごはんは365日ほぼほぼ食パンを食べている。時間がない朝でも、ちゃんとトーストする。

そのパンへの執着は、新居に引っ越すとなって洗濯機や冷蔵庫などの家電もろもろを15分足らずで即決するほど関心を払っていない自分が、ことトースターに関してはバルミューダを買ってしまうほど。

元々、米派かパ

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本屋にて「冒険心」を養う

本屋に入って自分の目当ての本を探すとき
皆はどうやって探すことが多いだろう。

フロアマップを見たり検索機などを使うのも手だろうけど、一番手っ取り早いのは店員さんに聞くという方法。

研修中などのよほどの事情がない限りは、自分の求めていた物が並んでいる本棚まで連れて行ってくれるに違いない。

しかし、自分は店員さんに尋ねることはあまりない。

そもそも人見知りということは差し引いても、本屋に限らず

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西宮北口駅から明石海峡大橋までフルマラソンの距離を歩いた日のこと

西宮北口駅から明石海峡大橋までフルマラソンの距離を歩いた日のこと

大学生のころは本当に馬鹿だった。
そう、思い返す人は多いかもしれない。

実際、自分も振り返ってみると「なんであんなことしてたんだろう」という出来事が、それはもう夏休みの宿題のごとく積みあがる。

そんなたくさんの思い出たちの中でも、ひときわ異彩を放っているもの。

それが、西宮北口駅から明石海峡大橋まで歩いたこと。

字で書くと簡素になってしまうけど、これが本当に極悪だった。何でこうなったのかも

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