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僕はきっと今誰かの夢の上に立っている

「僕はきっと今いつかの夢の上に立っているんだね
僕はきっと今誰かの夢の上に立っている

夢番地/RADWIMPS

東京に来てから、河川敷がとても身近な存在になった。

働いていた場所の近くにも、住んでいるところから少し歩いた場所にも大きな川が流れていて、散歩するときや走るときにはつい立ち寄ってしまう。

見晴らしが良くて、空気がひんやりとしていて、何より、夜走っているときは、建物や月が水面に反射する景色を見られるのが好きだった。

自分にとって心を静かに保てる場所があることは、日々生きるうえでで大切な事柄なのかもしれない。

RADWIMPSは自分だけじゃなく、おそらく同世代のみんなにとってもあこがれのバンドだった。

中学から大学にかけて、音楽が好きになって、バンド演奏にあこがれて。そんな多感な時期に、颯爽と現れたRADWIMPSに衝撃を受けないわけがない。

言葉を遊び尽くした歌詞に、キャッチーなメロディ。そして、楽器陣の超絶技巧が張り巡らされた演奏。

同じようにバンドにあこがれて軽音楽部に入部した友人たちの間でも、絶大な人気を誇っていて、バンドで楽曲をコピーして演奏されるのを何度も観た。

ライブで演奏されるたびに好きな曲が増えていく。増えていくたびに、なんでこんな歌詞が書けるのだろうと驚かされる。

ただ、実際に彼らの演奏をライブで観たことは今までなくて。これからいろんな選択があるのだろうけれど、メンバーが抜けても、それでもステージに立ってRADWIMPSとしての演奏を観ていたい。

ちなみに、RADWIMPSの曲でいちばん好きなのが、タイトルに歌詞を引用させてもらった楽曲。久しぶりに聴いたら、なんだかしみじみしてしまったな。

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