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同じ道

同じ道

ヨーガ講師です。

いつだったか、
ブルーノ・タウト著「忘れられた日本」
を読んだ時に「茶室にこそ究極の美しさがある」

と言うような事が書かれていて、
タウトのいう美とは何かな?と知りたくて
茶道を始めました。

きっかけは単純でしたが、今はもっと、とてつもなく大きな「茶の湯」の魅力に惹かれています。

先日のお稽古で、あることに気がつきました。

あるお道具を扱っている時、
「右手でとり、左手

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落ち着く場所

落ち着く場所

最近、今まであまり関心のなかった建築の本や雑誌

我が家の本棚に沢山あるので
一冊また一冊、次々と手にとって読んでいます。

前回「何かを介するということ」↓↓
https://note.com/kukoyoga/n/n6ade36930aaf

を書いた後、たまたま
建築家 堀部安嗣 さんのコラムを読みました。
 

人と人との間に自然を介在させること😊

いつだったかな、ものすごく月が綺麗だ

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消化する力

消化する力

時々通るお店の前。何度見ても
「デンキブランあります」の貼り紙が
「デンキ(バリ)ブラシ」に見えます。

「奥井理ギャラリー」の看板が
「向井理」に見える・・

少し意味が違いますが、紀元前60年の古代ローマ、ユリウス・カエサルが「内乱記」にこう残しています。

カエサルは先見性があり、敵を許し、裏切る人も許し、寛容で、敗戦国の文化を大切にし、認める。
それは、自分の考えに忠実に生きることを課して

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一緒に写真を撮りたい人は誰ですか?

一緒に写真を撮りたい人は誰ですか?

ヨーガ講師です☺️

毎年夏に1回30分ほど会う方がいます「いとう写真館」の皆さま。この季節に家族写真を撮って頂いて今年で6回目!大自然の中、フィルムカメラでの撮影。出来上がった写真は約2ヶ月後(忘れた頃)にモノクロで届きます。私達は「開封の儀」と呼び、正座をして届いた箱を開け、ドキドキしながら見ることになります。

この「いとう写真館」さんが「LIFE」という関西圏テレビ番組で紹介されていました

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笑っていますか?

笑っていますか?

インドカレー屋さんで、ヨガレッスン後にカレーをいただく「ヨガ&カレー」を行なっています。

身体に優しい食材・沢山のスパイスが入っているインドカレーは五臓六腑に染みわたり「黙食」で頂きます。

黙食。いいな、と思いました。

その昔、会社に勤めていた時は「飲み会」「会食」が、とてもとても多かったです。

少人数での会食はしっかりと食事を頂いていましたが、大人数で集まる会社の飲み会などは、どうしても

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人生ってなんだろう?

人生ってなんだろう?

友人にマヤ暦鑑定をしてもらいました。
私は黄色い太陽に黄色い人。表も裏も真っ黄色🌞

自分との付き合いや、人付き合いのコツが分かるので
「マヤ暦ってすごいなー!!」と心底感動しました。
生まれてからこれまでの人生を改めて考える機会を頂き
ふと「何ごとも流れ」かな?と思いました。

「あの時にあの選択をしていなければ」
「もう一つを選択していたら?」
誰でも一度ならず考えた事があると思います。

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世界一あたたかい人生相談

世界一あたたかい人生相談

「思いやり」は想像力が大切だと思っています。ですが、先日夫婦の会話で「結局、想像力にも限界があるよね」という話になりました。

「自分達が子供だった頃の親の年齢になって、初めて気づくことあるよね」と。そして、今の親の年齢にならないと分からない事がまだまだある。「経験を通してわかる事が増えていき、人の気持ちが分かるようになる。歳を取ることは悪いことじゃないなぁ」との結論に至りました。

我が家で、定

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ヨガの教えと旅気分

ヨガの教えと旅気分

今、行きたい場所はどこですか?

友人から「少し古い本だけど、旅をした気分になり
優雅な気持ちになれて楽しいよ!」とオススメされて読みました。

 「花ホテル」 平岩弓枝 著 

物語の舞台はコートダジュールのリゾート・ホテル🌴
宿泊される方々の様々なトラブルがあり
旅を終えてホテルを出る頃には解決されています。

人の問題って
「○○すればいいのに」「○○だからじゃない?」
と簡単に思えるのに

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幸せってなんだろう?

幸せってなんだろう?

夫が会員になっているJAFから、毎月送られてくる「JAFメイト」
「面白いよ」と勧められたのがきっかけで読むようになりました。

お気に入りは最初のページにあるコラム
女優や作家、エッセイストなど毎回様々な方達が

「自分にとっての幸せとは何か」

をテーマに書かれていて
「こんな視点があるの!?」と驚きや発見、感動があります

以前、ヨガ哲学講座を受けていた時

「常に自分にとっての幸せってなん

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セーヌ川を撮り忘れていました

セーヌ川を撮り忘れていました

「たゆたえども沈まず」 原田マハ著
史実を基にしたフィクション小説📘

ゴッホ、弟のテオ
当時パリで画商をしていた林忠正が登場します

ゴッホというと
「片耳を全部切り落とした人」

と思っていましたが、
実際にはチョンと耳の先を切っていただけ
(だけ、というもの変ですが…)なんですね!

「もう少し長く生きていたら!」と
私までが悔しく思うほど、
描いた絵が陽の目をみない事に対して
苦しみが伝

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