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ヨーロッパ生活の記憶

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2005-2006年フランス・パリ、2006-2010年ドイツ・フランクフルト、そして2010年の数ヶ月間イギリス・ロンドンで生活。思い出の味についての記事を中心に、異国で生活し…
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#フランス

フランスの人参サラダ「キャロット・ラペ」のレシピと自家製マスタード

フランスの人参サラダ「キャロット・ラペ」のレシピと自家製マスタード

メイン食材ニンジンのみで作れるフレンチお惣菜まだ木曜日なのに冷蔵庫が空っぽ寸前だった
昨日のわが家。ストック食材をやりくりし、
残っていた貴重なニンジンは定番のサラダに。

好きで頻繁かつ数えきれないほど何度も
作っているからそこ計量したことがなか
ったので、今回はあえてレシピ化して
みることにしたのです。

それにキャロットラペのレシピは無数に存在
するため、わたしが書かなくても…と長い間
思っ

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なぜグルテンフリー×マクロビオティック料理を作るのか?

なぜグルテンフリー×マクロビオティック料理を作るのか?

ふり返り歩いてきた道を眺めてみる自己紹介のようなものを書こうと思いつつ、
なかなか文章にまとめきれずにおりました。

そんなある日、
デザイン・素材・着心地・コンセプト、その
どれもに惹かれ2011年から着つづけている
ファッションブランドC’est pas Graveを運営、
そして自らデザインを手がける益田 美代子さん
よりお声がけいただき、これまでの人生を
対談形式でふり返る機会を得たのです

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フランス生活で知った家庭の味。夏野菜たっぷり!ラタトゥイユのレシピ

フランス生活で知った家庭の味。夏野菜たっぷり!ラタトゥイユのレシピ

これまでもこれからも飽きないおいしさあたたかく食べても、
冷たく食べてもおいしい。
夏の恵みと旨みが詰まった
この煮込み料理がとても好きです。

ある日パプリカの焼き浸しを作ろうと
オーブンでとろとろに焼き、
多めに作ったので一部をラタトゥイユへ
投入すると想像以上においしかった!

パプリカは煮込んで柔らかくすると、
わりと時間がかかるのでよい発見でした。

そして懐かしのパリ生活で覚えた
長年

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南仏の思い出。グジョンさんちのサラダ・再現レシピ

南仏の思い出。グジョンさんちのサラダ・再現レシピ

楽しい思い出とともに味わうサラダせんじつ八百屋さんへ行った時のこと、
目にとまった野菜でこのサラダを思い出し
ひさしぶりに作りたくなりました。

南フランスの友人宅へ滞在した時に、
友人のお母さんが作ってくれたもの。
おいしくてレシピを教えてもらっていた♪

もう15年以上前のことだけど、その味わいを
不思議とハッキリおぼえていて、ときどき
思い出しては食べたくなる、フランス家庭の
日常的サラダ。

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受け継いだレシピ。フランス人が作るフレンチトースト。

受け継いだレシピ。フランス人が作るフレンチトースト。

「レシピを受け継ぐ」っていうと、
一子相伝とか名店の味とか
あるいは○○家で代々受け継がれる味...
みたいに少し敷居が高めのシチュエーションを
思い浮かべてしまうけど、

今回は、なにげない日常の中にも
「レシピを受け継ぐ」瞬間が訪れるかもしれない…
というお話です。

フランス流フレンチトースト「パン・ペルデュ」
(直訳すると「失ったパン」)は、
身近な人から教えてもらったレシピの中でも
特に

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自家製ラディッシュを収穫&簡単すぎるフランス家庭の定番おつまみの作り方

自家製ラディッシュを収穫&簡単すぎるフランス家庭の定番おつまみの作り方

たいていの人はフランス料理と聞くと、
複雑そうで高級そうな料理を
想像するのではないでしょうか?

もちろん
イメージ通りのお料理もあるけれど、
家庭の食卓ではシンプルに素材の味を楽しめる
お料理が並んでいたことが
在仏中とても印象的でした。

中でもラディッシュの前菜は、
初めて出会った時にその意外な!?
美味しさに驚いたひと皿。

前菜と言っても、
何か特別な調理をしているワケではなく
必要な

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フランス生活で習ったチキンとオリーブのトマト煮込み【レシピあり】

フランス生活で習ったチキンとオリーブのトマト煮込み【レシピあり】

寒くなり煮込み料理が恋しくなる季節が到来!

今回は、
おいしいオリーブが手に入った時に
作りたくなる、
チキン煮込みをご紹介します。

フランス在住時代、渡航後わりとすぐの時期で
まだフランス生活の右も左も
わからなかった頃に教えてもらった、
初めてのフランス家庭料理。
もう15年も前の出来事だけど、
手書きでメモしたレシピは
今でも大切に保管してあります。

家庭料理で使うお肉であっても、

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クリスマスのスパイスクッキー『スペキュロス』レシピ(グルテンフリー&ヴィーガン仕様)

クリスマスのスパイスクッキー『スペキュロス』レシピ(グルテンフリー&ヴィーガン仕様)

街がクリスマスの装いになると、食べたくなるスパイスクッキーがあります。

「スペキュロス(Spéculoos)」はベルギーやオランダ、北フランス、ドイツなどでも食べられる、シナモンやナツメグなどクリスマスのスパイスが香るバターたっぷりのクッキー。

元々は12月6日「聖ニコラの日」を祝う日に食べられていたとのこと。(オランダは12月5日らしい)ちなみに聖ニコラはサンタクロースのモデルになったと言わ

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