10月31日(月)、第1507回 「熟語」
「熟語」とは、
「熟」した
「語」と書くのです。
言葉そのものが
「熟」しているので、
「未熟」な者が使っても、
それなりに味わいが出る、
ということです。
そうであるが故に、
「熟語」を使っていると、
それに酔っ払って、
本来の意味が見えなくなる、
そういう時があるわけです。
例えば、
言い古された
「業務改善」
という四字熟語、
この本来の意味を
正しく説明できる方、
果たしてどれほどおられるで
しょうか?
迷った時には、
因数分解してみる。
「業務」とは何か?
と、
「改善」とは何か?
その意味を考えてみる、
ということです。
そして、さらに、
一文字ずつに分解して、
「業」とは何か?
「務」とは何か?
「改」とは何か?
「善」とは何か?
その意味を考えてみる。
とてもとても深い世界が、
そこに広がっています。
ね、
「熟語」とは、
「熟」した
「語」と書くのです。
感謝、合掌
慈永
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