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私の人生-About My Life

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私が書いてきた記事のうち「私の人生」にまつわる記事をまとめています。
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#ふるさとを語ろう

【自己紹介】私の人生のもくじ

【自己紹介】私の人生のもくじ

〈最終更新日:2024年5月3日〉
※筆者は現在33歳

この記事は、私の自己紹介+もくじ記事であり、フォロワーさんが100名を超えた時に書いた記念記事です。31歳札幌の男性会社員がどんな人生を歩んできたかについてまとめています。

記事内には、私の人生のターニングポイント記事のリンクをいくつか貼っていますので、目次代わりにも使ってみてくださいね。

[0]まずは圧倒的感謝2022年7月2日時点で

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春が死ぬまでの話。

春が死ぬまでの話。

春に殺されそうになったことがある。

どうやって殺されそうになったかというと、左手首に噛みつかれてブンブン振り回され、それでたくさんの血が出たのだ。11歳のときだった。もうおしまいだと思った。

小学校2年生の冬に我が家にやってきた犬は、母が「早く春がくるように」ということで名前を春とした。春と書いてハル。

そういや同じ「春」という名前の登場人物が出てくる作品といえば伊坂幸太郎の『重力ピエロ』が

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人生と愛の煙。

人生と愛の煙。

花は散り、月は沈み、砂時計は重力に従い落ちる。この世のすべては刹那の夢のごとく、あっという間に消え落ちていく。

文字通りあっという間に消えるものもあれば、川の流れに削られる岩壁のように長い年月をかけて崩れ消えるものもある。

落ちる、消える、崩れる、自然界のだいたいの消失という事象の要因は「重力」によるところが多そうだ。花が散るのも、月も、砂時計も、重力の影響で落ち消える。

なぜなら体積がある

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桜を見たことがなかった。

桜を見たことがなかった。

タイトルの通りである。生まれてからある程度の年齢になるまで桜を見たことがなかった。うそじゃない。はじめてこの目で桜を見たのは、高校1年生のときだ。

札幌にお住まいの方ならば大いに共感してくださることと思うのだけど、札幌の人にとって「春=桜」ではない。

こっちの桜はたいていGW前後に咲くからだ。入学式シーズンに桜は咲かない。少し後なのである。

それから桜といえばみなさん決まって「ソメイヨシノ」

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お父さんみたいになりたい。

お父さんみたいになりたい。

この世には2種類の人間しかいない。
お風呂の浴槽につかる人と、つからない人だ。

実家で暮らしているときには、お風呂の浴槽にはお湯が張られていた。7才のときに4人の兄妹みんなでお風呂に入ると、そのころまだ小さかった妹がお風呂の中でうんこを漏らした。大爆笑しながら手ですくってあげた記憶がある。

ひとり暮らしをスタートすると、お風呂の入り方ってのは実家暮らしのときと形態がかわる。浴槽につからなくなり

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大学からの帰り道を快適にする独創的アイデア。

大学からの帰り道を快適にする独創的アイデア。

私が通っていた大学は、北海道の小樽市の山の上にある。小樽駅からならバスで15分。タクシーなら7分。徒歩なら35分ほどの距離にある大学だった。

小樽というのは街の構造が長崎市に似ていて(行ったことないけど)、まずは海があり、そして山があり、少しの陸地が広がる。

陸地は明治〜大正期に海を埋め立てして作ったような場所もあり、有名な小樽運河はその埋め立ての名残りを確認できるスポットだ。でも、それを意識

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忘れられない12文字のコメント。

忘れられない12文字のコメント。

タイトルの通りである。私のnote上における個人的な話になり恐縮ではあるが、忘れられないコメントがある。今日はそれを紹介したい。

きっと似た経験が、皆さんにもあると思われる。



▶︎とにかく不安だった。

2022年6月1日から始めた私のnoteだが、当初は何を書いたらいいのか分からなかった。1ミリも。当然、決まったスタイルもなく、手探りで記事を書いていた。

(これでいいのか?)

(こ

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「幸せ」に音があるならどんな音?

「幸せ」に音があるならどんな音?

もし、この記事を見つけてくれた方が「家族と一緒に住んでいる方」であれば、これから書くことを必ずやってほしくって書く。

読んでくれた方に必ずやってみてほしいことがあるんだ。それはすぐに出来ること。

私はやってなくて後悔してること。

だから最後まで読んでほしい。

ちなみに「家族と一緒に住んでいる方」というのは、こんな方を指す。

本題に入ってみよう。

結論からいく。

この記事を見つけてくれ

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もう会えない、富良野のひいおばあちゃんとの思い出。

もう会えない、富良野のひいおばあちゃんとの思い出。

ひいおばあちゃんが大好きだった。

私は生まれた時から、母方のおばあちゃんと、ひいおばあちゃんしかいなかった。他の人たちは亡くなってて、父方の祖父は私の父が生まれる前に亡くなっていたし、父方の祖母は私が生まれる前に亡くなっている。小さな頃は比較する家族もいないので、私にとってはそれが当たり前だった。

母は下の記事でも書いたが、19歳で私を出産した。私のおばあちゃんは若くしておばあちゃんになったこ

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