マガジンのカバー画像

【物語以外の記事】いろうたの主張・読書感想etc.

105
物語以外の記事の大半は、こちらにまとめています。哲学・人生論・内観・自己対話など、読書や実体験を通して感じたことを綴っています。 小説を通しで読むのはちょっと……の方は、こちら…
運営しているクリエイター

#今ここ

「小説を書く」=「好き勝手生きる人間を書く」ということ

「小説を書く」=「好き勝手生きる人間を書く」ということ

週一くらいのペースで、まとまった文章(小説)を投稿しています。
読んでくださる方、「スキ」してくれる方にはいつも感謝しています。そちらに足を向けては眠れません(ほんとに!)。

投稿記事が小説ばかりなので、読みづらいページだと自覚しています。
そして私、いろうたがどんな人間かも伝わりづらい(笑)

そこで今回は、「投稿する小説」=「ほぼ私」である、と言うことをお伝えしようと思います。

私もかつて

もっとみる
令和七年・新年のご挨拶&抱負

令和七年・新年のご挨拶&抱負

明けましておめでとうございます✨
令和七年もよろしくお願いいたします✨

この年末年始は二年ぶりの帰省でした。両親や妹、姪っ子たちと元氣に大笑いして楽しく「今ここ」を過ごすことが出来、満足の滞在でした。今回は、その中で感じたことのいくつかと、(思いついたばかりの)今年の抱負を書き綴ろうと思います。

①自分で考えることの大切さを改めて学んだ帰省するたびに思うのは、各々が信じているものの違いとそれを

もっとみる
相手の「命の時間」を考えて発言したい

相手の「命の時間」を考えて発言したい

現代社会において、物や空間はそのほとんどが誰かの所有物であり、勝手に使うことが出来ない。ところが時間は、特定の誰かが占有している物ではなく、例えば「十二月八日午後二時」はわたしのモノでもあり、あなたのモノでもあると言える。

加えて、時間は所有物と違い、貸し借りが出来ない。過ぎてしまった時間は戻ってこないし、ぼーっと過ごしている無為な時間を誰かが借りに来ることもない。

このような「時間」だが、物

もっとみる
「まだ見ぬ明日」を語るな、「今」を語れ

「まだ見ぬ明日」を語るな、「今」を語れ

「嫌われる勇気」の著者の一人、岸見一郎氏の自著に散見される、「どうして今日と同じ明日が来ると思うのか」という言葉が氣に入っている。詳細は私のプロフィールをご覧いただきたいのだが、肺炎で呼吸困難になって死にかけた時ことを思い出すたび、「もう明日は来ないかもしれない。ならば、今日一日をしっかりと生きよう」と思うのである。

そんなこともあって、このごろの私はあまり先々まで人生設計していない。対する夫は

もっとみる
両親に面と向かって「ありがとう」が言えた話

両親に面と向かって「ありがとう」が言えた話

この週末は、初孫の小学校最後の運動会だからと、両親が埼玉から岡山へ遊びに来ていた。運動会の予定日は一週間前から雨の予報だったが、当日は11時頃から急に晴れ間が出るなど、とにかく幸運に恵まれて無事に観覧することが出来たのだった。

両親は、孫たちと思い思いに遊び、また私や主人とはお酒を酌み交わして昔話に花を咲かせた。

過去に何度か両親と会った時のことは記事にしたが、今回は両親への批判ではなく、良か

もっとみる
あえて、時間のかかることをする贅沢

あえて、時間のかかることをする贅沢

ようやく暑さも和らぎ、朝晩は少し寒いくらいになった。一つの物語を完成させたこともあり、冬から春にかけて咲く花や野菜を育てる準備や、夏物の家電の片付けを始めている。

こういう仕事は案外、時間がかかる。氣付くと半日過ぎていたりする。衣替えをしたり、大掃除とまではいかなくても氣になる箇所を掃除したり……。こういった地味な作業ほどなかなか氣乗りもしないので、人によっては、掃除だったらお掃除ロボに、洗濯だ

もっとみる
改めて、「今ここを生きる」ことの大切さを思い出す

改めて、「今ここを生きる」ことの大切さを思い出す

昨日(九月十三日)に、ペンキ画家のショーゲンさんとライフアーティストのサトケンさんのコラボ講演会に行ってきました!

「誰のために生きる?」と言う本の著者であるショーゲンさんのことは以前にご紹介しましたが、とても素敵なペンキアートを描かれるので、いつかその絵を手に取ってみてみたいなと思っていたところ、その夢が叶いました!!

ショーゲンさんのお話は、ほとんどが本に書かれていることだったのですが、知

もっとみる
【お知らせあり】未来を憂う前に、今日に目を向ける!

【お知らせあり】未来を憂う前に、今日に目を向ける!

私事ですが、先月中頃から今月頭にかけて、発熱を伴う風邪&自宅の庭に巣くっていた蜂を刺激して刺される(!!)、と言う災難に遭っておりました(;´Д`)

幸い、どちらも回復(後者は回復中)しておりますが、そんな最中、「巨大地震注意」という事態を受け、思ったことがあります。

人はいつ、危険にさらされ、命が終わるか分からない!!

ということ。

健康に氣をつけていれば長生きできると無意識のうちに思っ

もっとみる
【続】日本人が「さようなら」に込めてきた想いを読み解く

【続】日本人が「さようなら」に込めてきた想いを読み解く

前回は、再会を前提とした「さよなら」について記述しましたが、今回は「死後の世界を意識しながら使うさよなら」について考えてみたいと思います。

「さようなら」の語源おさらい

古来における「さようなら」は、「さらば(そうであるならば)よし、自害せん」(太平記)のように、死に際に用いられる接続詞であり、独立した別れ言葉ではありませんでした。

しかし、そのような使われ方をするうちに意味合いが変化し、接

もっとみる
【抱負】2024年は、これまで以上に「今ここを生きることの大切さ」を伝えていきます!

【抱負】2024年は、これまで以上に「今ここを生きることの大切さ」を伝えていきます!

年が明けて10日あまりが経ってしまいましたが、ようやく新年の抱負らしきものが言語化できそうなのでここに記したいと思います。

2024年は、年始から立て続けに大きな出来事が日本を襲いました。わたしはこの出来事を通して改めて「今日と同じ明日は来ない」「今日の命を大事にしよう」と思うと同時に、日本人はいよいよ目覚めなければならないのだ、と痛感しました。

目覚める、と言うと何だかうさんくさく感じる方も

もっとみる
【読書感想といろうたの考え】「14歳のための時間論」

【読書感想といろうたの考え】「14歳のための時間論」

佐治春夫氏の「14歳のための時間論」を読んで、今回もいろうたなりの「人生論」を語っていきたいと思います。

✅「時間」は目に見えないけれど

わたしたちは当たり前のように「時計」や「カレンダー」を見て「時間」を知り、日々行動しています。しかしよく考えてみれば不思議なもので、わたしたちは、それらを見て時間を「感じる」ことは出来るけれど、時間が「見えて」いるわけではありません。

「時間は目に見えない

もっとみる