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【胃がんサバイバー日記】胃のない人の胃カメラ
今日は術後一年検査今日の検査をずっと気にしていた。この日に合わせてたくさんの調整を行ってきたが、ストレスだけはどうにもならなかった。
余裕を持って病院に到着。即、準備によばれ心の準備をする間もない。
胃カメラは、苦手意識がある。
「大丈夫、大丈夫」と自分に暗示をかけようとすると、自分の気持ちと向き合ってないので反動がくる。そうならないために、深呼吸し、目を瞑り、何がどう苦手なのか?を考える。
【胃がんサバイバー日記】がん封じ寺と塩の香り②
一年ぶり2回目のお寺参り。去年は3月末の入院前に、手術の不安な気持ちを抱えて行ってきてたなって思い出す。
今回は、術後一年検査を控えての再来。
明日、明後日と検査してもらう、医学の進歩とともに、五年生存率が向上し、胃がんステージ1aでは97%以上の方が生きているというデータがある。(再発してる方も含まれる。)再発率もとても低く安心材料ではあるのだが、平常心ではない。
絵馬を見て色々感じる事があ
【胃がんサバイバー日記】それ、勝手な決めつけかもよ?
この時期だからの企画が目に留まった。
この春、大切な人に贈りたい本は何ですか? #1万円のエール キャンペーン開催中!
スクロールした手がその中の一冊で止まった。阿部広太郎さん著「それ勝手な決めつけかもよ?」という本。
2020年頃から始まった、小さな小さな嫌われ者との付き合い。それに伴って起こった色々な分断。
その分断の始まりは「価値観」かなと思う。そんなことについて書かれているのかな?と
【胃がんサバイバー日記】上を向いて歩こう!
⭐︎"トスン"という音と共に、振動を感知したデバイスのスイッチが入る。時刻はまもなく朝の7時、暦では春だが、空は薄曇りでほんのり明るい。前日からの放射冷却の影響でとても寒い。⭐︎⭐︎
その日は夜勤だった、順調に仕事をこなし、少し時間にゆとりがあった。3月初旬だが、夜中はまだまだ寒い。
今日は定時で帰れる。テンションが上がる!「仕事も暇だし定時帰宅、今日はツイテル!」なんて思いながら、トイレに向
【胃がんサバイバー日記】オンラインシンポジウム
オンラインシンポジウムオンラインシンポジウムの開催を教えてもらったので、申し込みして参加させてもらった。
タイトルは「これからのがん医療とケアvol.2
~自分らしく生きる:治療と生活の両立~」
テーマは「がんと就労」約2時間の開催。
第一部はお二人の登壇者の方の講演。
今までもセミナーなどに、幾つか参加させてもらったが、正直参考になると感じたものは少なかったので期待していなかったが、いい意味
【胃がんサバイバー日記】歩みをすすめる。
歩いてきた道胃がん亜全摘手術が終わってから、8ヶ月が過ぎた。そろそろ今年の終わりが見え始めたので、一度振り返ってみようと思う。
2月に告知を受けてから、検査検査の日々。その後入院、そして手術、リハビリ、自宅療養を経て仕事復帰。後遺症と共に歩み、今に至る。
文字にすると少ないが、今年起こった一つ一つの出来事は、とても印象深く、精一杯で気が抜ける時がなかった。それは今も続いている。
2月の大腸検
【胃がんサバイバー日記】磯丸水産へ行くの巻。
時はきた!ただ磯丸水産に飲みに行っただけの話です。
コロナ禍になって約2年。ウイルスとの付き合い方、予防方法などわかってきつつあるなかで、よくわからないまま陽性者数が激減。ウイルス自体の自滅なんて話もあるようだ。なんそれ!それに伴い、緊急事態宣言も解除へ。
やっとお店が開き始めるこの時を待っていた。
基本、家飲み派なので「外に飲みに行きたい!」そんな気持ちは微塵もない。しかし、行く理由があった
【胃がんサバイバー日記】次に向かって
術後半年検査空から光が射している、9月下旬の朝。その日は胃がん亜全摘術後半年検査の日。当日の朝から食事制限があり、検査の前にはより綺麗に写すためにトイレの時間も制限がある。
血液検査と造影剤CTのみ。経験上、入院中なら30分くらいで終わる内容だが、1日休みを取った。
病院について手続きをする。もう何度目かになるその行為は、スムーズに終わり、先に血液検査へと進む。5人ほどのまちを経て順番になる。
【胃がんサバイバー日記】あるがままに
術後5ヶ月経ってやはり、体調の話からになってしまう。食事は思うように食べられている。後遺症は日々あるものの、辛い、苦しいまではいかない。困る、不便があっていると思う。本当に恵まれた状態。慣れてしまってきたのか、食事のスピードが上がってきた。胃がないことを知らない人と食事をしても、そこまで"遅い"とは違和感を感じないかもしれない。こうやって書くのは食べられることを、自慢したいわけではなく、ただ、こん
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