ジャケ買いした本…届いたその日に読了なんて珍しい事もあるもんだ。 Instagramで本屋さんや本好きさんが新刊や少し変わった本を紹介してくれるのが最近の堪らない楽しみ。 そして初めて歌集を手にした。 思惑は作者と同じじゃなくていい その時感じた心のまんま …なんてな。
奪われた心の一部は、いま君のもとで元気にやっていますか (土門蘭、2017)
焼け死ぬと知ってる虫、性懲りも無く君という光に群がる(土門蘭、2017)
いま君に似ているひとを見たのだと遠い星からメールが届く(土門蘭、2019)
街灯があぶりだす影踏ながら「あなたが在る」ということを知る(土門蘭、2019)
肋骨が開いて羽になればいい。その身ひとつて空に吞まれる(土門蘭、2019)
やっぱりしんどい。 とにかく寝る。 明日のことは明日考える。 生きていればそれでいい。 100年後には全て灰になっている。