サーシュ

死別による悲嘆を経験した方を支援するNPO勤務。産業カウンセラー。趣味は焚き火。

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マガジン

  • デジタルグリーケア knowk

    死別や離別による悲しみや苦しみは、突然に訪れ、コントロールが難しいものです。グリーフケアには自助グループやカウンセリングがありますが、苦しい時にはハードルが高く感じられます。グリーフケアを身近に、わかち合いを手元で感じられるよう、PCやスマートフォンを活用し喪失にまつわる記事や、音声配信などを発信していきます。

  • 香りが美味しいコーヒーを淹れるまでの道のり

    タリーズで飲んだフルーティーな香りのコーヒーが忘れられず、美味しいコーヒーを淹れるための修行日記

  • 日々思い出す、亡くなった人たちのこと

    不意に訪れる、亡くなった人たちとの記憶について書いたnote

  • 大学生勉強日記

    日々の勉強日記

  • 気がついたら介護がはじまっていたマガジン

    70代後半になる母と20年振りに暮らし始め、日々の暮らしを綴っていたら、ある日母の転倒をきっかけに、気づいたら介護が始まっていた。 介護のこと、母とのコミュニケーション、そして私自身がどう生きていくかを考えてくマガジンです。

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父の死から30年、父と同い年になった

46歳になった。 ここ数年、自分が何歳になったのかあやふやなときが何度もあって1,2歳間違えていた。今年は改めてちゃんと計算したら46歳。そのときふと、そういえば父が亡くなったのは46歳だったようなと思い出す。計算したら46歳で、もう30年経つのねと母の言葉で月日を認識した。 身構えていた節目が2つあった。1つ目は、亡くなってから16年経ったとき。父と一緒に過ごした月日よりもいない月日が長くなることが悲しかった。2つ目は父を同い年になること。いつか来るこの日がなんだか怖か

    • [stand.fm更新] #02 喪失感に寄り添う曲 米津玄師さん「Azalea」編(「喪失感は、突然に」チャンネル)

      何度も録り直しをしたにも関わらず、曲から感じていることをすべて話しきれていないなぁと、今日Azaleaを聞きながら思った。 もっとも音の盛り上がり、感情の放出は「君がどこか変わってしまっても」の「し」なのに、それを話せていなかった。 喪失感に寄り添う曲はおそらくこれから何回も話すことになるから、以前ブログで書いていたときのように、聞きながら感じたことを言葉にある程度してから録音を始めようと思う。

      • ORIGAMIドリッパーが割れた

        数日前、私の部屋に母が洗い物がないかと入ってきて、自分で持っていくのになぁと渡した後何か落ちた音がしたから、あーこれは絶対ダメだわと母の部屋に入ったら案の定、ORIGAMIドリッパーが割れていた。それもキレイに真っ二つ。破片とか一つも出ないことにびっくり。 以前ならこういうとき、仕方ないとわかりつつも一瞬イラっとなってしまっていたのに全くなかった。母が何度も謝っているから、あーもういいよいいよ。仕方ないよね、陶器(磁器だった)だしいつか割れるものだよね、なんて言葉が出た。

        • Lofree Flowを返品・返金

          突然、充電も有線接続での使用ができなくなった。USB-Cが通電されていないようだ。ケーブルを変えても充電器変えてもダメだったから問い合わせして返品・返金になった。できれば修理か交換してもらいたかったのに、Amazon経由では無理だった。公式サイトから買っていたらできていたのかわからないけれど、だいぶ値下げされたときに買ったから仕方ない。 そろそろLofree Flow Lite届くというのにまさかその前に壊れてしまうとは。比べてみたかったし、仕事場と家で使い分けようと思った

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        記事

          ただただ、目を閉じて聴いていた

          ここ3日ほど、米津玄師の「Azalea」をずっと聴いてる。 電車の中、ふと目を閉じたら、鼻の奥がツーンと来るほどの涙が押し寄せ、夜、真っ暗の中で目を閉じるとじわじわと涙が溢れ号泣する。何も考えずともやってくる。何かを考え始めてしまうと涙はさらに加速するから、すぐにかき消す。 歌詞やドラマの影響だけではなく、美しい旋律・音色。溢れるリフレイン、リフレクション。音の文脈・物語性。体が自然と動いてしまうテンポ。 時々、こういう曲に出会う。目を閉じるとまたやってくるのはわかって

          ただただ、目を閉じて聴いていた

          シュルレアリスム100年映画祭 開催記念 書籍プレゼントキャンペーンに当選した!

          なんと、このポストで書籍をいただいてしまった。 ご連絡のDMを頂いた際に、買い忘れてしまったパンフレットをオンラインで買えるところを伺ったらパンフレット代を入金すれば一緒に送ってくださるとのことでお願いした。 岩波文庫なんていつぶりに手にしただろうか。若い頃、古本で何冊も買ったけれど一度も読めたためしがないのが岩波文庫だったように思う。ってか溶ける魚ってなんやねん、って突っ込んじゃいけないところよね。 なんだかわかる気がしないけど、休みのときにどちらもゆっくり読もうと思う

          シュルレアリスム100年映画祭 開催記念 書籍プレゼントキャンペーンに当選した!

          映画「本心」を観てきたら「VFはいらない」が「VFが少し欲しい」に変わった。やっぱり、亡くなった人たちと喋りたい

          映画「本心」を観てきた。 最初に思ったのは思っていたよりもVF(バーチャルフィギュア)とのやりとりが少なかったなぁと「本心」というよりも「隠し事」と感じた。もちろん、最期の母親の言葉が「本心」であり、主人公が納得した「本心」でもあることは理解できるのだけれど、映画の中でVFになった母親よりも、母親と交流のあった女性とのやりとりが多くて、恋愛要素が主題のように感じてしまった。2時間では足りないんだろうなきっと。 いや、それでもとても良い映画で出演している俳優さんすべて良かっ

          映画「本心」を観てきたら「VFはいらない」が「VFが少し欲しい」に変わった。やっぱり、亡くなった人たちと喋りたい

          [stand.fm更新] #01 自己紹介、私に訪れた死別・離別など(「喪失感は、突然に」チャンネル)

          stand.fmを更新した。 死別や離別によって引き起こされる悲しさ・辛さ・苦しさなど、突然訪れ、コントロールは難しい。グリーフケア・サポートには、わかち合いと呼ばれる自助グループや電話・メール相談、カウンセリングなどあるが、苦しみの最中ではどれもハードルが高い。 グリーフを抱えた方たちそれぞれの環境・タイミングに合わせられるとしたら、その一つが音声配信なのではないかと考えた。 音声配信は、いわば自分語りが主になる。配信者である私がいて、同じような思いをしているであろう

          [stand.fm更新] #01 自己紹介、私に訪れた死別・離別など(「喪失感は、突然に」チャンネル)

          入れたはずのSibarist Boosterがない

          ここに、確かに入れたんだ、Sibarist Boosterを。 OREAで使っていて、Sibarist Boosterを使うとより甘みがでてめちゃくちゃ美味しくなるんだ。 でもない。 ドリップしたあと、フィルタの裏側に張り付いてしまうから慎重に扱っていたはずなのに。しかも高いんだこれ、またすぐに買う気が起きない。でも、これで飲むコーヒーはめちゃ美味しいんだよ。 見当たらなくなってしばらく落ち込んだのだけれど、あまり無くし物に対して落ち込むのは止めることにした。落ち込ん

          入れたはずのSibarist Boosterがない

          [stand.fm更新] #01 自己紹介、音声配信を始める理由など(安室さんのことを好きなだけ喋るチャンネル)

          stand.fmに安室さんチャンネルを更新した。 音声アップ後、AI原稿なるもの作成してくれるというのでお願いしてみた。 FAQをちゃんと読んでいなかった。 「毎月放送時間60分までは無料枠がありますが、無料枠を超えると1分あたり2コインを消費します。」だそうだ。 すでに23分ぐらい使ってしまった。まぁいいか1回目だし。 文脈を要約をしてくれてタイトルをつけてくれるんだけど「音楽とコンビニエンスストアの関係」ってなんやねん。 コンビニでたまたま流れていたSay the

          [stand.fm更新] #01 自己紹介、音声配信を始める理由など(安室さんのことを好きなだけ喋るチャンネル)

          生と死の哲学のレポートを提出した

          生と死を考えるときについてのレポートを書いた。 16歳で父が亡くなってから、生と死についていつも頭の中にあって常に考えていたと思っていたけれど、「死」についてしか考えてこなかった気がする。 「生」生きることについて考えたのはいつだろうかと思い返すと、どうしたらあんな風に強く生きられるのか、そんな人に巡り合い、見続けた結果、自分なりの生き方を自分自身で認められることができたときだったように思う。

          生と死の哲学のレポートを提出した

          stand.fmに2番組作成した

          今週末ぐらいにどちらも音声配信しようとチャンネルとアイコン作った 1つ目は「喪失感は、突然に」 いちおう、屋号を持っていて「knowk」という。デジタルを通したグリーフケアのサービスを発信していく予定。 2つ目は「安室さんのことを好きなだけ喋るチャンネル」 こっちのほうが更新多くなりそう。思い立ったらすぐにiPhoneで録音した配信できそう。 stand.fmに配信したらnoteにもアップしておきたいと思っているのだけれど、アプリで録音・配信したものはダウンロードで

          stand.fmに2番組作成した

          私を楽しませること、深く考えさせることを

          以前サークル(現メンバーシップ)で公開していたマガジンを見ていたら、音声配信もいくつかやっていて、すっかり忘れていた。 仕事帰りすべて聞いてみたら、うっかり笑ってしまうぐらい、ものすごく楽しそうに話していた。 先日配信した音声はもっと落ち着いて話しした気がするなぁと思ってそちらも聞いてみたら、全く同様のテンションで特に好きな話になると声のトーンが上がり早口になる。オタクが好きな話をすると早口になるっていうあれ。 自分の声について、10年ぐらい前に一人カラオケを良くしてい

          私を楽しませること、深く考えさせることを

          光が心地良い

          流山おおたかの森S.Cの映画館に初めて訪れた。照明、光が素敵な場所だった。 Premier Screen 待合室も素敵。 平日だから映画館もショッピングセンター内も人が少なく過ごしやすかった。 映画「本心」を観てきた。想像していたストーリーとやや異なる内容だったけれど、面白かった。感想は改めて書こうと思う。

          光が心地良い

          映画「本心」を見に行く前に、母からもし同じことを言われたらどうするか、答えておきたい

          本も買って昨日から読み始めた。読み始めすぐにそれはやってきた。 電車の中で目にしたこの一文の前後から、本に集中しすぎてしまい、気がついたら乗り過ごしていた。数回電車の扉が開いたことも、なんの音楽を聞いていたかも記憶がなく、乗り過ごしたという出来事と、自由死(自死)の意思を私自身が打ち明けらたような感覚に陥って気持ちが落ち着かなかった。 もし、母に同じことを言われたらと、昨日から考えている。拒否するだろうか。受け入れるだろうか。 この母親と同じ70歳前だったならば拒絶感は

          映画「本心」を見に行く前に、母からもし同じことを言われたらどうするか、答えておきたい

          チーズハットグ食べて胃が痛い

          先日、母がテレビを見ていてあれが(チーズハットグ)食べたい言うから買ってみたものの、半分も食べずに渡されたから私は1.5本分ぐらい食べたら胃が痛くて仕方がない。もう2時間は経っているというのにおさまる気配がない。せっかく咳が治ったと言うのに。 はぁ、胃が痛い

          チーズハットグ食べて胃が痛い