福島第一原発サイトに設置されている東芝製ALPS(Advanced Liquid Processing System)は、世界でも例のない技術システムであり、建設費は、公開されていませんが、経験を基に推定すれば、技術開発費込みで、約1000億円、建設費だけならば、約300億円。
1970年代に運転開始した100万kW級軽水炉の建設費は、約3000億円、2000年頃の136万kW級新型軽水炉は、4000億円、今のEURは、5000億円、表面的には、差があるように見えますが、数字は、直接比較できず、当時の物価指数で補正しなければならず、その結果、差は小さい。