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人生一度きりだから!
都心のマンション価格が異常な高騰。
原因はなに?
マンションのデベロッパー、建設会社の知人に聞くと、工事費の値上がりが一番の原因だという。
100万円/㎡だから80㎡のマンションの工事費はは8000万円!
そこに土地代、デベロッパーの利益を乗せれば1億円は超える!
なんで工事費が上がってる?
以前は中国がマンションやビルの建設ラッシュで鉄骨やら鉄筋の鋼材の値上がりが工事費アップの理由と聞いたけどそうではないらしい。
なんで工事費が上がってるのか。その一因は建設会社の労働条件の変化という。
多くの建設会社の始業時間は8時だったが1日の労働時間の制約のため現場に入る人の減少になっているらしい。
人を守るためのルールが整備されたら価格が上がるというおかしい現象が起きている。
高騰している他の一因としては土地価格の上昇も大きな要素である。
マンションを作ってそれを分譲して利益をだすマンションデベロッパーの数も多く、その会社が土地を探しているわけだからマンションを建設する土地は減少してくる。特に利便性の高い都心のマンション用地は希少化してくる。
都心を歩いていてマンションが建つほど大きな土地はほぼない。
もしかすると土地を探して、購入し建物を建て販売するというビジネスモデルは最早成立しなくなっているのではないかと思う。
用地取得からマンションが完成して代金を回収するまでの時間も12ヶ月以上かかる。
その間資金を借りていれば金利もかかる。その金利を間接的に負担するのは買い手、消費者である。
全ての負担がマンションを購入する国民にかかっているという図はなんともおかしい。
昭和の高度成長期以前、マイホームは高嶺の花だったが令和の今、違った原因で高嶺の花になっている。