政治講座ⅴ2002「シベリア鉄道高速化は金欠で白紙化。他方過剰債務の中国高速鉄道は急成長の影で『幽霊駅』」
国民の生活を犠牲にして面子のために戦争をして金欠。
方や、需要と供給を無視して採算度外視で作った中国の高速鉄道、「帯に短し襷に長し」まったく面子のためにGDPをあげるために過剰投資する中国共産党も呆れたものである。
其のせいで国家財政破綻状態に陥ている。財政の危機的状態も隠蔽されている。真実が暴露された時、多分、暴動がおきて崩壊の危機となるであろう。
今回はそのような報道記事を紹介する。
皇紀2684年11月5日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
【ロシア】戦争でそれどこじゃない「シベリア鉄道高速化」が金欠で完全白紙状態
アサ芸biz の意見
ロシアの極東地域とモスクワを結ぶ、総延長9000㎞超の世界最長の鉄道として知られるシベリア鉄道。途中いくつも分岐して中央アジアや極東地域の重要な大動脈となっているが、実は高速鉄道化計画があるという。
モスクワからカザン、エカテリンブルグ、アスタナ(カザフスタン)、イルクーツク、ウランバートル(モンゴル)を経て、中国の北京まで向かうルートで、その第一段階としてモスクワ―カザンの高速鉄道の23年までの開業が予定されていた。だが、開業はおろか、工事が着工されているという話も聞かない。
「ロシア政府も一度はGOサインを出し、中国側が工事を請け負うことも決まっていましたが、19年にプーチン大統領が計画を白紙に戻してしまったんです」(ロシア事情に詳しいジャーナリスト)
その背景には全区間で2420億ドル(約37兆円)と言われる莫大な建設費がネックになっているようだ。
「しかも、10年ほど前の試算のため、現在だとさらに建設費がかかります。完成すれば鉄道史に残る大偉業でしたが、高収益が望めるとは言い難く英断とも言えます」(同)
この決定に関してはロシア国内では一定の支持を得ているが、一方でモスクワ―カザンの約700㎞の区間だけなら需要があったと指摘する声もある。高速鉄道の停車駅になるはずだったニジノ・ノヴゴロドの人口は、カザンとほぼ同じ約120万人。他の停車駅として予定されていたウラジミールは34万人、チェボクサルも44万人で周辺地域を含めると、ある程度の需要が期待できたからだ。
「白紙撤回した背景には、当時すでにウクライナへの軍事侵攻を計画しており、戦費捻出のためだったと言われています。実際に試算していたシベリア高速鉄道の建設費は、ロシアの今年の国防費のほぼ2倍。工事を始めていたら戦争どころではなかったはずです」(同)
軍事費に国の予算をつぎ込むのであれば、高速鉄道の建設費に回したほうがよっぽど平和的な使い道だと思うが…。
中国高速鉄道、急成長の影で「幽霊駅」出現の衝撃開業後すぐ休止や完成後未使用の駅が各地に
さかい もとみ : 在英ジャーナリスト
2024/08/20 4:30
中国の高速鉄道は過去15年間で、総延長4万kmを超える巨大なネットワークへと成長した。2023年だけでも駅の総数は100以上増加し、現在では高速鉄道の駅は全国2500以上に達している。
しかし、多額の費用をかけて建設されたにもかかわらず、1日の乗客数が100人未満、ひどい場合には10人以下にまで落ち込んでいる駅もある。さらには、建設されたものの列車が全く停車しない「幽霊駅」も存在するという。中国の大規模開発をめぐっては、未完成のまま、あるいは完成したものの放置されたゴーストタウンの存在が報じられることがあるが、高速鉄道でも似たような事態が起きているわけだ。
「幽霊駅」なぜ出現?
こうした「幽霊駅」現象が今、中国で問題となっている。
中国のビジネス紙『中国経営報』によると、中国国内の高速鉄道駅のうち、施設は完成しているものの未使用、もしくはいったん開業したものの閉鎖されている駅が少なくとも26カ所存在するという。主な理由としては、都市から遠く立地が悪い、駅周辺の商業施設や交通インフラの不足、計画段階と比較して旅客数が低迷していることが挙げられている。
「幽霊駅」はなぜ計画され、投資・建設に至ったのか。
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