山田和樹指揮日本フィル(1/17サントリー)。威風堂々1番と揚げひばり(周防亮介vn)は華やかさと静寂の対比。エルガー2番は、1番よりもはるかに緻密で複雑に描き込まれた音の絵巻を、明快な設計で解き明かしつつ、そこに情がこもる。まばゆいが、やがて消えていく光輝を見るようだった。
【掲載情報】JBpressの連載に、山田和樹指揮東京都交響楽団の三善晃「反戦三部作」(5/12東京文化会館)と、ジョナサン・ノット指揮東京交響楽団のR.シュトラウス「エレクトラ」(5/14サントリーホール)について書いています。 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/75384
月刊「東京人」12月号に、指揮者・山田和樹さんとの対談「次にどんな名曲を聴こうか? 日本人作曲家・作品ベストテン」が掲載されました。東京都立大のオープンユニバーシティとして開催された講座の誌面化。楽しい雰囲気が伝わってくる内容です。 https://amzn.to/3U751GY