💿サン=サーンスのオペラ「デジャニール」の発売(4月12日)
2024年4月12日(金)、フランスのPalazzetto Bru Zareより、サン=サーンスのオペラ「デジャニール」が発売されます。
サン=サーンスの最後のオペラともいわれている作品で、なんと今回が世界初録音だそうです。
CD2枚組で、145ページにわたるブックレットあり。日本国内流通仕様の方には解説文・歌詞全訳も付属されています。豪華。
そのティーザーがこちら。
そうなんです。
今回のオペラ(といってもコンサート形式)を指揮しているのが、なんと山田和樹氏。そしてオーケストラは、同氏が芸術監督兼音楽監督を務めるモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団。
というわけで、今回はそのCDに関することをまとめてみます。
Q1. そもそもサン=サーンスのオペラ「デジャニール」とは?
A. サン=サーンス最後のオペラ。全4幕から構成されていて、初演されたのは1911年12月16日、初演の地はなんとモナコでした。
ちなみに、サン=サーンスがこの世を去ったのは1921年12月16日。この作品が初演されてからちょうど10年後のことでした。
さて。
レーベル会社による紹介は、以下のリンク先から閲覧できます。フランス語・英語・イタリア語対応です。
なお、フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France)には、初演当時の装飾などを収めた写真が保管されています。他にもフランスやイタリアなどの各種施設に、当日の様子を伝える資料が収蔵されているようです。
その一部は、以下のリンク先から閲覧することができます。
これらのサイトでは、オペラ「デジャニール」の概要が書かれているのですが……
以下では、日本でのCDの紹介文を引用します。←
Q2. 今回の収録はいつ行われたのか?
A . 2022年10月です!
もともとこのオペラの収録(世界初録音)は、2020年12月、ミュンヘン放送管弦楽団(Munich Radio Orchestra)が行う予定でした。
しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより、コンサートが中止されたことで、レコーディング自体も中止になったようです。
その後、2022年10月に、モンテカルロ・フィルがコンサートを実施。そのときの収録が「世界初録音」となりました。
その時のコンサート情報は、以下のとおりです。
2022年10月16日(日)🇲🇨
山田和樹指揮×モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
"Commémoration Albert Ier"
<曲目>
サン=サーンス: オペラ「デジャニール」(コンサート形式での上演)
<ソリスト・合唱団>
デジャニール:ケイト・アルドリッチ(Mezzo-sop)
ヘラクレス:ジュリアン・ドラン(Tenor)
イオレー:アナイス・コンスタン(Soprano)
フィロクテテス:ジェローム・ブーティリエ(Baritone)
フェニス:アンナ・ダウズリー(Mezzo-sop)
モンテカルロ歌劇場合唱団
※収録あり(Bru Zaneレーベルの“Opéra Français” collectionのひとつ)
収録は10月12日〜16日(リハ・本番の日を含む)に行われました。
その時の様子は、Monaco Info(モナコ公国の国営テレビ局)でも放送されました。
レーベル会社でも、各種SNSなどで情報発信が行われていました。
なお、10月16日(コンサート当日)も、Monaco Infoで放送されました。
以下の映像で視聴できます。
レーベル会社(Palazzetto Bru Zane)のディレクターで、今回の収録を担当したAlexandre DratwickiさんのFacebookには、コンサート当日の写真がアップされています📷
……はっ!!つい色々と紹介してしまいました!!
詳しくは、以下の「くもメモ」(旧twitter)のツリーをご覧ください。
Q3. 今回のオペラ「デジャニール」のCDはどこで購入できるのか?
A. お近くのCDショップ、またはオンラインストアにて予約受付中です。
もしくは各種サブスクなどでも配信が予定されています。
ここではすべて紹介することは難しいので、主要なサイトのみを掲載します。
各種配信サイトの一覧は、以下のリンクからご覧いただけます(Apple Music, Spotify, Amazon Musicなど)
ちなみに…
”Apple Music Classical”では、第4幕の序曲だけが試聴できるようになっていました。もし登録している方がいましたら、ぜひ試聴してみてください。
「山田和樹」で検索🔍→「アーティスト」の「山田和樹 指揮者」をタップ→「最新アルバム」のトップにある「Camille Saint-Saëns: Déjanire」をタップ→「▶️再生」を押すと、自動的に再生されます。
さて次は、CD形態のほう。
以下のリンクは、CD国内流通仕様:日本語の解説ブックレット付きのものを掲載しております。日本語解説ブックレット無しのもの(輸入盤)については、リンク先から選択できるサイトもありますので、そちらでご確認いただければと思います。
↓Amazon
↓HMV
↓タワーレコード
やぁ……楽しみすぎます。
サン=サーンスといえば、今年5月の山田和樹指揮×モンテカルロ・フィルの来日公演のメインプログラムも、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」。こちらも楽しみですね!!
まとめた「くもノート」はこちらから↓
そんなこんなですが。
これをまとめていた日は3/19。「ミュージックの日」でもあるそう。
その日に、ニューヨーク・フィルの2024-2025シーズンプログラムが発表されました。その中に、山田和樹先生のお名前が。
すごすぎる……
ということで後日、アメリカの5大オーケストラとの共演の記録をnoteにもまとめたいと思います!(宿題)
のんびりとお待ちいただければ幸いです🙏
待てないぞ!!という方は、以下の「くもメモ」(速報版)のほうでご覧ください💦
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