そういえばわたし そうとう強い親ロシア感情があるようで いまのわたしになるまでに 長い長い修行時代を経ているが 個人的に何年も付き添ってくれて 一対一で教えてくれた先生が ロシア人だったのだ といってぜんぶ夢のなかでの出来事なので ロシア語は話せないままだが 親ロシア感情は残った

世には幾多の導師がいれど、死ほど優れた導き手はいないだろう。人は死を前に厳粛に、そして真剣になる。確実に訪れる人生の終焉。そのことを思うと人は真摯に考えざるを得ないのだ。いくら思索を深めても、死から逃れることはできないが、この刹那に、死の瞬間に「これでよき」と言えるかもしれない。