ほとけさまのおしえ「師走」
今更ですが十二月のことを「師走」(しわす)と言うそうです。
教師も走るくらい世の中が「忙しくなる」というところから来ていると習ったことがあります。
ということは、「教師はゆったりしている人の代名詞」だったのでしょう。
昨今の教師や医師は、「年中」師走のような毎日を送られているのではないでしょうか?
世の中には「師」とつく職業が数多くあります。
先ほどの教師や医師もそうですが、他にも「薬剤師、看護師、助産師、保健師、臨床検査技師、理美容師、鍼灸師、調教師、調理師」など多岐にわたります。
それぞれ「専門的な知識や技能」を持って、人々を教え導くという意味合いもあるのでしょう。
そういう私もお葬式では「導師」と呼ばれたりします。
「極楽浄土」へと導き、行うべき道を「指し示す人」という意味なのでしょう。
でも私はむしろ、お亡くなりになられた方に「導いていただいている」ように感じております。
つまり師と付くような職業や立場の人は、逆に言えば「一番深く学べる人」でもあるわけです。
師という立場に「慢心」を持つことなく、「謙虚に学んでいく心持ち」で残り少ない師走を過ごしたいと思っております。
そして学んだこと、感じたことをそのままこのnoteで皆さんにお知らせできれば嬉しいのです。
☆今日の一句☆
師となるも
走らず慌てず
学びゆく
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