極秘捜査@アマプラ
富豪の1人娘が学校帰りに行方不明になる。犯人からは何の連絡もない。警察が極秘捜査することになる。
懊悩する女親は若いキム導師(ユ・ヘジン)の元に赴き、子供が生きているという託宣を得る。さらにはコン刑事(キム・ユンソク)に相談しろとアドバイスされる。かくして、この怪しげな占い師と落ちこぼれ刑事が反目し合いながら誘拐犯を追うことになる。ひねりの効いたバディ物である。
展開が早い。女の子が誘拐されるまで冒頭の5分ほどだ。よくある韓国映画の陰惨ストーリーとは異なり、組織内の反目がもっぱら主題となる。警察組織は言わずもがな、キム導師にしても拝金主義の師匠と馬が合わない。
多少なりとドキドキさせられるが、概して牧歌的な感じで安心して見ていられる。ようやく犯人が判明すると、何てことはない親思いの好青年だった。てか実話か、コレ!と最後にエンドロールで驚かされる。
「共犯がいる」という占い師の予言が回収されないまま終わるので、ヘンだと思っていた。現実には、この女の子が半年後にまた誘拐されたそうだ。やはり共犯者がいたのだ。2人はまたしても協力として4日が解決。面白すぎる。なんで本作のストーリーに盛り込まなかったんだろう。