奥村隆『他者といる技法』P26より引用 インク: パイロット iroshizuku 月夜
すぐに予想がつくことだが、この「透明に」ということはたいへん難しいことであるように思う。ある技法について考え始めたとき、ほとんどの場合、すばらしさと苦しみのどちらかがより強く感じられ、この技法はすばらしいとか、この技法は苦しいといった構えができてしまう。 奥村隆『他者といる技法』
たとえば、「エス」や「無意識」と呼ばれるものが私の「こころ」のなかにあり、 その「力」が私を動かしていることを知ることで、 なにかがわかり、 解決される可能性は確かにある 奥村隆『他者といる技法』
だから、こうした「理想」は、かえってこの人々を苦しめてしまうことになるかもしれない。この人々は、私の中にある「悪」と(それと裏表の喜びや利益を含めて)つきあうこと、微妙な違和に向き合うことをつづけていかなければならないのだ。 奥村隆『他者といる技法』