【感想】鹿男あをによし 鹿島神宮はいい所だ。鹿はいるし、刀を祀り、鎮守の森も、さざれ石もある。そこから来た男なら運び人に適している。神話を織り込んだファンタジーだが、辻褄が合い面白く、美しい鹿は想像できた。間違いなく月夜に映える。弱々しい小川がイトの為に願いを使うのが男らしい。
翻訳作業中に、出てきた言葉を検索していたら、時々その言葉の意味とは全く無関係の解説が載っている事がたまにあるけど、その無関係の解説内容が余りにも今の時代の核心をついていてドキッとする。