English follows (just for the introduction part)
英国人は、クリスマスのあのお方のことを「ファザー・クリスマス」と呼ぶ。ケルト文化由来の妖精で、サンタクロースとは本来別の存在らしい。
赤い服のサンタクロース(由来:聖ニコラウス)は1940年代にコカ・コーラ社が世界中で流行らせたというのは有名な話だが、いまや人種と文化の坩堝であるメトロポリタン・ロンドンでも、その名を讃える数々のクリスマスソングとともに、アメリカから逆輸入され
a fig-scented dream
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夜のうちに雨が降り、庭の石畳の上にしっとりと濡れた落ち葉が降り積もった今朝。玄関を開けたら「あれっ、今日はイチジクの匂いが強い」と感じた。
庭にはイチジクの木が5本もあって、たくさん青い実をつける。でも、普段はこんなに香らない。
「冬になるとこれ以上熟さないから、そろそろ青い実もジャムに」と、いくつか大きめのものを昨日収穫したからかな。その傷口から滲み出た精油が、湿気に乗って庭に立ち込めているのだろうか?
その香りが身にまとわりついて、
Gillie and Marc
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キングストンはうちからバスで20分。おしゃれっぽさには欠けるけど、ちいさな街に主要なデパートや路面店が揃っていて、おいしい軽食屋も多いので、時々買い物に重宝している。
今月になって、ハイストリートの周辺にあたらしい路面展示が設置されているのを見つけた。リアルな動物と、擬人化したウサギとイヌの組み合わせは、一眼見てわかる、 Gillie & Marc の作品。
可愛くてどっしりしているブロンズ像は野生動物の保護を訴求するもの。気軽に触れたり
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先日旧友が出張ついでに会いに来てくれて、共通の友達に送るための写真を一緒に撮ったら、自分の笑顔が朝青龍っぽくて「ぎゃっ」と思った。
引っ越してこのかた、庭の果物を生かそうと思ったことをきっかけにお菓子作りに目覚めてしまって、たてつづけに作っていたからな・・・しばらく砂糖と小麦を減らすように意識するけど、備忘録までに、うまく作れるようになった二つを紹介したい。
Pastéis de Nata
日本では「エッグ・タルト」っていう?発祥の地
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この時期4時すぎには日が落ちる。
夕食前にブッシーパークに散歩に行くと、
自転車を飛ばす子らの影が、金色の野原に眩しく揺れる
立派なツノの男鹿が太い雄叫びを上げ、
彼の群れが一斉に応える
首の長い鳥たちは森へ帰っていく。
空高くにいくつものVを描いて
そしてわたしの脳内では
この曲が流れはじめる。
In this season, the sun dips below the horizon a little after 4 p.m
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ロンドンのハロウィンは、アメリカほどではないけど、仮装した子供が飾り付けた家を巡って「Trick or Treat」をするのが中心だ。
前に住んでいたエリアでは、たまたま近くに凝った演出をする豪邸通りがあって、そこで楽しい思いをした娘は「今年もハロウィンしたい」とだいぶ前から言っていた。
が、うちの近所はあまり盛り上がってないし、こちらの学校で仲良くなったお友達もハロウィンはしたことがないというので、1週間前くらいに家の近くの史跡のストロ
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英国が冬時間に切り替わる、10月27日。例年急に夜が長くなり冬が来た気がするものだけど、今年は抜けるような青空のあたたかい1日だった。
娘(7歳)の友達母娘と、プレイデートでハンプトン・コート・パレスに行ったら、同様に陽気に誘い出された人たちで賑わっていた。
よく散歩に行くブッシー・パークは実はこの宮殿の裏庭(裏山?裏草原?)みたいなものなのだが、なにしろでっかいので宮殿まで歩くと最短で40分もかかる。バスだと、Door to door