マガジンのカバー画像

わたしとnote

46
noteや文章との向き合い方について書いていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

記事を「論理的」にするために使っている、自作のフォーマットを紹介します。

記事を「論理的」にするために使っている、自作のフォーマットを紹介します。

プロフィールにあるように、私は「論理的に書くこと」を大切にして、いつも記事を書いています。

もしも記事の内容自体に共感はできなくとも、言っている意味は分かる。理論は理解できる。分かりやすく書かれている。

そのような記事を目指しています。

さて、そんな私の記事の書き方ですが、二種類あります。

一つは、自分の思っていることをツラツラと書き連ねる方法。

そしてもう一つが、今回紹介する「自作のフ

もっとみる
メンバーシップを1ヶ月続けて感じた「こんなハズじゃなかった」こと。

メンバーシップを1ヶ月続けて感じた「こんなハズじゃなかった」こと。

7月14日にメンバーシップを開始して、約1ヶ月が経ちました。

私のワガママのようなメンバーシップではありますが、それでも想像以上の方に加入していただけたこと、とても嬉しいです。

メンバーになってくださった方、検討してくださった方、記事を読んでくださった方、本当にありがとうございます。

始めてみた感想としては、とても良いです。
少人数の人にだけ公開する世界をあえて作ったことで、発信内容の幅がか

もっとみる
本を書きます。

本を書きます。

noteを始めてもうすぐ1年が経ちます。

そんな中、最初から今日までずっと、プロフィールに入れ続けていた一文があります。

目標は「本を書くこと」

ただ、踏ん切りが付かなくて、これまで何もせずにいました。

「時間ないし」とか、
「どうせ続けられないだろう」とか、
「誰にも読まれなさそう」とか、

そんな言い訳に頭を撫でてもらいながら、毎日眠りに就きました。

でもメンバーシップ開設をキッカケ

もっとみる
比喩としての「複利」に対する違和感を言語化する

比喩としての「複利」に対する違和感を言語化する

「努力は "複利" で効いてくる」

本を読んでいると、この手の表現をよく見掛けます。

何が言いたいのかといえば、
「最初はわずかな成長しか実感できなくても、後々、加速度的に成長する」
「だから、信じて努力を続けてさえいればいいのだ」
ということで、なるほどこれは確かに、ビジネス書や自己啓発書と相性の良い提言です。

でも、うーむ…
それって本当かな?

今回は、私がこの表現に対していつも抱いて

もっとみる
「お役に立てないメンバーシップ」を作った理由を、お伝えします。

「お役に立てないメンバーシップ」を作った理由を、お伝えします。

今回、メンバーシップを作りました。

名前は「みどり色のしおり」です。

日常、思考、そして新しい挑戦にしおりを挟んで、残しておく。
そんな想いを込めています。

最初にお伝えしたいことがあります。

「入らないと損する」ようなメンバーシップにはしておりません。

そのため「絶対に入ってもらいたい」という気持ちではなく、
むしろ「誰も集まらなくても続けられる」ことを重視しました。

気になってくれ

もっとみる
「疲れた」とか言ってないで、どうするか考えるぞ。

「疲れた」とか言ってないで、どうするか考えるぞ。

昨日は失礼いたしました。

自分で決めて毎日更新をして、読んでくれる人もたくさんいて。
それで「毎日更新がキッツい」とはどの口が言うのかと、
一晩明けた今、思います。

贅沢な悩み。

それでも温かいスキやコメントをくださった方、ありがとうございました。

さて、気持ちを切り替えまして、どうするか考えましょうか。

粛々とやっていきます。
よろしくお願いします。

何に疲れてんの?まずは原因分析を

もっとみる
「文章術を学ぶこと」の、危うさの話

「文章術を学ぶこと」の、危うさの話

これまで「文章術」に関する本を、複数読んできました。

「そんなに読んで意味あるの?」

という疑問もあるとは思いますが、主に「やってはいけない書き方」をしっかりと回避できるようになった点で、意味があったと思っています。

ただ一方で、学び続けているうちに、文章術を学ぶこと自体に対して「危うさ」を感じるようにもなりました。

今日はそんなお話を一つ。
それでは最後までよろしくお願いします。

文章

もっとみる
私の産み落とした文章たちが、私の首を緩く絞めるのなら。

私の産み落とした文章たちが、私の首を緩く絞めるのなら。

Xを開く。

とあるポストが目に入る。

有名人の意見表明に対して、誰かがスクリーンショットの画像付きでリポストしたものだ。

「あれ?前に言ってたのと違いますよね?」

確かに3年前、つぶやきの中でその人は、真逆のことを言っていた。

有名人の意見が大衆を敵に回す内容だったこともあって、この指摘ツイートは大きく話題を呼んだ。
指摘は最初の意見表明よりも、広く拡散されていった。

多くの人が、非難

もっとみる
4種のプロフィールを作ってみた

4種のプロフィールを作ってみた

以前、「肩書き」に関する記事を書きました。

たくさんの人に読んでいただきありがたい限りです。

記事の内容を搔い摘んで箇条書きにすると、

というのが私の主張です。

今回は、記事の種類によって使い分けられるように、
「読書好き」「父親」「薬剤師」「noteクリエイター」という私の4つの肩書きについて、それぞれプロフィールを作成してみました。

それではよろしくお願いします。

現在のプロフィー

もっとみる
【ライラン完走】66日間を振り返っての分析

【ライラン完走】66日間を振り返っての分析

66日ライティング×ランニングを走り切りました。

もともと毎日投稿の習慣はそれなりに身に付いていたので、最後まで食らいつける自信はあったのですが、終わってみると結構苦戦したな、と。

途中の体調不良で、下書きのストックを全ロストしたのが痛手でしたね。

でもいざ終わってみると、やはりと言うか。
先に走り終えた諸先輩方の例に漏れず、淡々としたもので。

「よし、終わったから分析、はじめっか」ぐらい

もっとみる
どうしてこの人、note辞めちゃったんだろう。

どうしてこの人、note辞めちゃったんだろう。

あるときnoteの街で見つけた、2000もスキが付いているステキな記事。

わぁ、良い文章だな。
どんな人が書いているのかな。

とプロフィールを見に行くと、最終更新は2年前。

またあるときKindleで「noteの楽しい続け方」に関する本を読んで、うんうんと頷いて。

嬉々として著者のもとに駆け付けると、その人が続けていたのはTwitterだけで、noteはとっくの昔に更新しなくなっていた。

もっとみる
「片田舎ノートマンダラ」を作ってみたものの。

「片田舎ノートマンダラ」を作ってみたものの。

以前、「ノートマンダラ」を作って記事にしました。

この取り組み、記事を書く上でのアイデア帳になって良い感じです。
(64記事のうち12記事を書き終わっています)

さて、ノートマンダラでは以下の8つの大項目を作成しました。

「読書」「note」「文章」「育児」
「ことば」「遊び」「教養」「仕事」

どれも私の特徴や、当時の興味関心を表した単語です。

ただ、実はもう一つ、このノートマンダラでは

もっとみる
これは「重苦しい記事ばかり書く自分」への往復ビンタ。

これは「重苦しい記事ばかり書く自分」への往復ビンタ。

あの日に体調を崩して記事のストックを全て失って以来、自転車操業の状況が続いています。

ここ最近の私は、夜な夜なパソコンを開いて、「その日に書けそうなこと」を書いて、すぐ記事をアップロードしていて。

昨日も26時にようやく書き上げた記事を、推敲もそこそこにノータイムで投稿しました。

そして気が付きました。

「ああ、最近、重苦しい記事ばっかりだな…」

今回の記事は「重苦しい記事ばかり書く自分

もっとみる
「使ったことのない言葉」を文章に取り入れよう

「使ったことのない言葉」を文章に取り入れよう

皆さんは「尾籠」という言葉を知っていますか?

ビロウ、と読みます。

私はこの言葉を、2年前に『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』という本を読んで初めて知りました。

「尾籠な」とは、「下品な」といった意味です。

辞書で調べながら、当時の私はこう思ったものです。

「いや、 ”下品な” って書けばいいじゃん」と。

何でわざわざ伝わりにくい表現を選ぶんだろう。
読む側に負担を掛けてまで

もっとみる