#LEICA
『羅生門』と記憶から消去されずに残る映像
高校生の時に授業でやったこのなんとも理屈っぽい短編は、しかし、さらりと話の筋だけ拾うような感じで終わっていき、しかし、その後に、自分なりにこの話の軸に沿ったお話をちょいと書いてしまうほどには影響を受けていたのだった。
悪いことをしていた輩に悪いことをしても赦される、という理屈は、その前提として、生きるために、という言い分がついていたとしても、「ならさ、その生きるために悪いことをした人へ、自分も
LightPix Labs「FlashQ Q20II」気軽に持ち運べる光。
以前MOJAMOJAさんの記事で知ったストロボ、LightPix Labs「FlashQ Q20II」を、けっこう前に自分も手に入れていました。このフィルムカメラで街を撮り歩いた記事がかなり刺激になり、間をおかずに一台購入したのでした。
このフラッシュのポイントは
〇メーカーに合わせたものではないため、TTL機能はなくマニュアル発光。
〇つまりは、どのメーカーの機材でも使える。
〇コマンダーとフ
映画は1人で観に行く。写真は1人で撮りに行く。
渋谷は映画の街。僕にとってはそうだった。あとは音楽の街か。でも、いちばんは映画を観るために降りる駅だった。シネマライズ、ユーロスペース、イメージフォーラム。単館系の映画館は、僕に新しい世界を教えてくれた。
中学生だったか、高校生か。当時夜ラジオをつけっぱなしで寝ていたのだけれど、週末の、でも学校に行かねばならない土曜の早朝、アジアの文化を教えてくれる番組から、イランの映画がとても素敵だ、という
記憶のための適正露出
見たままを写しとることから写真、とはよく言ったな、と思う。しかしphotographの意味合いとはだいぶ違っていて、見たままを写すことが何も正しいというわけではない。みな淡く儚い感じにしていたり、ノスタルジックにしていたりする。それは色や明暗が、見る人の気持ちを揺さぶるようにできているということで、単にきれいな花ですよ、と見たままを報告しているのではない。
レストランの小さな会場を借りてはじ
開放バカ。レンズの個性と自身について
絞りを絞る、と言うことはそのレンズの持つ個性を無くすということだ。せっかく明るいレンズを持っているのだから、その滲みとかハロとか、そう言うものを楽しみたいと思う。
プロとなればそうはいかないだろう。きっちり写さないといけない。が、僕のようなサンデーカメラマンの場合、レンズの個性に振り回されるのもいい。
今回はそんな話を書こうと思う。ろくに歴史を知らない人間の、身勝手な戯言ではありますが、お付
【100枚超】これまで使ってきたカメラの羅列とその写真(2024.3月10日更新)
どのくらいのカメラを触ってきたのか、レンズはどんなのを使ってきたのか、その忘備として、カメラ、レンズを羅列するだけの記事です。
ミノルタα7000 父親が持っていたカメラ。発売年から察するに兄が小学校に入って運動会などを撮るために買ったと思われる。それ以前の写真は、謎にプラスチックな、フォーカスも目測なカメラが家にあったので、それで撮っていたんだろう。
大学に行くと、写真学科の先輩や同輩がマ
ライカで撮った写真で年賀状を作ったらなかなかどうしてきれいなプリントだった、という話
写真はプリントしてこそ、だと思いつつ、なかなかそんないとまも作る事なく。
これ、あるあるだと思うのだけど、長子の写真はけっこうあるんだけど、2番目の子は写真が思いのほか少ない、ということ、ありませんか。
次男のプリントが少ないんですね。こりゃいかん。と。お兄ちゃんの方は、A4サイズでプリントもして飾ってるのだけど、それはまた、x100fのデシダルズームとアクロスモードで撮影したのが思いのほか良
朝のフォトサイクリングは良い
地元を走ると、平地が少ないということを実感する。なんとなれば激坂だ。だから近所で気軽なポタリングをしようものなら、そのルートはとうしても限られてしまう。
それでも、海まで出られるルートはいくつかあるし、時間がとれるならそのルートを走ることもあるのだけれどそれも結構食傷気味。
となれば、車に折り畳み自転車積んで、手頃な場所に駐車して、気になる場所を自転車で走るのが良い。
ロードでも出来なくは
マグニファイヤー比較 等倍ファインダーを目指して
ライカのファインダー初体験はM3で、さほど意識してなかったが、このファインダーがかなり面白い、すなわち両目をあけて右目で覗き込めば、ブライトフレームが浮き出るように見える、とどこかで聞いて、果たして試してみればああ、なるほど、こう言うことだったのか、と妙に納得したものだった。
しかるに、ライカM3のそれは、完全なる等倍ではない。だから右目と左目の境に確かなズレが生じていることを確認する。そんな
桜の季節に思う写真旅
我が家のすぐ近くに桜の名所があるため、朝早く出て行き、撮影する。すると朝の6時前、ちょうど空が明るくなってきた頃にはもう自分と同じような人がいて、絶好のポイントをうまくゲットできないでいる。
桜並木できれいなところが駐車場になっていて、車のない状態は朝くらいしかない。が、先に来られている方がこれまた絶妙な位置に駐車していたりしてアングルが限られてしまう。
昨日休日出勤の代休で、さすがに平日
朝撮る?夕撮る?昼撮る?夜撮る?
断然朝なんですが。
独身のころは惰眠を貪って、なんなら起きれずに昼過ぎまでぼーっとしていたりする休日、そりゃ平日は朝は7時過ぎ、夜は9時まで職場にいる日々だとそうもなる。
が、家庭を持つと自分の時間というのはどこかを犠牲にして搾り出さなくてはならない。要は睡眠時間だね。
昼間はやっぱり子供といたいし、夕方も同様。夜は時々撮影に出かけたりするけど、それも子供が寝た頃だから遅くなる。
半径500メートルの撮影旅
撮影のために遠くへ行くことはあまりない。それこそ日帰りできるような県内のスポットを撮りにいくなんてこともしない。わりと昔からそうで、時間に自由のきいた独身のころでも、カメラを持って行く場所は限られていた。今思えばちょっともったいなかった。
万事がそんな感じで、日常の生活圏を飛び出すことを面倒に思うきらいがある。県北にあるネモフィラと太平洋の景色を撮りに、とか、巨大な人形と練り歩く祭を撮りにと
旅にカメラ一台とレンズ一本ができない
壊れたらどうすんの?
広角とか望遠が欲しくなったら?
明るさと解像度、どっち取るとか選べというの?
どうせカメラバッグ持って行くんだから入れるだけ入れたらええやん?
ライカレンズつけて銀座ライカ店に顔を出してみたい、ドヤ!ってやってみたいんや!
最後のは、ただの小者であるからして聞き流してもらえればと思うが、福岡のライカショップで田舎から出てきた小汚い人扱いを、かなーりオブラートに包まれた状態