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犯人は低血圧

先日から、漢方薬 (煎じ薬) を飲んでいる。


2 日目以降は慣れたのか、多少飲みやすくなった。
しかし飲む前に憂鬱な気分になるのは変らない。
そして効果はかなり感じている!


漢方を処方してもらうときはかなり色々なことを訊かれる。
私は慢性鼻炎的なもので今回病院にかかったのだが、鼻や耳だけの症状を聞くのではなく、脈や血圧、舌を見るのが漢方の特徴らしい。


私は低血圧である。
上下平均が 85/55 mmHg というところか。
たまに上が 70 mmHg さえいかない時もある。
健康診断で何回測ってもらっても変らなかったので、 そのまま記録してもらった。

そして漢方薬を処方してもらったときも上は 78 mmHg だった。
さすがに 80 台はいくと思っていたので、少しビックリした。


親知らずを抜くときも、事前に血圧を測ったら低すぎたらしく、「ちょっとこれじゃ抜けないかも…… 今まで低血圧で通院したことあります?」 と訊かれ、「ない」 と答えたらこれがこの人のデフォルトなのか、と判断されたらしく、そのまま抜いてもらえた。


「(高血圧に対して) 低血圧は長生き体質だからあまり問題視されない」

という話を聞いたことがあるだろうか。
なるほどこれは事実で、今まで医者に私の血圧が知れるところになっても、先に述べたとおり 「改善しましょう」 などと言われたことはない。

しかし、↓ のページを見たらめちゃくちゃ当てはまっているではないか。
私の体調不良はすべて低血圧が原因なのかと思うくらいだ。


何でこんなにみんなと同じようにできないのか (週 5 で学校や会社に行くのがつらすぎる)、昔から不思議だったがこれではないのか。

パートナーもピンピンして見えるのだ。
私ほど通院している人 (それでいて特に大した病気があるわけではない) も会社にいない気がする。
私より年上の人がそこそこいるにも関わらずだ。


低血圧が原因かは不明だが、私は昔から 「しょっぱいもの」 が大好きである。




風邪で学校を休んでいるとき、母親に 「何が食べたい?」 と訊かれたら、「おでんのつゆ!」 と答えていたくらいである。

今考えたらもっと用意しやすいもの頼めよ、という気がするが、飲みたかったのだから仕方ない。今はコンビニですぐに買ってこられるから便利な時代になったが、当時はギリ売っていたか売っていないかだったと思う。

しかしこれには落とし穴があった。
私の母親は料理がうまくないのである。
そもそも 「だし」 の概念が抜け落ちている。

うちには 「にんべんのつゆ」 が常備してあったが、風邪のときは大体これを使っておじやを作ってくれた。


にんべんのつゆはおいしい。だしもしっかり入っているし。
おでんのつゆと似た系統の味だから、もちろん 「おじや」 もリクエストしていた。

しかしにんべんのつゆを切らしていたときもあったようである。
見た目だけはソックリだけど、いつもと違う、なんか刺さるような辛辣な味のおじやが出てくるときがあった。

何だこれは、欲しいものと違う。前回と同じものが出てこない。

後で知ったのだがしょうゆとみりんだけで味付けしていたらしい。
そりゃー辛辣な味になるわ。

そういや家には 「ほんだし」 的な 「だしの素」 が置いてあった記憶がない。もちろんかつおや昆布でも取っていない。味噌はだし入りのものを買っていたようだが、たまに 「?」 みたいな味のときがあったのは、きっとだしが入っていないみそをそのまま湯に溶いただけだったのだろう。

確か母親は結婚前に 「花嫁学校」 的なところに行ったようなことを言っていた。それなら 「だし」 はいちばん最初に伝授されたはずだと思うのだが…… (憶測)。休みでもしたのだろうか。


そして私は濃口醤油ではなく、白醤油の味が大好きなのである。

だから 「おでんのつゆ」 も、むしろセブンとかで売っているものの方が歓迎だ。S & B の 「おでんの素」 が家にあったように思うが、そっちではないのだ。

しかも理想を言うなら 「グズグズになった大根が溶け込んでいるおでんのつゆ」 だったのだ。
要求多すぎて我ながら嫌だなあ。おとなしく 「アイス」 とかにして欲しい。
もちろんアイスもねだっていたが。


だから多分、私が 「おいしいもの」 に執着するのは、この 「母親の料理がおいしくない」 に由来していると思っているのである。
母親は 「食に興味ない」 と言ってはばからない。
そりゃー何も期待できないのである。

そのせいか、小学校高学年くらいから 「自分の好きなように」 作ることをちょいちょい覚えた。
(とんかつが出る → カツ丼にする、とか)

余計な洗い物が出るからと母親からは嫌がられたが (^^;)




塩ってすごくおいしいと思っているし、麺類のつゆも飲み干していた (最近はしていない)。

無塩ナッツや無塩トマトジュースとか 「いやむしろ塩は振って欲しい」 と思っているし、加塩トマジューも塩が薄いのでさらに塩を振る。
大体の炊き込みご飯のレシピは塩分少なすぎに感じる。
間違って減塩のインスタント味噌汁を買ってしまって、職場でそれに気付いたらもうどうしようもないのでヘコむ。

レストランで 「塩が欲しい!」 と思うときも多々あるし、海外の食事は塩が足りないことが多いので (タイは別)、「マイソルト」 が欠かせない。特に台湾は何もかも味が薄くて驚いた。
日本人は塩分摂りすぎかもしれない。


しかし、こんなに長年塩分を摂取していても低血圧が治らない。

ただただ 「むくむ」 ばかりであったようである。


塩分を摂るせいか分らないが、私は水も大好きである。
中学の頃はよく塩水を 「ウマウマ (^^)」 と思って飲んでいたし、今でもレストランに行ったら水を 3 杯くらいは飲んでしまう。
おかわりに来てもらえない (または自分で頼めない) 場合はパートナーの水を分けてもらう (彼はほとんど飲まない)。

とにかく沢山水分を摂るせいか 「舌の状態」 はもちろん下記であった。


多分、舌が長いのも原因だと思うけれど、クッキリ歯型が舌に付いている。
多分、「水毒」 というものになっているのだろう。


数年前から目眩がすごい。階段を昇り降りするときもフッと意識が遠くなるので、危険だと思っていた。
これは低血圧ゆえの 「立ちくらみ」 のせいもあるかとは思うが、水毒でも同じ症状が出るとは。

あと、私は 「香りのついた緑茶」 が大好きらしく、夏は毎日ジャスミンティーを 1 リットルくらい飲んでしまう。

↑ これを毎日水出しで淹れる。


最近は北海道で飲んだ 「ラベンダー緑茶」 がたいへん気に入ってしまって、この辺ではどこに売っているのか分らなくて困っていたら、Amazon で売っていたので買ってしまった。

3 日に 2 本くらい飲んでいる気がする。
毎月頼む定期おトク便は今までなかったのに、これは 「1 ヶ月に 1 回」 にしてしまった。
たくさんあって幸せだ。


夏は 「キュウリばっかり」 食べたくなるのも、スイカをまるまる 1 玉買い込んでしまうのも、私の生活スタイルには合っていたのだろう。どちらも体の余分な水分を排出するのだ。
また、私は生姜やミョウガ、シソやごまなどの薬味が大好きなのである。

夏はこれらが安く出回るので、水分取りすぎの私もうまく回せているのだろう。
が、冬は違う……。

だから冬になった途端、体調を崩すのではないか。
瑞々しいフルーツも出回らないしぃ。根菜もそんなに好きじゃないのでテンションが上がらない。ブリには大いに期待するけれども。

市田柿 (干し柿) は好きだけれど、普通の生柿はちょっとヌメヌメ感が苦手だ。
カニは何でこんなものを欲しがったのだろう。

ミカンだけはこんな寒い時期に自然栽培でジューシーな実をつけるから本当に不思議 & 大好きなのだけれど、食べすぎで肌が黄色くなる気がするし、歯にもあまり良くないので最近は控えめにするように心がけている。

あ、リンゴもえらい。でもみかんのジューシーさが好きだ。
包丁がいらない便利さもいい。


と、こんな感じで野放図に水分を摂取してしまう。




「キリンの血圧は他の動物の 2 倍」 あるらしい。


つまりこれ、「背が高いと高い血圧が必要」 と捉えてよいのだろうか。

私は女性としては背が高い方だ (170cm 弱)。なのに心臓が普通サイズ (サイズの問題ではないのかもしれないが) なのではないか。
だから心臓というポンプが体に対して弱いのでは?

また、私は 1 日中立ったり座ったりしているのがしんどいため、よく寝っ転がっている (これなら心臓にも負担がかからない気がするし)。
実はテレワークの仕事も寝っ転がりながらやっている。
数年患っている坐骨神経痛がひどくなるので、長時間座れないのだ。
また、下肢静脈瘤の傾向もあるため、立ちっぱなしもつらい。

ハンドメイド作業するときはさすがに作業机でおこなっていたけれど、それが原因で坐骨神経痛が悪化することも多々あった。

そのせい (基本寝っ転がってる) かどうかは分らないが、大人になっても微妙に身長が伸びた気がするのだ。20 歳の頃と比較して 1.5cm は伸びているように思う。
重力に逆らう時間が短いのではないか。しかしその分背筋や腹筋は弱っているかもしれない。

パートナーの部屋は和室なのだが、彼は起きたら布団をあげて夜中まで基本的に立っている。
寝っ転がるとすぐ寝てしまうからだそうだ。


この 「人が普通にしていることができない」 というのが地味に悲しい。

低血圧でよく言われるように 「朝起きられない」 ということはないのだけれど (なんせ 5 時台に起きて通勤していたし)、みんな私ほど休まないし通院もしない。どうなってるんだ!?
私も私で会社休んでまで通院しても、大学病院に行ってさえ 「何でしょうねぇ~? まぁ悪性ではないでしょう」 みたいな感じで会計 10,000 円くらい払って帰ってくる……。

そりゃー何もないに越したことはないけれど、「じゃーこの体調不良や腫れてるリンパは何なんだ!( ⊙⊙)」 とは思ってしまう。

西洋医学に限界を感じる瞬間ではあるが、明らかに私より賢く、6 年間は医学およびその専門分野について学び、現役の医師として活躍している人にケチをつける訳にもいかない。自分ではもっとどうしようもないんだし。


つい先日、1.5 日間くらい高熱に苦しんだのだが、これがどうもリンパの腫れ由来なのじゃないかと思っている (コロナではなかった)。

3 週間前くらいから首にリンパの腫れを感じていたが、前述のとおり大学病院まで紹介されて 「何ですかねー」 反応だったのでもう病院行きたくなくて放置していた (ただ、前回は痛みがなかった気がする)。

それが発熱する前すごく増えた上にパンパンになって 「顔の輪郭変形してるよね?」 状態だった。首を回したりすると首が痛い。

なぜだ……。最近は浴槽に浸かってリンパ マッサージもしているつもりだったのに……。
↑ 極端な寝不足 (睡眠時間 3 時間) が原因だと思う。


思いつくままにダラダラ書いてしまったが、元凶は低血圧だと思うのだ。私の場合は体質だと思うのだけれど、もしかしたら漢方でならこの体質を変えられるのでは!? と思っているのだ。
アトピーさえ治ったという人の記事を見たから。

↑ ちょっと今見付けられないのだが、ご本人のアトピーが漢方で治ったことにより漢方薬局を開いているという背景だったので、信憑性があるのかなと思った。
見付けられたら編集予定。確か大阪にある漢方薬局だった。


漢方はとにかく 「この症状ならこれ!」 というように出すものではないらしい。もちろんそれがドンピシャで効くこともあるだろうが、「同じ症状なのに全然違う漢方薬」 が処方されることもあるし、「全然違う症状なのに同じ漢方薬」 が処方されることもあるらしい。

機械もそうだけれど、長年使っているとあちこちにガタが出てくる。外的なものは 「ここだけ直せば OK」 というものもあるかもしれないが、「いつも同じ箇所が壊れる」 とか 「慢性化している」 のなら、ほかの箇所も疑ってみるのは当然のことと思う。

人間は複雑な組織を持つ機械でもあると思う。構成物が異なるだけで。
色んな面から考察して、「その元凶はこれ!」 と、症状を訴えていないところにまで深入りしてくれるのが漢方かなぁと思う。

西洋医学にも大変助けられているが、専門がそれぞれ異なるため、「腎臓の病気の原因が喉に!」 なんてのを発見するのは結構奇跡的なことなのではないかと思う (慢性上咽頭炎についてはまた今度)。


ただ、漢方薬は高い。特に煎じ薬は高い。
しかも 「これはあまり '良心的' とは言えない漢方薬局なのではないか……」 というのも色んなサイトを見ていたら見かけた。

確たる根拠がないし、営業妨害になってしまうからもちろん書けはしないのだが、漢方薬というものは 「常に同じ薬を長期間飲み続ける」 というものではないらしい。

全体をとおして

  • HP がしっかり作られている (特に Q&A に丁寧に答えている)

  • Google Maps でのレビューが良い

ところは信用がおけそうな気がした。
(ただ、Google Maps のレビューはサクラも嫌がらせレビューも簡単にできてしまうので、レビューの内容と書いた本人のほかのレビュー (← これいちばん大事)、またほかの人のレビューとの整合性も確認した方が良いと思う)


私はたまたま近くに中医の医師がいたため、そちらでお世話になっている。先生も感じが良くてよく話を聞いてくれるし、信頼が置ける感じだ。

煎じ薬を 6 日間しか出してくれなかったことも好印象 (合う合わないがあるので)。

今週行くはずだったのだが、発熱してしまったため来週に振り替えてもらった。「煎じ薬作れないとき用に」 と、顆粒タイプも処方してくれていたため助かった。

「漢方は長く飲まないと効かない」 というイメージがあったが、私は結構即効性があったように思う。
もちろん完治したわけではないけれど、明らかに 3 日目くらいから症状が軽くなった。

しばらくは 「1 ヶ月 1 ~ 3 万」 くらいの薬が続くのかもしれないが、今抱えている

  • 後鼻漏 (慢性上咽頭炎由来と思う)

  • 坐骨神経痛

  • 疲れやすさ

  • めまい

  • 寒がり & 暑がり

  • 睡眠障害

  • リンパの腫れ

  • 低血圧

などが全部解決して今後もうかからなくなるのだとしたら、かなり安いのではないかと思う。
医療保険にも入っていないし。

坐骨神経痛は前回相談しそびれたため (しかも本当は仙腸関節障害っぽい) 今度相談してみるが、低血圧をはじめ 「病気じゃないのに体に色々な不調がある」 方で、漢方に抵抗がない方にはいちど試してみることをおすすめしたい。

予算の相談に乗ってくれるところも多いみたいだし、ちょっと ↓ に行ってみたい。


佐賀は個人的にすごく好きで、有田には行ったけれど伊万里には行っていないような気がする。
先日有田で 「可愛い!」 と思って買った焼き物 2 つが波佐見焼と知ってショックだった。

いや、欲しくて買ったのだけれど波佐見焼なら長崎で買いたかったし、有田では有田焼を買いたかったというだけの話だ。

あ、でも地図上で見たら隣接しているのか。じゃー有田焼を買いそびれた、という話か。


有田焼好きの方は当然ご存知かと思うが、有田焼づくしの陶山神社は有田焼が好きでなくても一見の価値ある神社だ。
突然湧いたような踏切にビックリするけれど。

また禰宜の女性が美しく、大変ご丁寧な方であった。
宮司とご夫婦で運営されているようであるが、お二方ともとても素敵な雰囲気であった。

気になる方は 『アリタノヒビキ 9 号』に特集されているようなのでご覧あれ。
(PDF のためダウンロード必須)



うわー、長すぎた!!

写真はどんよりした知床五湖のどれか。
晴れていないと非常に悔やまれた。北海道に何回も行っている私でも、知床はそう簡単には行けないし。



お読みくださりありがとうございました m(_ _)m



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