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大ちゃんの読書日記

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僕が書いた書評の記事の一覧です。
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#書評

すきまが大事という話!

すきまが大事という話!

こんにちは、サカモトです。

今回は毎週月曜日と木曜日の2回投稿しています。今回は月曜日の記事となります。

実は、これを書いている28日の日曜日になりますが、本日、わが地元千葉県市原市で開催されたエンジン01というイベントに行ってきました。

このエンジン01というイベントは、勝間和代さんやホリエモンなど各界の専門家などが一堂に会して、オープンカレッジなどを開催するものです。このイベントがわが市

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2023年に読んできた本

2023年に読んできた本

こんにちは、サカモトです。

さて、今回は2023年に読んできた本について書きます。

今年もたくさん読みました。そして、その書評をたくさん書きました。

数えてみたら、59冊書いてました。

ざっとあげてみます。

+++±+++++++

シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか 中島聡

まだ誰もみたことのない「未来」の話をしよう 近藤弥生子

アラビア太郎 杉森久英

中国

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いやはや今の自分にとって最も必要としている本を見つけました!

いやはや今の自分にとって最も必要としている本を見つけました!

こんにちは、サカモトです。

さて、このnoteを書いている人はご存知だとは思いますが、6割くらい書評です。いや書評なんておこがましいですね。本の感想です。

なかなか頻度が多いので、軽く書いているかもしれないと思いますが、いつも苦労しています。何に苦労しているかというと、自分の語彙力のなさにです。

「すごい」「素晴らしい」「いい」とかね。直接的すぎるでしょう。食レポで「美味しい」と言っているよ

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日本の話とは思えない?!書評「この世でいちばん大事な「カネ」の話」

日本の話とは思えない?!書評「この世でいちばん大事な「カネ」の話」

こんにちは、サカモトです。

最近は、本の話、少なめでしたね。相変わらず、本はよく読んでます。色々とイベントなんかに出てたりするので、書く機会がないというところですかね。

さて、今回紹介したいのは、こちらの本、『この世でいちばん大事な「カネ」の話』です。

西原さんについてはいろんな面白い本を書いていて昔から好きでした。

最近で言えば、「毎日かあさん」とか、

昔で言えば、まあじゃんほうろうき

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たっぷりの愛と想いが詰まった心温まる一冊、「LOVE&SDGs」を読んで

たっぷりの愛と想いが詰まった心温まる一冊、「LOVE&SDGs」を読んで

先日この本の前編について書いて、だいぶ間が開いてしまった。

あのマンガ、おもしろかった〜!洋一さんカッコよすぎです。大事なことなのでもう一度あえて言います。

ほれてまうやろー

とここまでが、前半の内容です。

今日は後半の内容です。全部で6章のうち、後半の5章は(第1章は前回紹介した漫画です)作者織田友理子さんのエッセイと元国土交通大臣の赤羽一嘉さんとのインタビューからなります。

赤羽元大

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なんで僕に聞くんだろう 幡野広志

なんで僕に聞くんだろう 幡野広志

今日はとっーてもいい本を読んでいるのでその紹介をします。

その本は「なんで僕に聞くんだろう」です。

この本はいろんな人からのいろんな悩み相談に答えるものです。

これがすごいいいんです。

全てを見通す全知全能の人のようであり、

話の分かる学校の先生のようであり、

子どもに優しく教えさとす親のようであり、

読んでてとってもいい。

この本のよさを伝えたいけど、

僕には伝えられないなと思

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「嫌われた監督」って「嫌われる勇気」の実践だな、きっと!

「嫌われた監督」って「嫌われる勇気」の実践だな、きっと!

「嫌われた監督」を読んだ!これが最高に面白かった。



落合さんが中日で監督を務めた2003年から2011年までの8年間の軌跡を綴っている。8年間で日本一1回、セリーグ優勝4回、日本シリーズ進出5回、そしてすべての年にAクラス(3位以内)という特段の成績を収めているというのはちょっとびっくりした。

ちょうどこの頃は我が地元の千葉を本拠地にもつロッテが強かった時期なので、プロ野球

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人間の闇を絶妙にあぶり出す!本当に怖いのは人間というのがよく分かる名作、「闇祓」を読んで

人間の闇を絶妙にあぶり出す!本当に怖いのは人間というのがよく分かる名作、「闇祓」を読んで

とんでもない作品を読んでしまった!

今回紹介するのはこちら
「闇祓(やみはら)」辻村深月

辻村深月の作品のいいところはというと
色々いいところがあるのだが、
読んでる人の心をわしづかみにして
虜にしてしまうところでしょうか。

そこのところが神がかってますね。

はじめはふーんと第三者の視点で冷静に読めていたものが、途中から主役の気持ちが乗り移ってしまってどうにもならなくなります。

そんな著

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これからの時代を生き抜くための秘訣がこれでもかと書かれている、「自分の意見で生きていこう」

これからの時代を生き抜くための秘訣がこれでもかと書かれている、「自分の意見で生きていこう」

この本、今の時代に生きていくための秘訣が凝縮されています。

生きててつらいとか、苦しいとか感じている人はこの本読むことで救われる人もでてくるんじゃないの、とそんなことまで考えてしまいます。

今回紹介するのはちきりんさんの本。

ちきりんさんの本は過去に対談本ですけど、この本を一度紹介してます。

ちきりんさんは社会派ブロガーを自認していて、ツイッターのフォロワーは36万人います。とにかくすごい

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うーん日本の教育はこのままではまずいかも、そんなことを思わされてしまった「マレーシアに来て8年で子どもはどう変わったか」

うーん日本の教育はこのままではまずいかも、そんなことを思わされてしまった「マレーシアに来て8年で子どもはどう変わったか」

またまたマレーシアの教育事情に度肝が抜かれちゃったぞwww

これは以前やめる「練習が足りてない」の作者野本響子さんの本です。

この記事は、かなり反響があった記事で「やめる練習しないとね」みたいな話をされることが自分の周りで多くなりました。

前回の紹介した本は教育も含めたマレーシア状況について触れた本であったのに対して、これは作者の息子が具体的にどんな学校に行って、どんな勉強したのかの8年間の

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戦国時代を舞台にしたミステリーで、直木賞も納得だぞ!日本版羊たちの沈黙、「黒牢城」

戦国時代を舞台にしたミステリーで、直木賞も納得だぞ!日本版羊たちの沈黙、「黒牢城」

いやぁ、面白かった!

先日、今年の本屋大賞の候補作が発表されて何から読もうかなと思っていたが、直木賞の受賞作である「黒牢城」から読んだが、これが当たりだった!

戦国時代を舞台にしたミステリー小説まず、この小説戦国時代を舞台にしたミステリーという新しい分野を確立させたことでしょう。

時は、安土桃山時代、織田信長が天下平定へとひた走っていた時代、播磨の国の有岡城を舞台にしている。

主人公は荒木

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