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これからの時代を生き抜くための秘訣がこれでもかと書かれている、「自分の意見で生きていこう」

この本、今の時代に生きていくための秘訣が凝縮されています。

生きててつらいとか、苦しいとか感じている人はこの本読むことで救われる人もでてくるんじゃないの、とそんなことまで考えてしまいます。


今回紹介するのはちきりんさんの本。

ちきりんさんの本は過去に対談本ですけど、この本を一度紹介してます。

ちきりんさんは社会派ブロガーを自認していて、ツイッターのフォロワーは36万人います。とにかくすごいんです!

ちきりんさんのすごいところ

  1. もやもやしていてうまく表現できないようなことをスパッと言語化する

  2. 難しい事柄を子どもでも分かるような表現で説明する

  3. 文章にリズム感がある

 ちなみに、この間、voicy聞いていたら、なんと文章書くとき音読しているそう。そりゃ、リズム感あるわけだよ。

このVoicyの18分くらいのところ。


この本の内容でなるほどと思わされたこと

いろんな問題全てに正解があると思われてるんだけど正解はない場合が多い。学校的価値観から全ての問題に正解があると思わされてしまうけど、実はないものがあると知るべきというところかな。

いい学校に入って、いい会社に入って、出世して定年迎えて、年金もらいながら悠々自適な生活を送るというのが正解と言われてるけど、そうじゃないよね。

もちろん、それがいい人もいるし、そうじゃない人もいて、どうするのがいいのか、それぞれが自分の置かれた環境、それぞれの特性を踏まえて、自分で意見を持って生きていくべきだよね。

これはあらゆること、結婚するのか、子供を持つのか、親の介護の問題、どこに住むのか、子どもの教育などあらゆることに正解はなくて、自分で意見を持って実行するしかない。

有名人に聞いても、ヒントはくれるかもしれないけど、答えは自分で出さなきゃいけないということを肝に命じるべきというのはうならされたね。

あともう一つなるほどと思ったこと


 あともう一つなるほどと思わされたことがあって、それは意見と反応の違い。

 意見というのはポジションをとること。何かの問題に対して賛成か、反対か立場を明確にすること。

 会社の会議が時間ばかりかかってうまく進まないのも、意見と反応を分けないからという。

 例えば、新規事業を実施すべきかどうかの問題に対して、賛成ですと誰かが言ったのに対して、予算はどうするんですか、とか、人員の配置はどうするんですかと言うのは全部反応だそう。

 外資系の会社ではそういうときは、あなたは賛成なんですか反対なんですか、立場を明確にしてくださいと言われてしまうそうです。

 そっか、意見と反応を分けないから、会議が進まなかったのかと、もうね目からウロコ。

 今までは反応ばかりの会議をやってたな。というか、反応ですらない会議とかもやってたかも、反省。

 ただね、問題は訓練してないから、即座に意見と反応を見分けることができないことかな。

最後に

 ちきりんさんの言葉の破壊力たるやすさまじかった。

 この世は正解のない問題にあふれていること、それに対してどう生きていくかは自分で決めるしかないことといったことは、なんとなくもやもやっと感じていたけど、ここまでズバッと表現されると気持ちいい。

 これこれ、これを言いたかったんだよと思ってしまった。

 これからは自分の頭で考えて、一つの意見を出して、その意見に自信を持って生きていこうっと。


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