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#エッセイ
星の指輪をいつか君に
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先月のある日曜日、妻が知り合いから貰ったチケットで演劇を見てきた。13時からの講演で、会場は自宅から電車で1時間。子どもたちのお昼はどうしようかと、妻と相談した。30秒後に結論が出て、長男にお金を渡し、次男と二人分の昼飯を調達してくれと頼む。あとで聞いた話なんだけど、2人でカップラーメンパーティーをしたらしい。兄弟の意見が一致して、1位はペヤングのソースやきそばだったみたい。アレ、美味
はじめてデザインしたものを女の子に贈った話 #呑みながら書きました
三ヵ月に一回やってくる、今日は呑み書き本祭り✨
足掛け3年、12回開催って凄いですよね。こんなに長く続いてる私設企画って、呑み書きくらいじゃないでしょうか? そろそろ呑み書き参加回数を示すバッヂがアプリに実装されたりして!? そしたら12回連続で本祭りに参加してるぼくは金バッヂ間違いなしですね!
呑み書きの魅力といえば、まずはなんといっても誤字。打ち直さない、見直さない、即投稿が呑み書きの
ハニー、君をジャマしたい
結婚生活も九年目となると夫婦の関係性は多少なりとも変化してくる。
それこそ新婚当初や、まだ結婚する前の彼氏彼女の関係だった頃なんて、並んで歩けば必ず手を繋ぎ、目が合えば少し恥ずかしそうに笑い、たまに僕のことを「王子」なんて呼んでくれていた。それがどうだ。今となっては最後に手を繋いで歩いたのなんていつだったか覚えてもいないし、目が合えば「何見てんの?」と路地裏のヤンキーばりに絡まれ、挙句の果てには名
ダーリン、ダーリン #思い込みが変わったこと
ともに生きれない日が来ると、僕たちはずっと思ってた。
今日まで生きてきた中で、どうしても忘れられない曲が誰にでも1曲はあるんじゃないかと思う。
僕にとってのその曲は、Mr.childrenの「しるし」。
理由は、発売当時17歳だった頃の僕が聴いた時と、今聴くのとで180度意味が変わった曲だから。
この曲が発表された2006年。
当時17歳だった僕は、一人の女の子とお付き合いをしていました。
僕
【独りよがりレビュー】総理の夫、のレビューだけど私の夫の話
公開初日に見に行った。
「総理の夫」
政治家として、理想の日本を作ろうと努力する妻、相馬凛子(中谷美紀)を陰で支え続ける夫、相馬日和(田中圭)の物語。
大企業、相馬グループの御曹司だけど、本人は鳥類の研究に没頭し、政界にも財界にも興味のない日和は、ひたすら凛子を愛し、励まし、妻の幸せを願い続ける人だ。
彼は、自分に鳥の研究以外、何の取柄もないことを自覚している。だけど、それについて卑屈になった
これから二人で知っていくこと。
このnoteでは不妊治療の話をします。僕たち夫婦はまだ子どもを授かっていません。これから授かることができるかもわかりません。あくまで現時点での、夫である僕の気づきや思いを述べたものです。
1. タリーズで待ち合わせ、タリーズで入籍した。
その日は、なまら寒かった。外にいると鼻毛が凍り、屋内に入ると凍った鼻毛がとけ、鼻水が滝のように流れ落ちた。鼻水をすすりながら待ち合わせ場所のタリーズに入りホッ
いつもと同じように。
さっき、スーパーに買いものに行ってきた。
初夏を通り越してもう夏か、と思うような陽射しの一日。
緑がすこし増えた街路樹、その分だけ濃くなった影。日なたと日かげのまだら模様、美しい午後。
帰りみち、歩いていたら、何とはなしにふり返ってみたくなった。この街に越してきて、ふたりで過ごした時間について、思ったこと。急いで帰って書きとめておきたいなと思ったけれど、とても気持ちがよかったから、ゆっくり一歩ずつ