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素敵なカップルのお話たち

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noteで出逢った、とても素敵なカップルのお話を集めるマガジン
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#夫婦

ハニー、君をジャマしたい

ハニー、君をジャマしたい

結婚生活も九年目となると夫婦の関係性は多少なりとも変化してくる。
それこそ新婚当初や、まだ結婚する前の彼氏彼女の関係だった頃なんて、並んで歩けば必ず手を繋ぎ、目が合えば少し恥ずかしそうに笑い、たまに僕のことを「王子」なんて呼んでくれていた。それがどうだ。今となっては最後に手を繋いで歩いたのなんていつだったか覚えてもいないし、目が合えば「何見てんの?」と路地裏のヤンキーばりに絡まれ、挙句の果てには名

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これから二人で知っていくこと。

これから二人で知っていくこと。

このnoteでは不妊治療の話をします。僕たち夫婦はまだ子どもを授かっていません。これから授かることができるかもわかりません。あくまで現時点での、夫である僕の気づきや思いを述べたものです。

1. タリーズで待ち合わせ、タリーズで入籍した。
 その日は、なまら寒かった。外にいると鼻毛が凍り、屋内に入ると凍った鼻毛がとけ、鼻水が滝のように流れ落ちた。鼻水をすすりながら待ち合わせ場所のタリーズに入りホッ

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空っぽのお弁当箱

空っぽのお弁当箱

結婚するまで、ついぞ料理なんてしたことがなかった。

長い実家暮らしで、自炊とはほど遠い生活だった。台所に立ったことがないわけではないけど、まともな料理はしたことはなかった。中学校の調理実習でパスタを冷水にぶちこみ、それまで5だった家庭科の通信簿が4になったのは一生忘れない(冷水パスタ事件と成績の因果関係は不明)。

結婚して妻と一緒に暮らし始める前、ある日こう言われた。

どうやら節約が目的らし

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近くて遠い最寄り駅

近くて遠い最寄り駅

先週、都内で引越しをした。実家のリフォームが終わるまでの仮住まいで、3カ月の期間限定。とはいっても、春という時期に新しい街で生活を始めることは色々と気持ちの整理にもなる。

実家は、二世帯住宅となるための工事に入った。2階に妻とぼく、1階にぼくの両親が住む。解体は順調に進んでおり、24年間住んだ家のリビングやぼくの部屋はもう跡形もないらしい。明日リフォーム会社との打合せで実家に立ち寄る予定なのだけ

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好きだと決めた

好きだと決めた

たけのこさんが、愛を「姿勢」と言っていたので、私は「意志」だと言おうかと。

これはまあ、夫と出会ってから、夫という人を見て、大発見をしたんですよね。世紀の。



「本当に好きかどうかわかんない」
「気持ちが冷めた」

みたいなことって、よく言うじゃないですか。だいたい、女子高生あたりが。

少なくとも高校時代の私なんかは、律儀に胸に手を当てて、「これは本当に好きってことなのか…? どうなんだ

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【500文字コラム】ぼくは、妻のことが好きで。

あまりにも直球のこのnoteに、「私も妻のことが好きだぞ?」と、謎の対抗心を燃やしてしまいまして。

私は「愛する」とは『姿勢』だと思っています。

何事もヒトカドのものになりたかったら、上手くなりたいと念じて、日々努力しないと手に入りません。そして、愛には到達点はありません。だからこそ努力し、念じる姿勢こそが、「愛」そのものなのではないか、と。

「愛」とか「愛でる」とか、そもそも定義がよくわか

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おめかしの準備をしてください

おめかしの準備をしてください

一昨日の昼、ぼくはきみにそう言った。昨日は、28年前にきみが生まれ、3年前は妻になった日だったから。

今週、足かけ数年の仕事がひと段落した。瞬間、余裕ができた。休める。そう思った。過労して、かろうじて有給を取った。そんな金曜日。

日が昇りきってから布団を出た。家を出るまであと2時間ある。

ティファ―ルでお湯を沸かす。いつもの白のマグカップを2つ取り出し、インスタントのコーンポタージュをつくっ

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娘が1歳半を過ぎてから、夫のパパ成長がめざましくて感動している

娘が1歳半を過ぎてから、夫のパパ成長がめざましくて感動している

娘がまた、風邪をひいた。

昨日からすでにその兆候があったので、夜、夫と今日の動き方について軽く相談はしていた。

私はフリーランス、夫は友人たちと起業した自由度の高い会社で働いているので、娘が保育園へ行けないときはやりくり方法を相談する。

たとえば半日交代制にして、なんとかお互い、いっぱいいっぱいな状態で乗り切ったり。けれどあいにく、今日はどちらも、予定がつまっているもよう。わたしも複数人がか

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18歳差の恋愛において、大切なこと

18歳差の恋愛において、大切なこと

ぼくの妻は18歳年上です。

出会った時から大切な人で、それは14年経った今も変わりません。むしろ、日を重ねるごとにその想いは強くなっていきます。彼女と出会って、ぼくは大きく変わりました。彼女が好きだった美術や陶磁器、花が大好きになりました。生きる姿勢、人への思いやり、想像力と共感力、誠実であるということ。

彼女の存在抜きに今のぼくは説明できません。彼女のことを誰よりも尊敬し、誰よりも愛おしく想

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8月 夏のプレゼント

実家まで、車で4時間。

お?

カーオーディオのスピーカーから、車では聞きなれない曲が流れてくる。どれもこれも、大好きな曲ばかりだ。

★★★

決戦は金曜日

全力少年
希望の轍
天体観測
少年時代
夏の終わりのハーモニー
生きる。
僕が一番欲しかったもの
366日

さぁ鐘を鳴らせ

何度でも

HAPPY HAPPY BIRTHDAY

More Than Words

★★★

毎年8月

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「大切なのは、自分がどう感じるか」文筆家・嶋津亮太さんに聞く、世間体に囚われないパートナーシップ

「大切なのは、自分がどう感じるか」文筆家・嶋津亮太さんに聞く、世間体に囚われないパートナーシップ

パートナーのことは大切だけど、ときどき「この人とずっと一緒にいていいんだろうか?」と不安になる。

「ふたりさえ幸せなら問題ない!」と思いながらも、世間体や他者からの評価を気にしてしまう。

相手の中身が好きで付き合い始めたのに、「もっと稼ぎのいい人を選んだら?」「家庭環境に問題がある人との結婚は心配じゃない?」なんて周りから言われると、好きな気持ちに自信がなくなってしまう人もいるのではないでしょ

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3ヶ月ぶりの外食、おめでとう。

3ヶ月ぶりの外食、おめでとう。

土曜の夜、夫と握手をした。七輪が置かれたテーブル越しに。
二人ともくちゃくちゃの笑顔で、いつも以上にガッチリと固く手を握った。

私たちは、お互いの喜びの感情がピタリと合わさったときに、握手を交わすクセがある。
その瞬間が訪れるのは、たいてい美味しい外食をしているときだ。

まるで縄跳びの二人跳びをするように、同じ料理を「せーの」で口に運ぶ。すぐに「うまっ!」という感動が同時にぴょこんと飛び跳ねる

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【木曜日】 牧歌的な今日、わたしは就任します

【木曜日】 牧歌的な今日、わたしは就任します

 最近、日曜日の終わりに夫に泣きついてばかりいる。

平日が嫌だーーーーっ!寂しいーーーっ!!

と。ちなみに夫は一切そんなことは言わない。感情を持ち込まず、淡々と月曜日を迎える。どないなっとんねん。凄すぎるやろ。

 私はいちいち大騒ぎをする。
 困った夫は「じゃあ、今後、週末を休み1日にして、平日のどこかに休みを1日作る?」とか長期スパンのソリューションを提案してくれる。
 私はただただ宥めて

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