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若者・学生視点のこと

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若者目線でみた疑問や気づき
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#コラム

嫌いな人やモノにあえて興味を持ったら意外と面白かったりする話

嫌いな人やモノにあえて興味を持ったら意外と面白かったりする話

と言っても嫌々話しかけたりする必要はない。

遠目から何してるか見てみたり
ふとした動作を心理学的に読み解いたりする程度でも
ギャップや本来の姿が見えてきて
本当はいい奴なんだなと許せるときがある。

自分と正反対の性格を持つ人は
嫌いな人だと認識しがちになるけど
そんな人ほど実際関わってみると面白かったり
人生観を変える存在になる。

私は軽く考えることができずに、
何でも深く悩みすぎて自分の首

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憧れの仕事は案外地味でキツイことが多い説

憧れの仕事は案外地味でキツイことが多い説

マスコミやメディア、研究開発、CAなどは
特に幼少期から身近で馴染みが深く
キラキラしたイメージを与えて
「かっこいいな!」と直感的に思える仕事で
毎年学生に人気が高く、競争倍率は半端じゃない。
大手はもちろん、中堅企業でも入社難。

しかし、今年は予想もしていない状況で
ANAグループの採用中断、
上場企業のメーカーでも中止を発表する事態になっている。

私はGW明けから少しずつ採用活動が再開し

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ESでは自分の考えを書きにくいのに、noteでは書けるんだよなぁ。テーマから本文まで一貫して自分で考えた文章を提出する方が、個性が出るし人間性も分かりやすくなるはず。答えのないようで建前上あるESは窮屈。

総合職採用=都合のいい人募集

総合職採用=都合のいい人募集

採用情報の要項を見て疑問に思うことが
クリエイティブ系の専門職は
給与や休日数など待遇が総合職と比べて劣ること。

保育や介護士、看護師など
国家資格保有者でないと就けない専門職も同様。

実力があり、スペシャリストな方が優遇されそうなのに。
資格取得に要した時間や実力向上の労力を考慮すると
就職後のリターンが低すぎる。

これら専門職に就く人たちは
数週間、中には半年以上実習をしたり
芸術性を磨

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TOEICを受ける意味

TOEICを受ける意味

老若男女問わず利用されるTOEIC。

皆さんは何を目標にTOEICを勉強しているだろうか。

①英語力を上げるために、TOEICを受ける
②TOEICスコアを上げるために、英語学習する

2つの違いは目的と手段が逆であること。

数ある英語技能試験の中でなぜTOEICを選ぶのか
「読む書く聞く話す」のどの英語力を身に付けたいのか
他の英語学習でTOEIC対策はできないのか

を考えた結果

結論

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ゆる就活・ゆるキャリアのすすめ

ゆる就活・ゆるキャリアのすすめ

オンライン就活解禁から約1ヵ月。

移動時間・交通費ゼロ、
住み慣れた部屋でPCの背景を私の相棒、お文具さんに設定。
”がんばれ”って視線の先で応援してくれて緊張がほぐれる。
1人で面接に挑んでいる実感がなくどこかホッとする。

21卒では就活変革世代となりつつあるものの、
企業・大学側での就活の進め方や
学生の志向性に大きな変化はない。

大学求人で”オススメ”と書いてある企業は
大体OBOGの

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勉強好きな学生は変なのか

勉強好きな学生は変なのか

4月から本格的に研究室での活動が始まるはずだった。

「トマト中リコピンが及ぼす生活習慣病への効果」がテーマ。
第一志望の研究室に配属されて嬉しかった。

しかし、4月中は活動休止。

これから研究が進むのか不安だったため、自分でGoogle scalarを使って論文検索をして勉強していた。
その上で担当教員に質問のメールをしたところ返信された内容の一文が

「こんな早いうちから取り組んでくれる子

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日本語が豊かすぎるが故に伝わらない緊張感

日本語が豊かすぎるが故に伝わらない緊張感

今さら感溢れる緊急事態宣言。

声高らかに宣言されたところでそんなこと分かっとるわと言いたくなる。

緊急性が高いはずなのになぜか国の物事を決める人たちの言い方は、ふわふわとして他人事のように感じてしまう。

それはきっと、日本語の表現方法が豊かすぎてストレートに受け止めにくく、曖昧さが残るからだろう。

”不要不急”や”自粛”などの言葉も日本語の豊かさゆえに個人によってとらえ方が違っている。

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「好き」より「好奇心」「気が置けない」を仕事に

「好き」より「好奇心」「気が置けない」を仕事に

「好きを仕事に」の風潮が高まっている。
確かに自分の好きに溢れた仕事は幸福感が高く、今より満足した生活が過ごせるだろう。

しかし、単に自分の好きなことができる、好きなものを扱える仕事が幸せかというとそうじゃないかもしれない。仕事選びは恋愛と例えられる。そのため、業界や企業ブランド(顔)、社風や人間関係、雇用形態(性格)などは職場(恋人)選びの上で重要になる。

私が思うに最良の仕事は人で言うと、

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便利になりすぎてきたから縄文人に学んでみた

便利になりすぎてきたから縄文人に学んでみた

インターネットやスマートフォンをはじめ、目まぐるしく科学や技術が進歩する今日この頃。

何不自由ない豊かな生活を送られていることに幸せを感じている。しかし、便利になり過ぎていることは、これから生まれてくる子どもたちはちょっとした不自由も多大な不自由だと覚えるのではないかと危惧している。

それは、人間の機能の弱体化。
AI普及で「人間にしかできないことを」っていうのになんて皮肉。

例えば食料品で

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好きって何だ

好きって何だ

趣味は何?好きなタイプとかある?

初対面の人同士でよく話題になりそうな質問にみえるが、これらのことを問われたときに即答できるだろうか。私にはできない。

毎日何かと忙しくだるくて眠いのに、趣味なんかやる暇ないから分からない、そもそも自分に趣味とかあったっけ?
異性を好きになる瞬間がないし、恋愛興味ないから好きなタイプとか考えたことない、という風に好きな○○は?と聞かれると10分は考え込むだろう。

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若者の生き急ぎ 就活早期化は若者の幸福度を低迷させる

若者の生き急ぎ 就活早期化は若者の幸福度を低迷させる

21卒の就活が本格的に始まると同時に就活の早期化が号砲を鳴らす。
大学1年生の頃から内定が出ることも当たり前になりうる未来が待っている。

今でも、大学1・2年生向けの長期インターンや合説、公務員試験対策などが開かれ、早い頃から就活意識の高い大学生が量産している。「就職率がいいからこの大学に来た」など就職予備校化はもはや自然なものとして受け入れられている。

中には、中学生の高校選択の頃からキャリ

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