見出し画像

甲田光雄先生に学ぶ断食と少食

こんにちは!
アトピー改善アドバイザーのちーちゃんです。

今日は
甲田光雄先生に学ぶ断食と少食
をテーマにお話ししていきます。

皆さんは食事をしっかりと摂る方でしょうか。

私は幼少期から食べるのが大好きで、
食べることは何よりの楽しみでした。
しかしながら、クラシックバレエを習っていたので食べ物や食べる量はある程度セーブしてきたのですが、、、

私自身がアトピー根治に向けて食生活・生活習慣を改善したり、否定的思考の癖に気づいて向き合ってきた中で最も衝撃的だったことの一つが、今回のテーマ「断食」と「少食」です。

断食に至っては、アトピーやステージ4の癌を含む、あらゆる重度の病を持つ方が病を治すために試し、みるみる良くなって行った実践があるというから驚きでした。

診察をして病気を見つけ、お薬を出すことで儲けている現代医学(薬物療法)のお医者さんからは、絶対に語られない実績だと思いますし、目も向けたくないに等しいでしょう。
少し残酷な表現になってしまって恐縮ですが、現代医学のお医者さんは患者さんの病気が治ってもらったら困るからです。

もしこの記事を読んでくださっている方の中でお医者さんに積極的に通ったり、お薬に縋っていたりする自覚をお持ちの方がいらっしゃるとすれば、一度立ち止まって考える機会かもしれません。

内容を本題に戻しまして、
少食に関しても、最近でこそ少食のメリットが認知されてきましたが、一般より食べる量が少ないと心配されたり、注意されたりすることもあるかと思います。

今回は、現代医学の治療に絶望を抱き、あらゆる自然医学の研究や実践に励んで来られた甲田光雄先生監修による
『家庭でできる断食健康法』(創元社)
に基づき、断食や少食がもたらす健康上のメリットについてご紹介していけたらと思います。

なぜ断食が有効か

宗教上の理由や目的とは関係なく、
なぜ苦しい思いをしてまで断食をする人がいるのでしょうか。
また、なぜ入院患者に断食を実践させる病院や断食道場なるものが存在しているのでしょうか。

日本人にとっては、まだまだ断食は馴染みがないもので、どこか遠い存在だったり、他人事のように感じたりすることがあるかもしれません。

断食中には、体内の老廃物排泄能力が活発になることが分かっています。
皆さんはご存知でしたでしょうか?

私たちが健康な生活を維持するには、日々体内で生成される老廃物を完全に排泄する必要があるのです。

私たち人間は生活習慣が乱れたり、環境が変わったりすると、体質にもよりますがすぐに便秘になり、さらにそれが酷くなると宿便を溜め込む形をとってしまいます。

そんなとき、押し出しだ!と思って必要以上に沢山食べたり、下剤を使って逆に胃張を傷つけ、お腹を酷く壊してしまった、なんてことは経験がありませんか。

大事なことなのでもう一度お伝えしますと、老廃物というのは、空腹時に最も排泄されるのです。

私はこの記事を書く3ヶ月前までは全くこの事実を知らず、便通改善のためにとにかく食べていました。1日3食食べる派でした。

しかし、今では1日2食(昼・夜)主義で、
朝は空腹状態により排泄にエネルギーを回す生活習慣を実践しています。
過去の記事でも書いた通り、私は毎日16時間断食の実践(20時から翌12時まで不食)をしています。

よく考えてみてください。
あなたは引越しをするとします。
引越してきた家に家具を運び込んだり、インテリアの飾り付けをしていきますが、
その前に業者さんのクリーニングが入りますよね。

傷付いたフローリングや壁紙を張り替えたり、溜まった汚れをきちんと落とします。
それが完了してから、ようやく引き渡しされますよね。

この例え、この順序を考えると、
老廃物を出し切る→体液が綺麗になる→栄養分を取り入れる
というのが全く自然な流れだと思いませんか。

やはりまずは「出す」ことが先、
それから「入れる」のです。

宿便の溜まりにくい体質を作るために、
まずは朝の空腹、朝のみの断食を習慣化することから始めてみませんか?

朝イチにはお白湯を飲んで、胃腸をマッサージするのがオススメです!

少食の実践

食べない期間を設けるなんて…
好きなものを好きなだけ食べられないなんて…

このように感じる方は少なくないはずです。

断食は勇気と「きちんとした」心構えがいりますし、1人で気軽に始めたら空腹や欲求が抑えられず、逆にリバウンド現象として過食や邪食に走ってしまうケースがあります。

せっかく意を決して取り組んだ断食を水の泡にしてしまわないように、丸1日以上の断食はしっかり学んでから継続して実践することが必要だと個人的には思っています。

私は丸1日間の断食の経験があるのですが、
自分1人だけで実践したことと全く初めての経験だったこともあり、断食明けにドカ食いしてしまったという反省の経験があります。

このような断食に対して、誰でも比較的ストレスを感じずに、時間をかけてじっくり取り組みやすいのが、少食の実践ではないでしょうか。

食べたいときに食べたいだけ好きなものをたべる。
それは一見幸せのように錯覚しますが、食欲に従って食べるのは危険です。
白砂糖のように、非常に中毒性が高く、麻薬同等の物質によって脳を操られてしまうからです。

ここで少食主義で大事にしたい考え方を提示します。

平等思想が単なる人間関係だけに終始するのでは、私たちの真の幸福はもたらされないだろうと筆者は考えているのです。
もう一歩進んで、動物・植物の命をも、私たちと同じ生命なのだという考えに立って、それらの命を本当に大事にしなければならないというのが、筆者の主張したいところであります。
(中略)
言葉を換えて言えば、少食という、本当に命を大事にする思想、すなわち愛と慈悲の実践ということになります。
この愛と慈悲の実践という少食主義が、実は健康法の秘訣であったというわけです。

同著 p20-21 7 少食主義は真の平等思想の具体的表現である

望ましい食べ方とは

まとまった日数であれ、朝食のみ抜いている場合であれ、断食後は食べ過ぎないことが大事です。

やっと食べれる!と思うと、その反動でとにかくお箸が進んでしまいます。
ただし、これは断食を水の泡にしてしまいます。

もちろん初歩の段階ではそういう経験もしてしまいますが、続けていくと断食明けの感覚に慣れ、少ない目をよく噛んで食べることが習慣になります。

この記事を書いている段階では、私も朝食抜き生活を始めて3ヶ月が経ちますが、午前の空腹時には身体も心も軽くて落ち着いており、調子は良いです。排便も基本的には毎日出ています。

心身の変化

断食を通じた体験記を抜粋し、こちらに記していきます。

玄米・豆腐など食べ物のうまさを感じ、快い食欲を得ることができました。
甘いものを食べても、おいしいなあという味覚を感じなくなりました。
③生まれて初めて爽快な目覚め(朝5時)を感じました。
自然と社会の中で生かされている自分を感じ、大志を持って生きていこうと思いました。

引用 甲田光雄監修『家庭でできる断食健康法』
創元社 102p 2 胃炎・肝炎・アレルギー性鼻炎

皆さんの食生活を見直す、リセットするきっかけになれば嬉しいです。

皆さんの暮らしが快適で笑顔に満ちたものになりますように♡

いいなと思ったら応援しよう!