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40歳くらいのひと

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回数と質と

回数と質と

仕事は回数 = こなした数がその人の能力を高めるというのは一概に間違っていないと思う。氷河期世代の私は、ブラック企業で3徹とかして、ヘロヘロになりながら体で学んできたところはある。

私が知っている、JTCに勤めているような今の新卒さん達は徹夜なんか絶対しないし、無理なことはさせない。上司からの精神攻撃もないし、定時で帰って自分の趣味とかに時間を使っているのだろうか。

私とは全く違うJTCの新卒

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部下を持つ

部下を持つ

JTCで働く友人は、課長になったのは40過ぎてからであった。
初めて部下を持つ彼に、私がとても参考になった書籍をプレゼントした。

酒井譲さんの著書『はじめての課長の教科書』15年ほど前、初版で読んで以来何度も読み返したほんである。

ベンチャーを渡り歩いてきた私、30前には部下を持ち、育成や方針作りに悩んでいた。
気合いや根性などで渡り歩いてきた当時の上司にマネジメントを期待できないと考え、自分

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お疲れ様でしたー

オンライン会議での最後。
〆の言葉だけど、その言葉が発せられるまで
発言していない人ってどれくらいいるんだろう。

めんどくさいから発言しない?
自分に関係ないから発言しない?
発言する機会がなかった?

個人的な感覚ですけど、
顔出ししている人からの方が
活発な意見が出ている印象。

会社の文化や考え方から
オンラインの顔出しは色々だと思いますけど
個人的には顔出しを推奨したいです。

とあるベ

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簡単な暗算

例えば、80円の物を10個買うとすればいくら?
なんて質問にはすぐ回答できるけど、これが15個、32個なんて言われると「えっとー」となる。
ビジネスの現場では、暗算が求められることがある。社長から、上司から「この単価が10%上がったら売り上げってどれくらい上がる?」なんて質問、よくみかける。(というか、単価が10%上がって売る数が変わらなければ売り上げ10%アップじゃん!という簡単なものも含めて)

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わからないことがわからない

仕事をしてて、過ちを上司から指摘される
言っていることは、その場では分かる(気がする
後で思い返すと、何故そうなのかわからない
キャッチアップしようとするものの、議事録等読み込んでも分からない
また同じ過ちを犯す。

仕事をしていくうえでこの繰り返しはけっこうあると思う。
自分にも経験があるのでわかるけど、この場合、多くの場合は「精神的に参っている」状態であることが多い。
どうしよう → 指摘され

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何をするかよりも誰とするか

何をするかよりも誰とするか

「何を」するかに拘った20代、30代。
その「何を」が私の能力を上げてくれました。
様々な見方はあるものの、次は「誰と」何をするかを一番に仕事しようと考えました。
キッカケは長年の友人から「一緒にやらない?」の一言です。

10数年前に同じ会社で働き、それからちょくちょく会う仲。今では双方様々なポジションを経験し、結果お互いが持っている強みを各々に活かせるのではないか。それが一緒に働こうと思った理

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企画職の仕事

ベンチャーから多くの会社を束ねる大企業へ転職した結果、仕事のスピード感が全く違ったというお話。今回は企画職です。

仕事のスピードというのは処理能力です。
作業なら経験によってスピードは上がるものの、企画職になるとそうもいきません。

まず頭の中で考えをまとめて、それをアウトプットし、さらに人が納得してくれる資料を作ることが求められます。これもある種の訓練であるものの、なかなかこのプロセスに則らず

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手法=やり方 ばかり見る単純な人

仕事をする上で以下を決めずに仕事をやる人は、仕事ができない人だと思います。

何故やるのか → 目的
何を得るのか → 成果

昔からですけど、手法ばかりに目がいって、大切な考え方をまとめずに仕事する人が増えた気がする。というより、大半の人はそうだとも思う。

目的や成果を決めないと、まず「結果の良し悪し」が分からない。一言で言うと「検証」しない。

具体的な例を挙げましょう。

markezin

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フレームワークよりも考え方

フレームワークを学びたがる人は沢山います。ですけど、フレームワークは手法であり、本質ではありません。
大切なことは、「目的」と「仮説」を持つことであり、そこがブレると、何のために行なっているものなのか不明瞭になります。
けっこう大事なことなんですけどね。

会社の成長と意識

転職を過去6回(今回で7回目)もしてきた私だけど、前職は最も長く続いた会社であった。サービスが好きだったし、何より社長から新しいミッション、チャレンジを与えられ、なんとかしないといけないと日々奮闘した日々はやる気に満ちていて、充実していた。

7回目の転職は、前述した日々の充実感がなくなったことが要因なのか、と言われればそうとも言える。加えて、変わりゆく会社の環境が合わなくなってきたとも言える。

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自分を蔑む

自分を蔑む

私は(この仕事が)できない
私は(この業務について)何も知らない
私は(周りに比べて)仕事ができない
この仕事はマニュアルがないから出来ない

昔の部下であった方の発言です。
その方は私の部下になってから3ヶ月たらずで辞めてしまいました。

元々は派遣社員しかやってこなかった、就職氷河期の方です。安定した仕事に就きたい、マーケティングの仕事に携わってみたい、ということで正社員で応募され、その熱意に

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転職して4ヶ月目

2018年11月1日入社。
新年明けて、既に4ヶ月目が終わろうとしている。

これまで会社の中になかった「マーケティング」要素を各事業に入れていくのが私の仕事だと考えているものの、まだまだ志半ばといった成果しか挙げられていない状況である。

私の考えるその成果とは、事業のスケールを実現することである。
そのためには、現場にいる人たちにマーケティングの概念や手法を伝達、実践で活用してもらえるようにす

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転職7回目 できる人

現在38歳。男性。マーケティング、中でも広告を専門とする。そして、友人の勧めでnoteに初めて投稿してみる。

広告代理店、通信会社、マーケティングコンサルと幅広く仕事をしてきた私が次にチャレンジするのはECやホスティング等、幅広いサービスを展開しているIT企業である。

転職も7回目となれば慣れたものだと思われることが常であるものの、実はそんなことはない。即戦力を期待され、できなければすぐに陰口

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「が、」と「ものの、」

30になる前、私は当時の上司からこんなことを言われた。
「あなたは『~が、』という表現が多いけど、これってものすごく強い否定を含んでいるように思えるので、できるだけ『ものの、』という表現を使いなさい」

ちょっと文章で表現してみると
私はこの施策を推奨したいが、社長は許可してくれるだろうか
私はこの施策を推奨したいものの、社長は許可してくれるだろうか

どうだろう。でも、声に出して読むと、思う。

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