わからないことがわからない

仕事をしてて、過ちを上司から指摘される
言っていることは、その場では分かる(気がする
後で思い返すと、何故そうなのかわからない
キャッチアップしようとするものの、議事録等読み込んでも分からない
また同じ過ちを犯す。

仕事をしていくうえでこの繰り返しはけっこうあると思う。
自分にも経験があるのでわかるけど、この場合、多くの場合は「精神的に参っている」状態であることが多い。
どうしよう → 指摘される → 分かった(気持ち) → 分からなくなる → 追いつかなきゃ、でも分からない → 私って出来ない人?周りに迷惑かけてる? という悪循環。真面目に取り組んでいる人ほどはまりやすいと思われる、段々と精神的に参ってくるプロセス。そして、記憶力、集中力が落ちる。また悪循環。

色々改善すべきポイントはあるけど、最後は本人が変わらないと何も状況は変わらない。
改善すべきポイントは以下3点だと思う。

1.わからないことを認めて、理解するまで話を聞くこと
2.他人と自分を比べないこと
3.素直になること

1はそのとおりで、まずはわからないことを認めることが大事。
わからないと素直に言えば、教えてくれない人はいないと思う。(怒られるかもですけど)ただ、この後怒られるよりも、今怒られたほうが気が楽。

2は、一部を視て全部を視るような、そんな視点になっていることもあると思う。一部は一部、そこは負けていても他で勝てばいい。自分の得意なポイントをうまくフォーカスしていくべきだと思う。あと、できないことはできないと認めると、周りも楽になるし、迷惑はかけない。

3は現実を受け入れることかな。できないことを悔やんでいても仕方ないので、そこを認めて楽になること。

私もわかったふりをして、何百万という損害を会社に出したことがある。その時は様々な人に怒られた時は悔しかったけど、良い勉強をさせていただいたと、今なら思う。

わからないことがわからなくなる人はよく見かける。
そんな人には「わからないって宣言しなさい」と伝えるようにしている。
けど、それでも改善できない人もいるのは事実。
結局、自分を変えられる人じゃないと、これ以上のアドバイスはできない。周りも何もできないので、最後の自分自身を変えることについては、勇気を持ってやってほしいものである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?