手法=やり方 ばかり見る単純な人
仕事をする上で以下を決めずに仕事をやる人は、仕事ができない人だと思います。
何故やるのか → 目的
何を得るのか → 成果
昔からですけど、手法ばかりに目がいって、大切な考え方をまとめずに仕事する人が増えた気がする。というより、大半の人はそうだとも思う。
目的や成果を決めないと、まず「結果の良し悪し」が分からない。一言で言うと「検証」しない。
具体的な例を挙げましょう。
markezine、impress等で読んだ「何処どこの企業はこんな手法でコンバージョンを○倍にした」みたいな記事をそのまま受け入れて自社サービスに適用する人、またはしたいと言う人。私的にはこれが最も最悪。何も考えていない人の典型で、20代ならまだしも、40代でもこれはやばい人です。
状況も違うし、商材も違う。○倍って母数も違う。自社に当てはめたらどうなるかな、を考えないと意味がない。
また、目的と成果を決めないと、結果の検証をしない。良かったかどうかの判断はどうするんですかね?
で、こういう人はどうなるかといえば、実施した結果の一部を視て、大概が悪いかパッとしない結果なんですけど、結論「うちには向かなかったね」で終わる。
コンバージョンを上げるにしても、因数分解しないで、結果だけ視てたら何も変わらない。もしかしたら、この施策で来訪者が増えたかもしれないし、コンバージョンの率が改善されているかもしれない。
私がこういうことを言った際、ある40代の人は「理屈っぽいよ。スピード重視で行こうよ。PDCA回そうよ」と言ったけど、何を基準にPDCAなのか、スピードなのか。考えが浅過ぎる。リソースを考えろ。
こういう人に啓蒙するのはまだしも、もう同僚としては働きたくない、と強く思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?