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くつろげば悟れる?OSHOの『存在の詩』とスピリチュアルな安らぎ

くつろげば悟れる?OSHOの『存在の詩』とスピリチュアルな安らぎ

この本は、チベット密教の奥義、『マハムドラーの詩』を紹介する本だ。

本書は1977年、めるくまーるより『存在の詩』として刊行されました。
初版から1987年に第15版まで増刷され、当時の書店に「精神世界」というジャンルが確立される一因にもなった一冊でした。

本書「謝辞」より

凄い本なんだね。

実は、2020年に復刊されてから、OSHOさんの本には珍しく、未だに出版され続けているらしい。分厚い本だし、値段も安くないが、これだけ売れ続けてるってことは、内容がよっぽど良いんだろうね~!!。

翻訳者の星川淳さんが以下のように書いてるね。

 本書のテーマは「ありのままの自分でありきること」に尽きる。(中略)
 社会への適応過程で刷り込まれた「自分でないものになろうとする」根深い衝動から自由になり、〈いま・ここ〉にくつろぐこと――時代と文化を問わず、達成幻想に囚われたすべての探求者をうちのめすこの劇薬が、これほどの美しい言葉のダンスに乗せて、これほど多くの人に届けられたのは初めてかもしれない。

本書「復刊に寄せて」より
星川淳(翻訳者)

とにかく、「くつろげばいい」というスピリチュアルな安らぎを説く教えなもんだから、なんか、探求するのがアホらしくなってくる。その意味では、ひどく衝撃的だったんだよね。「すべての探求者をうちのめすこの劇薬」というのは、非常に言いえて妙なんだよなー。

今まで、探求してきたわけじゃん。それが全て否定されたんだね。

まあ、この本を読んだからといって、探求をやめるわけではないけれどもね。強烈なカウンターパンチをくらった気分だ・・・・。

「ゆったりと自然にしていれば、間もなくあなたは、存在とのオーガズミックな絶頂に至るだろう。」(本書より)

本書に以下の記述がある。

 労なくして
 ゆったりと「自然なる境地」にとどまるならば

 (中略)無理をしたり、自分の実存の中に緊張をつくろうとしたりしないこと。リラックスだ。
 間もなく汝はマハムドラーにたどり着き
 ゆったりと自然にしていれば、間もなくあなたは、存在とのオーガズミックな絶頂に至るだろう。
 無達成なものを達成せん

本書より

太字の部分が、チベット密教の奥義、『マハムドラーの詩』の一部だ。この本が出るまで、一般の人には、到底知り得なかった秘密の奥義が、『マハムドラーの詩』なんだ。結構長い詩なんだけどね。

なんか、めっちゃユルいやん。努力とかいらないのね。「労なくしてゆったりと「自然なる境地」にとどまるならば間もなく汝はマハムドラーにたどり着き無達成なものを達成せん」・・・!?

要するに、くつろげば悟れるということを書いた箇所だよね。探求よりもスピリチュアルな安らぎのほうがズッと大事だよと。
こんなことを言われてしまうと、今まで探求してきたのが、アホ臭く思えてくる。だからこその衝撃なんだが。

だからって、この本の教えにのっかって、今までの路線を変えようとまでは思わないんでしょ?

そりゃーそーだね。探求はやめないつもりだよ。でも、こういう強烈なカウンターパンチがあることは、知って良かった。

とにかく努力とかしないで、悟りたいアナタなら、絶対の一冊!!

とにかく努力とかしないで、悟りたいアナタなら、絶対の一冊だね。

分厚い本だけど、これ一冊で悟れるなら、ずいぶんと安い労力とお金の投資だよね?

翻訳者の星川淳さんが、めちゃくちゃ優秀で、OSHOさんの言葉のダンスを、みごとに、日本語のダンスに、翻訳してるんだ。自然と次が読みたくなる文章なんだよね~。

超訳なのかー(笑)

OSHOさんの教えも、あいかわらず凄くて、シビレまくりだしねぇ・・・。今まで読んだOSHOさんの本で、一冊のマストバイを挙げるとしたら、絶対にこの本かもしれない・・・。

分厚いし安くないけれども、それでも、マストバイなんだね。

これ一冊で悟れるならば、本当に安い投資だ!(笑)。ぜひ、この本を買って、アナタもチベット密教の奥義、『マハムドラーの詩』の全文を、堪能してほしい!!

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