#インディ
★予選大会・2020年ほぼ上半期のベストアルバム、ベストEP(その1)
今年も気がつけば5月、というよりも、5月もそろそろ終わろうとしていますね・・毎月のように傑作ばかり出てくる2020年、個人的にはお財布がどうかなってしまいそうですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
「今月もいい音源ばかり出てくるなあ・・」が無限に更新されていく中で、このままぼんやりと過ごしていては本当に「今年って何が出ていたっけ?」とすっとぼけてしまいそうなので、ざっくりと1〜5月リリースのア
ダンスで軽やかに誘われる、孤独な夜の浮遊感
Twitterのハッシュタグに「#30DaySongChallenge」というものがあり、その名の通り1日ずつお題に沿った曲を選んで投稿する、というものなのですが、楽しそうなので参加してみました。
ただ私は基本的にダンスミュージックが大好きで(四つ打ちの曲だったら大体好きというガバガバ判定)、そのせいで6日目のお題「踊りたくなる曲(A song that makes you want to da
もう少しだけ2019年を引きずってみる(個人的に出会ってよかった作品54)
普段はどちらかというとアンビエントかノイズかアラビア・トルコ音楽を聴いている私ですが、いわゆる「テン年代」の終わりとしての2019年は、再結成やら数年ぶりのリリースやらで色々とあって、自分の好きなアーティストの復活に心踊らせているうちにあっという間に過ぎてしまいました。
・・というわけで(?)、実は個人的ベスト作品25というものはすでに記事化しているものの、それではあまりにも取りこぼしてしまった
何だか聴いたことがあるようで新しいもの、としてのアルチュセール的理解(Easy Life『Junk Food』レビュー)
メロウなキーボードのメロディに打ち込みやサンプリングされたパーカッション、そこにギターやベース、ドラムといったオーセンティックなバンド構成を合わせつつ、サックスやトラペットなどの管楽器が時折姿を見せ、レイドバックした調子のラップが展開される・・
果たしてこれはファンクなのか、ヒップホップなのか、ソウルやジャズの参照点もありそうだが、BBCのSound of 2020にて「 hard to pin
セルフ-トート / パストラル・ディスコ(the boy least likely to『the best party ever』レビュー)
2005年といえば、アークティック・モンキーズが例のシングル「I Bet You Look Good on the Dancefloor」を出し、アニマル・コレクティヴがアルバム『Feels』を出し、UKもUSも有象無象にインディ・バンドが犇めき合ってキャッチアップが大変だった年の一つだと個人的には感じます。
そんな中でポッと出てきたthe boy least likely to。
ジャケット
アルチュセール・革命・シンガロン(レスターの5人組バンド・Easy Lifeについて)
ファンクなのか、ヒップホップなのか、インディなのか、ソウルやジャズの参照点もありそうだけど・・という表記はありますが、結局のところ、イージー・ライフ(Easy Life)って何者なのか?
BBCをはじめイギリス本国での熱狂を見ると確かにすごいことはわかるのですが、そもそも彼らは一体何者なんだろう?
そんなことを思いながら読んだ彼らのインタヴューはどれも面白く、ウィットに富んでいて・・気が付けば
シークレットリー・グループとめぐるUSインディのセカイ(2010年〜)
とある一つの音楽的ジャンルや、音楽的なムーヴメントを語る上では、もちろんアーティストの存在は最重要ではありますが、例えばアラン・マッギーがオアシスを発掘したように、シーンの円熟や勃興において、その根幹的な部分を支えるレーベルの存在は、どうしても無視できないと思うのです。
クリエイション・レコーズとアラン・マッギーについてはかなり極端な例ではありますが、個人的な興味もあり、レーベルに関する記事を作