【人生ノート 245ページ】 神さまは、よりよい道にゆくことをお喜びになるのであります。
近代化された歩みよい道さて、道を歩くには、同伴者(つれ)というものがあるほうが面白くゆける。なにかワイワイ笑いながら歩いているうちに、一里、二里は行ってしまう。しかしまた、気の合わない者とゆくと、一人ゆくより苦しい。また行く道でも、楽な道と、ちょっとは楽なようで変な道もあるし、変な道と思っても、よい近道もある。それは事情に精通者でないとわからない。むかしは良かったが、いまは橋が落ちており、いばらが生えている道もあります。狭いようでも先になると、大きな自動車が通うているような道