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『受験生の生理対策』。ユニ・チャームと赤本で知られる教学社が開発の受験での生理対策本。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さん、この冬をいかがお過ごしでしょうか?
今、インフルエンザを始め、コロナやマイコプラズマなども流行っていて、大変な年の瀬となっていますね。
テレビで「病院が年末年始で閉まる前に、早めに子どもを病院に連れて行った」という話も聞きますし、SNSでもその様な声をよく観ます。
私自身は坐骨神経痛を2024年夏に発症してから、初めて迎える冬で、寒くて、腰が痛くなって、身体がバキバキで、これはお風呂に入っても、痛みが緩和されず、とても厳しい冬を過ごしています。
こんなに感染症が流行ったり、寒かったりすると、2025年1月には共通テストもあって、体調管理を心配する受験生も多いと思いますが、特に女の子と言えば、「生理が重なってしまったら...」と心配していると思います。
そんな時に、数量限定の無料配布ではありますが、『受験生の生理対策』という赤本が一部書店に置かれているのをご存知でしょうか?
年明け1月18、19日実施の大学入学共通テストまで後1ヵ月余り。本番で、最大限の力を発揮して頂こうと、生理へのケアや備えに関しての「赤本」が全国の主要書店で無料配布されています。
自由に持ち帰り可能な『受験生の生理対策』と書かれた冊子が置かれていて、表紙のデザインは棚に並ぶ「赤本」とよく似ています。教学社とユニ・チャームによる、生理に悩む女の子への受験生を応援する活動です。
経血の漏れや生理痛で試験や受験勉強に集中できないという女子受験生の悩みに寄り添い、対策法が啓発されています。
今回は、『受験生の生理対策』のこと、受験生の女の子が「生理」で悩んでいることなどをお知らせします。
『受験生の生理対策』に書かれている「生理」対策。受験生の「生理」の悩みとは?
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画像・動画引用・参考:ソフィ 受験生応援サイト-生理用品のソフィ
2024年8月、生理用品ブランド「ソフィ」を展開するユニ・チャームは、高校3年生の女子生徒100人を対象に、勉強や大学受験で不安なことを質問しました。
「生理による腹痛や頭痛で、勉強に集中できない時があって不安」とした回答は71%に達しました。
ですが、生徒のお母さん100人に「娘さんが生理・PMS(月経前症候群)で困っている時やツラい時、それに気付けますか?」と質問すると、「気付く」との回答は53%に留まりました。
ユニ・チャームでは、試験日に生理となって「慌ててコンビニで生理用品を買いに駆け込んだ」の経験をした女性社員がいました。
そこで、受験生やその家族を応援する活動として、大学別の入試過去問「赤本」を発行する世界思想社教学社に協力を依頼し、赤本のデザインを施した冊子『受験生の生理対策』を作成し、2024年11月から全国の書店で無料配布されています。
冊子では、5つの「生理ケア」が紹介されています。
・十分な睡眠時間を確保するためには、漏れが気にならないショーツ型のナプキンが有効
・試験中の「漏れ」への不安には、タンポン、吸収力がアップする生理用品を使用することを提案し、生理痛への対処として鎮痛剤を適切に使用することで、鎮痛剤は「薬が効くまでに30~60分かかるため、早めに飲む」ことがポイント
だといいます。
また、冊子内には、受験当日に生理が重ならない様にするため、婦人科を受診して「低用量ピル」を処方して頂く方法があることや、生理管理アプリを使用して体調を把握する習慣をつけることなどが紹介されています。
また「試験直前のチェックリスト」として、アプリを使用して生理を予測することを挙げます。試験当日は予定日でなくても鎮痛剤や生理用品を持って行き、会場のトイレが混み合うことに備えて、トイレの場所を複数確認しておくことが推奨されています。
参考サイト
「入試と生理が重なる」受験生の不安に〝赤本〟で対策を 書店で無料啓発冊子を配布 産経新聞(2024年)
共通テストに向け、五つのケアを 生理対策の「赤本」を無料配布 毎日新聞(2024年)
ユニ・チャームの担当者は、「正しい生理へのケアを理解して、人生の大切な節目の日を乗り越えて頂きたいです」と述べました。
『受験生の生理対策』は、各書店で無くなり次第終了ですが、生理対策はソフィのサイトでも紹介されています。
私と受験
私が学生時代は、センター試験と言いました。
色々トラブルがあった時でした。
高校の同級生と駅で待ち合わせして、センター試験の会場に向かっている時、電車の中でその当時使っていた携帯が壊れて、同級生と会話ができず、電車の中で「ここに居るよ」と手を振って、場所を伝えました。
携帯が壊れていることで、両親にもすぐに話せないこととか、近況を報告できず、とても不安な日でした。
確か幾つかあった試験会場の部屋に仲の良い同級生が居なかったことで、余計に緊張しました。
当日は今ほど降らなかったものの、雪が降っていて、同級生も同じ試験会場ではなかったことで、「携帯に壊れているから、誰とも話せないし、この不安をどうしよう」と、知り合いがいない中での、廊下での受験勉強の追い込みでも、集中することができませんでした。
センター試験から帰宅する際、携帯が繋がらなかったことで、確か同級生に携帯を借りて、自宅に居る両親に電話したと思います。
生理は被っていなかったと思いますが、試験当日からハプニングの連続で、全然受験への気持ちがハプニングに引っ張られ過ぎて、集中できなかったと今でも思います。
私は受験に失敗しましたが、今の季節は寒い上に、生理が重い女の子も多く、感染症も色んなものが流行っていて、とても大変な想いで、受験勉強をされていると思います。
数量に限りがありますが、『受験生の生理対策』という本が、生理と受験との両立で悩む女の子たちを救って欲しいと思いました。
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