AIの波を乗り越える!自動化の影響を受けにくい10職種(例)とは?
この記事は、これからのAI社会について読者の皆様と考えていきたいという趣旨でA B S(起業の学校)が制作しました。
先週は、AIが発展することにより自動化される可能性の高い10職種(例)を紹介しました。
今回は逆に、自動化の影響を受けにくい10職種(例)を紹介します。
◆自動化の影響を受けにくい10職種(例)
・教育者(教師・教授)
教育や指導は感情的な共感や創造的なアプローチが必要とされるため、自動化が困難である。
・医師(特に外科医や診断医)
複雑な意思決定や患者とのコミュニケーションが必要であり、AIが完全に代替することは難しい。
・心理カウンセラー・セラピスト
感情的サポートや対人関係の深い理解が求められる分野であり、人間特有の共感力と洞察力が重視される。
・アート関連職(画家、彫刻家、ミュージシャンなど)
芸術の創造性や個性はAIには再現しづらい分野である。
・マーケティング戦略プランナー
市場分析力、戦略構築力に加え、人間ならではのクリエイティブな発想力、コミュニケーション力が必要不可欠である。
・ソーシャルワーカー
社会的支援への熱意や人間関係の調整など、AIが担えない共感能力が求められる。
・研究者(特に基礎研究分野)
新しい知識を創造する研究活動は、未知の問題に取り組む能力が重要であり、AIの範囲を超えている。
・起業家、ビジネスリーダー
ビジョンの創造やリーダーシップ、人間関係の構築が求められる職種である。
・建築家
デザインや構造設計には創造性と柔軟な問題解決能力が不可欠である。
・イベントプランナー
創造力と企画力に加え、多くの関係者との調整を図るプロジェクト管理能力とコミュニケーション能力が求められる。
(これは主観ですが、“起業家・ビジネスリーダー”が自動化の影響を受けにくい職種に入っていて安堵しました。 起業を目指している皆さんがAI革命の時代、構想力をフルに発揮し、世の中の価値観を変えるような新規事業を生み出し、社会に貢献していくことを期待しています。)
教育や職業訓練の再構築が不可欠
2013年にマイケル・オズボーン博士とカール・B・フレイ博士が発表した論文「The Future of Employment: How Susceptible Are Jobs to Computerisation?(雇用の未来:仕事はコンピュータ化の影響をいかに受けるか? )」によると、
自動化による労働市場の変化に備えるためには、
教育や職業訓練の再構築が不可欠であると主張している。
例えば、創造力、批判的思考、問題解決能力といったスキルを強化する教育プログラムの必要性だ。
また、政策の面でも、雇用喪失を緩和するための社会的支援(再教育プログラム、失業保険の充実、ベーシックインカムなど)が提案されている。
この研究は、AIやロボット技術の進化が雇用に与える影響を警告すると同時に、これをチャンスとして捉える視点も提供している。
自動化による労働市場の変化は避けられないが、社会が適切に対応することで、新しい雇用の形やより効率的な経済活動を実現する可能性を示しているのだ。
技術の進化がもたらす変化に対し、個人・企業・政府が連携して対応する必要性を強調している。
今回はここまで。
次回はオズボーン博士の論文の概要について、もう少し具体的に掘り下げた内容をご紹介します。
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