日記#14 『過去とルーツ』
投稿していなかった二日間、過去に書いた自分の小説を読んでいた。それは小学校で書いたものも、中学校で書いたものもあった。ネットで書いていたのもある。しかしそれは小説というよりかは、文章の羅列みたいに思えた。ちぐはぐで間違いだらけの文章は、ストーリーとしてみても大したものじゃないし、アイデアもどこにでもある二番煎じばかりだった。けれど、僕はそれらの文章を楽しく、苦なく書いていたのだろうと容易に思えた。僕が小説を書くようになったきっかけは、ある小説の終わり方にどうも納得がいかなかっ