日記#14 『過去とルーツ』
投稿していなかった二日間、過去に書いた自分の小説を読んでいた。それは小学校で書いたものも、中学校で書いたものもあった。ネットで書いていたのもある。しかしそれは小説というよりかは、文章の羅列みたいに思えた。ちぐはぐで間違いだらけの文章は、ストーリーとしてみても大したものじゃないし、アイデアもどこにでもある二番煎じばかりだった。けれど、僕はそれらの文章を楽しく、苦なく書いていたのだろうと容易に思えた。僕が小説を書くようになったきっかけは、ある小説の終わり方にどうも納得がいかなかったからだ。なんでこんなふうに終わってしまうのか。謎は謎のままで、釈然としないエンドだった。だから僕は僕なりのその物語を紡いだわけだ。それがきっかけとなって、今まで書いているのだから、面白い(1年間書かないとか、ブランクはあれど)。最近、文章を書くことばかりに集中していたが、これからはどんどん読んでいこうと思う。
それに過去に書いたものは公開できないけれど、より良くして公開したい。内容やアイデアはそんなに悪くないものもあったし。僕は何か案やアイデアを思いつくとメモ用紙に殴り書きする癖がある。それらをファイリングしてまとめたりしていた。割に新鮮なものもあったし、絶対に物語を書かないだろうなっていうものもあった。過去というのは歩いてきた道で、たまにはどんな道を歩いてきたかを確かめるのもいいなと思った。とはいえ、あまりの恥ずかしさに何枚かは捨てた。ボールペンでぐちゃぐちゃにしてビリビリにした。シュレッダーが心の底から欲しくなった。
しかし思うのは、書かなければ何も始まらないし、上達もしないということだ。絵やスポーツなんかにも通ずるかもしれない。描かなければ、走らなければ決して上手くなることはない。僕自身それは分かっているはずなんだけれど、怠けることが止まらない。やっぱ楽したいし、なるべく最短のコースでゴールしたい。
それに今までの同級生と会いたくなった。僕は割と実在の人物をモチーフに、キャラを作ることが多い。と言ってもあくまで輪郭程度だ。オリジナリティは出さないとだし、物語に適したキャラにしなきゃ意味はないしね。だから読んでいて、この人は確かあの人をモチーフにしたんだっけな。みたいな事が多々あった。先生とかそのまま先生の名前を使ったりね。その話で言うと、僕は中学校の先生に本当に感謝している。僕の創作活動を後押ししてくれたのは彼であるからだ。先生がいなければ、僕もここまで活発に書いていないと思う。
全く関係ないんだけど、最近ランニングマシンを貰ったから、小走りしながらこの文章を書いている。高校の友達今度会うから、それまでにちょっとでも痩せたい。それと写真の猫。写真あった方がいい気がして飼ってる猫の写真を貼っておく。
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