日記#7 『努力の先と孤独』
僕には確固たる夢がある。小説家になりたい。叶えるにはもちろん、努力が必要だと思う。だけど、努力の先を考えてしまうと、足がすくむ。あんなに努力して書いた文章が、小説が応募したら一次選考を落ちだったらどうしようとか。こんなに上手く書いた文章なのに誰にも評価されなかったらどうしようとか。僕は基本的にネガティブな人間だから、楽観的思考は絶対にない。考えるのは大失敗、よくて普通の失敗。自信がないからだ。本来、そういう時に現れるのは自信だ。今までの自信がネガティブからポジティブへと押し返してくれる。はずなのだ。僕にはその自信がない。一生ネガティブなままだ。だからこうして毎日投稿なんて、結構しんどい(個人的にはとてもしんどい。寝ても醒めても小説のことばかり考えているから)。小説や文章を考えるのは好きだけど、こうして毎日書いてるとふと面倒に、億劫になってしまう時がある。そういう時、奮い立たせるものが欲しい。なんて面倒な性格だろう。ネガティブからポジティブにするためには自信が必要で、その自信を付けるためには何か奮い立たせるものが必要なのだ。僕は天才じゃない。文の才能なんかこれっぽっちもない。だから孤独では上手く書けないみたいだ。
最近、DMでよく話す人が二人いる。他愛の話ばかりをしている。だけどそれでも刺激を受けることが多々ある。僕の凝り固まった考えをほぐしてくれる整体師のような役目をしてくれているのだ。相手は何故、僕と話してくれるのか分からないけど。でも本当に嬉しいし、助かっていた。いつまでも話していたい。
二人目は僕のあまり知らない人だ。僕の文章が好きでフォローしてくれて、僕の小説を読みたいと言ってくれた。だけど僕にはその相手に見せられるほどの立派な小説を生憎持ち合わせていなかったから、辞退した。いずれ、必ず素晴らしい出来の小説を書きたい。そしてその人に見せたい。
小説は孤独でないと書けないものだと思っていたけど、僕の場合はそうではないかもしれない。誰かに認めてもらえるためのツールなのかもしれない。小説というものを介して僕を認めてくれるのならそれ以上はない。
どうだろう、奮い立たせるものができて、自信がつけられそうではないか。僕はこれ以上ない好条件下に居ると思っている。だからこそ今しかないのだ。日常を多少なりとも棒に降り、自分よりも創作を優先させたい。
日記とはいえ、あくまで一般公開しているのにあまりに私情的になってしまった。
今が頑張り時だと思っている。ここにあるチャンスを掴まなければ、その女神は逃げてしまいそうだ。
小説もそろそろあげる。友達の写真付きで。
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