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【気分爽快・生産性UP・健康促進・肉体美】 30分の早朝ランニングが1日の"質"を高める

最近、早朝のランニングを始めたのだが、これを始めてからすこぶる調子が良い。

静かな街並みと澄んだ空気は、景色を一段と綺麗に見せてくれるのでフレッシュな気分になれるし、太陽の光は日中と違って優しく、寝ぼけた心身を一気に覚醒させてくれるから、元気よく1日をスタートできるのだ。

正直、ランニングについては、学生時代に部活でやった走り込みのイメージが強く、「楽しい訳が無い」と敬遠してきたのだが、日課にしてみると生活の質も体調も明らかに向上して、「どうしてもっと早くから日課にしなかったのだろう」と後悔しているくらいだ。

そんな訳で、今回の記事では僕が実感した『ランニングをするメリット』をご紹介していこうと思う。



☑️朝のランニングで気分爽快なスタートを切れる

朝起きた瞬間、大抵の人は「怠いな…起きたくないな…」と、どちらかと言えば"負の感情"を抱いているのではないだろうか?

僕もそうなのだが、これには理由があって『セロトニン』の分泌量が関係している。

セロトニンは『気分や『覚醒』、『意欲』に関連するホルモンで、朝活発に分泌されて、夕方になるにつれて分泌が落ち着いてしまう特性がある。

だから、朝目覚めたばかりというのは一番セロトニンが不足している状態なので気分が落ち込みやすいのだ。

そんな気分の落ち込みも、朝日を浴びてセロトニン不足が解消されることで緩和されるのだが、その効果をより一層高めるのに、ランニングやウォーキングが最適だ。

というのも、セロトニンの分泌が活発化するのは朝日を浴びることの他に、『リズム運動』が有効だからだ。

リズム運動というのは、規則的なリズムを繰り返す運動のことで、ランニングやウォーキング、縄跳び等がそうだ。

それも、寝起きから1時間以内に行うと効果が高い。

実際、僕は起床後すぐにランニングに出かけるのだが、朝日を浴びながらランニングすると、気分が高揚して頭も体もスッキリと覚醒するのを実感できる。

爽快な気持ちで一日をスタートできるから、生活にメリハリが生まれるし、必然と生活の質も良くなって良いこと尽くしだ!

また、朝日を浴びることは乱れた体内時計をリセットする効果もあるので、寝付きを良くし、生活習慣病の予防にも効果的とされている。

人生100年と言われることを考えると、健康寿命を長くすることが大切だ。

忙しい朝に時間を取るのは大変だが、早起きしてでもやる価値はあるんじゃないかなと感じている。


☑️やる気&集中力UPで仕事も勉強も捗る

セロトニンは、気分の高揚や覚醒だけでなく『意欲』にも起因するホルモンだ。

そのため、朝一で大量のセロトニンが分泌されれば、やる気も集中力も高まった状態で仕事や勉強に向かえる

実際、僕が一番効果を感じているのは『やる気』と『集中力』の向上で、ランニングを日課とする前と比べると、特に午前中は高い集中力が発揮出来るようになったと感じている。

途中でモチベーションが尽きて滞っていた前日の作業を、朝ランニングの後に一気に片づけてしまったことは一度や二度ではない。

作業が軌道に乗るから、午後もその勢いのまま作業に取り組めて、結果的に一日の作業量も増えていて、もはや「これはチートではないか?」とすら思えるくらいだ。

仕事や勉強で煮詰まっている方には、一度朝ランニングを試していただきたい。

凝り固まった身体を解せば血流が良くなるように、滞った『問題』を解消する切っ掛けになるのではないかと思う。


☑️少ない負担で健康的にボディメイク

ここまで、気分や集中力といった精神的な効果を書いてきたが、勿論、身体にもメリットがある。
その最たるものが、少ない負担で健康的にボディメイク出来ることだと思う。

何せ1日30分、距離にして4~5kmをただ走るだけなのだから、経済的にも肉体的にもほとんど負担がかからないのだ。

それでいて、10日も走ればフルマラソンに匹敵する運動量になる。

"塵も積もれば"とは言うが、たった10日でフルマラソンの運動量に到達できると考えたら凄いと思わないだろうか?

ちなみに、消費カロリーの計算は下式で行う。
METsとは身体活動量の係数で、ランニング(時速8km/h)の場合は8.3となる。

消費カロリー(kcal)=METs×時間(h)×体重(kg)×1.05

下表に運動ごとのMETsをまとめてみたので良かったら参考にしていただきたい。

運動ごとのMETs一覧表(体重別消費カロリーは1時間の運動時間で計算)

METsを用いた式で、体重70kgの人が30分走った場合の消費カロリーを計算すると305kcalとなる。

つまり、10日走れば3050kcalも消費したことになり、これはショートケーキ(300Kcal/1切れ)を10切れ食べても太らない計算になる!

そんなに沢山ケーキを食べる人は居ないだろうけど、それくらい好きなものを罪悪感無く食べられると思えば良いとは思わないだろうか?

また、既についてしまった脂肪の燃焼にも効果的だ。

脂肪1㎏が7200kcalと言われているから、上記の計算だと24日で完全燃焼できるので、1か月継続するだけも確実に身体は変わってくることを実感できるだろう。


☑️要注意!筋トレとランニングは間隔をあける

ランニングをする上で注意した方が良いことがあるとすれば、それは筋トレと一緒に行わない方が良いということだ。

ジムで筋トレをした後にランニングをする人をよく見かけるのだが、これは非常に勿体ない行為なのだ。

『筋トレ後に有酸素運動をすると痩せる』ということを聞いたことがある人は多いと思うが、最近の研究では筋トレと有酸素運動の間隔が短いと、筋トレの効果を打ち消してしまうことが判明している。

これは、有酸素運動をすることでエネルギーが枯渇しないよう、筋肉の合成を阻害するためである。

これでは筋肉量が増えず、基礎代謝が上がらないから効率の良いボディメイクが望めない。

なので、筋トレと有酸素運動は3時間以上の間隔(3時間のうちに筋肉の合成が進むから)を空けるようにしたい。


では、先に有酸素運動をしてから筋トレをするならどうか?

結論から言うと、これもおススメ出来ない。

この方法だと成長ホルモンの分泌が抑制され、筋肥大効果が弱まってしまうそうだ。

それに、有酸素運動の疲れによって、最大限の力を発揮できなくなれば筋トレの質が落ちてしまう。

そもそも、長時間の運動はストレスホルモンのコルチゾールが分泌されて、筋肉が分解されてしまうものだ。

ご飯を一度に沢山食べても消化しきれないように、運動も一度に沢山やればいいと言うものでは無い。

無理なく自分のペースで、楽しく続けることが大事だと思う。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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