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私の初裏アカには、SNSの原点が広がっていた。
最近私のスマホを使って何でもないような風景を撮る娘。
自分のスマホが欲しくてたまらない様子の娘に、スマホで何をしたいのか聞いてみた。
どうやらSNSに興味があるらしい。
娘曰く「お父さんとお母さんだけじゃなくて、いっぱいの人にお届けしたいことがある」とのこと。
「今スマホを持つことが難しいなら裏アカをつくってよ」と娘が言う。
「裏アカ」という存在を小学2年生が知っていることにドキッとする。
今年の無人島も夏の思うツボだ。
今年の夏も無人島へ。
昨年は大雨だったが今回は太陽も味方につき、晴天の無人島を独占だ!
目的地は長崎。
行くまでに、前回は通過する時間帯の問題でことごとく叶わなかった沢山の寄り道を企てる。
ラフに寄り道できるのは、車で行くことの醍醐味だ(ペーパードライバーが何を言うかだが)。
まずは岡山。
夫待望のジーンズストリートを散策し、きび団子を食す。
私が昔読んだ桃太郎の絵本の中のきび団子は灰色だった
経験とか才能とか強みとか得意とかを、余すことなく持て余す。
滋賀に来て一年が経った。
「任期を終えたら何をするの?」
と聞かれることも増えた。
何も決まっていないけれど、
何をするかを考える上で心がけていることはある。
今までの経験。
強みだねと言ってもらっている部分。
あるかもしれない才能。
それらを活かそうとは考えないようにしたい。
自分が何を持っているかと、何を選ぶかはまた別だ。
誰かから一度でも認められた才能とか資質とか経験とか強みとか得意な
解放されたくて向かった無人島から、帰る時に感じるこの解放感。予定とも予想とも解放ともかけ離れていた1泊4日だった。
早めの夏休みをとり、家族で無人島へ。
夏休み前の平日ということもあり、予約は私たちのみ。夢の無人島貸切だ。
行きか帰りかに岡山にいる友人を訪ねよう。
広島でお好み焼きを食べ、島根で出雲大社に参拝し、福岡でラーメンを食べよう。
そんなざっくりとした計画を立て、車に思いつく限りの荷物と浮かれグッズを詰め込み、無人島がある長崎へ向かう。
島に到着して最初に渡されたのは「冒険の書」。そこには、島の地
「今の若い人って行動力がすごいですよね、尊敬します」などと言った瞬間、会話が続かなくなった理由がなんとなく分かったような4月の始まり。
人と会って話し、とても楽しい時間だったのに、別れた後にホッと一杯お酒を飲む。
そんな時間が何より楽しみだったりする。
そのくせ、別れに対する耐性がないのが私だ。
約4ヶ月一緒に働かせてもらった、とても頼りになる陽気な上司や仲間と別れの時がきた。私を受け入れようと、馴染ませようと、どれだけ心をつかってくれたかが十分過ぎるほどに伝わってきた4ヶ月だった。
心細い。
これだけ泣いてしまうということは