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日々エッセイ

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魑魅魍魎な私のnoteのうち「まとめておく価値が1円くらいありそうなモノ」をエッセイ集としてここに集めておきます。 『uraraさんのnoteはまとまってなくて読みづらい』とい…
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#note

老ける 耽る 師走が更ける

30歳にもなり、noteのアカウントはしぶとく持ち続けて早2年半。
アカウントはサービスが続く限り持ち続けておきたいと思っている。なんというか、まともに続けてきて積み上がっている過去の資産は取っておきたい。みんなそう思っていたらいいなぁ。いつか、懐かし話に華を咲かせたいもので



上手く言葉で言えないが、とりあえず今年もお疲れ様でした。と言える年末にはなった気がしている。みんなもお疲れ様やで。

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殻をかぶらないと生きていけない

思ったことを可能な限りストレートに書く。これが案外響く人には響くんだって。

いつからか、何かと事前準備を怠らない性格になった。社会人になってからか、職場恋人その他のパワハラモラハラのせいか、準備ができてないことで人にガッカリされるのが、とても怖くなったのだ。

準備ってやっても褒められることは無いくせに、やらなかったらほぼ確実にガッカリされる。
あのなんとも言えない、信用が崩れたのか見限られたの

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敢えて

◇サービスの裏方をやってる立場から見ると
自分たちが頑張っているサービスが選ばれないと寂しい
使ってくれると嬉しい
使わなくなったらまたいつの日か戻ってきて欲しい

そんなふうに思う。

嫌われることもあるだろう
万人にウケる完璧なサービスなんてないし、作り手によるコンセプトやビジョンがあるから
想定外の使われ方をして、思わぬ人を傷つけてしまうこともあるから
一定の人たちに嫌われてしまうことも、や

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2度目の初夏

これは告白文で,眼を背けたくとも背けられない感情が推し進めたnote.

それはふいに訪れた.

いや,『来ることを予感していた』のが正しいのか.

今日僕は会社を体調不良で休み,公園からnoteを書いている.

いろんな人たちで賑わう平日の公園.

行き場を失くした童たちが母親の温かいまなざしを受けながら遊んでいる.

***

最近こみ上げてきた感情.

黒くどろどろとしたそれは,いくら気候が

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鬱が獣のように襲い掛かろうとも

年の瀬だ.

色んな人に出会い,色んな別れもあった.

かつての仲間や今の仲間,友や初対面の人,先輩や後輩,男性や女性,色んな人に会った1年だった.色んな人と別れた1年だった.色んな人に出会えたことは,僕にとって「学び」でしかなく,心を大きく育てることができたと思っている.その代償として一部の感情と記憶は無くしているが,それはそれで等価交換ということにしておこう.あと1週間ちょっとで今年が終わると

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チャックのお話

チャックのお話

ある番組である男性芸能人が恋愛における自身の心の開示度を「チャック」に例えて話していた。

チャック/ファスナーと呼ばれるそれは、中身が出ないように使う器具として身の周りのありとあらゆるものに使われている。人が使う時には、よく心/本音をどんな関係まで開示するか、という例えに使われる。

個人的に有名なのはMr.Childrenの「ファスナー」の一節だ。
=====
きっとウルトラマンのそれのように

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何重もの鍵の奥の話

何重もの鍵の奥の話

拒絶された時の表情と
あの眼差しが大嫌いだ

気持ち悪がられ
忌み嫌われ
蔑まれ
嘲笑されることが大嫌いだ

興味がなく、まるで価値がないような
まるでガラクタのように見られるのが

大嫌いだ

距離が近いほどに強く
遠いほど弱く

その言葉は深く深く心を抉る

===

別に万人から受け入れられたいわけではない
受け入れあった人だからこそ

理由はさまざま

だったら傷つかないように
悲しまない

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生まれ変わる話

生まれ変わる話

男だとか女だとかに関わらず、何もかもが無理な時はある。少なくとも、僕はそうだった。今日はそんなお話。

あ、だめなループに入った

きっかけはいつもわからないが、調子が悪い。体調はすこぶる元気なのだが、こう、頭が冴えず、霧の中に迷い込んだような。
苦手意識も増え、自己肯定感は下がる。やらないといけないことがあるのに、やれないんだ。

側から見ればぼーっと携帯を眺めたりだらだらしてるように見えるだろ

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徒然と月を眺めながら

久々に満月を見上げた

薄っすらと靄がかかった冬と春の間の夜

夜更けの月は右側で沈みそうだったけど

光は建物の影をはっきり映し

掌がビルに大きく写っていた

風もなく、車もいない

静かな凪の月夜

朝日が昇る頃には月は沈んでいたのだろうか

太陽と月の眩い光に挟まれて消えたいと願った

人生の中であと何度、こんな夜を過ごせるのだろうか

===

少し温暖な気候になった。花粉症に嘆く人を横

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与えるよりも多く奪わないように

みんな繊細
欲に塗れている
エゴとレッテルで顔が見えない
お金が無いと生きていけない
愛が無いと優しくなれない

等身大だったはずの身体は
お金と欲と愛で満たされたくて
飢えと渇きでどんどん膨らむ

なりふり構わず回した両手は
周りの金も私の欲も奪っていく
誇らしげに奪い取った愛情は
まるで誰かを閉じ込める鳥籠のよう

いつでもどこでも奪い合う
いつでもどこでも求め合う

そんなつ

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いつも生き急いでいる

雑記です.心が落ち着く土日に色んなものを書きます.それまでフォローして待っててください.何か話したいことがあればTwitterのDMくれればそれなりのことは返します.そういって送ってきてくれた人はほとんどいません.なので安心して書いています.ちょっとは人生相談とか期待してるんですけどね.

***
結局僕は『生き急いでいる』.

将来の夢は何?って聞かれたら「余生を楽しむこと/老後をのんびりエンジ

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君には立派な翼がついている.

どうも.連日のリクエスト第4弾です.ひわさんより「学生時代にこれやっとけみたいなことを教えてください」とリクエストいただきました.ありがとうございます!リアクションがあって非常に嬉しいのと,言葉はいつも誰かが傷つきやすい諸刃の剣なので,表現に悩みながら言葉を紡ぐuraraです.対面じゃないからこそ難しい……

さて,ひわさんリクエストは色んな人が色んなことを言いがちなテーマです.じじくさい話や安っ

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ここがどんな場所であろうと、noteは言葉を一方的に放つ僕に合っている

395記事目。あと少しで400だって。一年半くらい続けてるなぁ。

たくさん書く時はだいたい「心に何か抱えてる時」なのだろう。書く頻度が上がった時から別の予兆もあった。実際、2月くらいから徐々に頻度があがって、今週見事に潰れた。無理矢理休まないといけない状態で、周囲に迷惑をかけることも分かってる上でお休みをもらった。糸が全部切れる前に手を止めたのはファインプレーだろう。よくセーブした。
今回思うの

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色即是空を抱きしめて

かれこれ人生も折り返しに迫る。まだ折り返し地点だと思うと先は思いやられるが、積み上がった月日は短く、あっという間に過ぎていく。
最近の時の過ごし方は、所謂初老のそれと何ら変わらない。

早朝に起き、一杯の水と持病薬を飲み、冷蔵庫に食材があれば食べる。無ければ食べない。カーテンを開けてソファに腰掛け、空模様を確認する。

空模様とは、見たまんまの空模様だ。

予報なんて見ず、その時の空気、雲、太陽、

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