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生まれ変わる話

男だとか女だとかに関わらず、何もかもが無理な時はある。少なくとも、僕はそうだった。今日はそんなお話。

あ、だめなループに入った

きっかけはいつもわからないが、調子が悪い。体調はすこぶる元気なのだが、こう、頭が冴えず、霧の中に迷い込んだような。
苦手意識も増え、自己肯定感は下がる。やらないといけないことがあるのに、やれないんだ。

側から見ればぼーっと携帯を眺めたりだらだらしてるように見えるだろう。心は思ってる以上に闘っている。霧の中とは言っても、闇が蠢く魔境の霧。ひしめく脳内の声や、耳を突き刺す無音の音が、平静を保てなくする。

こういうことが月に1回は起きる。しかも、治りは遅い。

心はざわつく割に感情は死に、味気のあるはずの食事は記憶にも残らない。拒食と過食の繰り返しからの不眠。
明らかに生産性が悪くなっていることもわかる。よくない状況であることもわかる。ただ、どうしようもないことを、誰よりも僕自身が知っている。

こんな時は、生まれ変わるきっかけをのんびり探すようにしている。

知ってる?人って何度でも生まれ変わることができるんだよ。
きっかけがあれば、上昇気流を巻き込んでもっともっと高く飛べるんだ。
そう、生まれ変わるきっかけを探している。

長風呂はルーティンの1つ。身体中の余計なものを洗い流すことを、個人的に脱皮と呼び、生まれ変わる手法にしている。

季節とともに生活スタイルが変わったりするのも生まれ変わりの合図。雨の日や晴れの日、風が強い日、花が咲いた日。そんな日々の中にも、生まれ変わるきっかけが眠ってるのかも知れない。

生きづらさを感じる時は、決まって何かに雁字搦めに遭ってる時。蜘蛛の糸のように、少しずつ僕を絡め取り、気がつけば動き方を忘れてしまう。
そんな時は、身に纏うものすべてを捨て去り、身体と心を脱ぎ捨て、新しく生まれ変わろうとする。
こういう時は、1人っきりにならないといけない。人間関係、情報、そんなものたちを全部遮断して、想像力だけが全ての世界に没入する。

生きて、生きづらくて、生まれ変わって、また生きてを繰り返してたら、自分の色なんてめちゃくちゃになるけど、それはそれでいいよね。
画像はそんな意図でビビッときたやつを選んだり。

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urara
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