何重もの鍵の奥の話
拒絶された時の表情と
あの眼差しが大嫌いだ
気持ち悪がられ
忌み嫌われ
蔑まれ
嘲笑されることが大嫌いだ
興味がなく、まるで価値がないような
まるでガラクタのように見られるのが
大嫌いだ
距離が近いほどに強く
遠いほど弱く
その言葉は深く深く心を抉る
===
別に万人から受け入れられたいわけではない
受け入れあった人だからこそ
理由はさまざま
だったら傷つかないように
悲しまないように
壁を作ればいいのだと
いつの日か誓ったことがある
誓いは心に重く鍵をかけた
忘れても気にしてなくとも
頑丈な鍵が守ってくれる
気丈な器にしてくれる
===
他者からはどう映るのか
どう思われるのか
気には留めないが
興味はある
憐れんだ眼差しを向けるのか
希望を見出すように励ますのか
人それぞれなのだろう
まるで
『私達の生きてる世界が普通なんだよ』
『貴方は可哀想な所にいるね。こっちにおいでよ。元気出せよ』
なんて言われそうだ。
そんな世界から離れたかった
離れた今は
少し軽くなったろうか
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