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「動物園」芥川龍之介 〜覚えてゐろよ。綿細工め。|読書感想文 #7
私の好きな作品の一つ、芥川龍之介の「動物園」。
動物園にいる動物たちについて、あれこれ言っている。
独特な表現がたくさんあって、読んでいて楽しいしほっこりする。
私の好きなものをいくつか紹介します。
家鴨(あひる)もしかしてこれって…
♪数字の2は なぁに?お池のがちょう
の2ですか?
(この歌、わかりますか?)
うーん、かわいい表現。
カンガルウポケットの中からピラピラピラーって
国旗がつな
「女の決闘」太宰治 〜心のなかにある事実/真実とは?〜|読書感想文 #6
最近、マインドフルネスを学んでいます。
心に浮かぶさまざまなことを、判断せず、ただ気づいていく。
いかに私は日々自分の言動に、思いに、「Judge」を下しているかが少しずつわかってくるようになりました。
判断すると、苦しい。
常に自分のなかで「あれはいい」「これはだめ」が繰り返され、あたまでっかちになって、動けなくなる。
休日に、何をしたらいいのかわからなくなって、部屋の床でうつ伏せになって、意
「津軽」太宰治 〜親孝行ってなんぞや〜|読書感想文 #5
太宰治の「津軽」の感想を5分で書く、という暴挙に出ている。
なぜこれをしているかというと、一度書いた下書きが気に入らなくて、なんかうまく書けなくてモヤモヤしていたときに、末吉さんの『発信する勇気』を読み直していたら、「5分で書く」というコツが目に留まったからだ。
そんなことを書いているうちに1分経ってしまったので、早く本題に移ろう。
「津軽」は太宰作品の中でも私が特に好きな作品だ(読んだ作品はま
「寒山拾得」芥川龍之介 〜飯田橋で寒山拾得に遇った話〜|読書感想文 #4
体調があんまり回復しません。
noteもなかなか書く気力が起きなくて…悲しいです。
そんななかではありますが、本は変わらずに読んでいます。
最近は、芥川龍之介の『杜子春』(角川文庫)を持ち歩いて、通勤時間に読んでいます。
そのなかに、私の好きな話が載っていました。
寒山拾得(かんざんじつとく)なぜ好きかと言うと、言語化するのが難しいけれど、やはり芥川の人となりを感じられるからだと思う。
あと
「懶惰の歌留多」太宰治 〜三十一歳は三十一歳だけのことしかない〜|読書感想文 #1
突然ですが、読書感想文を書いてみます。
最近読んだ、太宰治の「懶惰の歌留多」(らんだのかるた)から。
作家である「私」が、「怠惰」であることの言い訳をつらつらと述べるところから始まる「懶惰の歌留多」。
なかなか書き物が書けなくて、やけくそになって、いろはかるたの形式で少しずつ書き始めていく。
「に 憎まれて憎まれて強くなる。」の句の説明?にこんなことが書かれています。
私も今年三十一歳になる