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テュル活マガジン

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テュル活とは、テュルク的活動のこと。「日常に、ほんの少しテュルクがあると、少しだけ幸福感が増す。」という趣旨でやっている、趣味と実益を兼ねたライフスタイルともいえましょう。 こ…
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2024年3月の記事一覧

春以降のテュル活To Doリスト

春以降のテュル活To Doリスト

週明けからはついに2024年度ですか。まだ年度末の諸々の作業が終わっていない方も世の中にはいらっしゃるとかいらっしゃらないとか色々な話が飛び交っておりますが、オフィスぴの吉(というか、私ですね)のほうも春からのいろいろなことに向けて準備を進めているところです。

そんなわけで、今日は特に書きたいこともないわけですが、何もしていないかと言われればそんなこともない、という微妙な日でもあります。準備の一

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2024年度以降やりたいことを挙げてみた

2024年度以降やりたいことを挙げてみた

本日は2023年度最後の平日となりました。今週は年度締めの事務作業、また来年度以降の事務作業でメール対応に追われる一週間となりました。「オフィスぴの吉」の会計作業のほうは12月締めですからあまり関係ないのですが、公的な機関に所属しての活動も(かろうじて)行っている身ですので、必然この時期には様々なことに対応する必要が出てくるわけです。

そうこういっていた2023年度も、あっという間に過ぎていった

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もう10年経つんですなぁ

もう10年経つんですなぁ

ということで、このお題への連日の投稿をしておりまして、お目汚し失礼のほど申し上げております。

本日は、#私の作品紹介 ということで。過去に書いたものを紹介するというのはわりと気恥ずかしいことではあるのですが、これもお題を埋めるためということで読み流していただければと存じます。

われら語学民が愛してやまない白水社から、かつてこんなシリーズがあったことをみなさまご存じでしょうか。

このシリーズの

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ノガイ語版『星の王子さま』の刊行を祝福する

ノガイ語版『星の王子さま』の刊行を祝福する

本日のお題は、「#私のコレクション」です。以前から拙文を読んでくださっている方には自明であろう、アレの話。

1. 多言語『星の王子さま』(LPP)蒐集当初は自分の専攻とする言語だけ所持していた『星の王子さま』(原題"Le Petit Prince, 以下本文ではLPPと略記します)、その後自分の興味関心の対象がトルコ語やアゼルバイジャン語だけでなく、テュルク諸語全体に広がっていきました。 

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移動だけで一日が終わることもあるとたい

移動だけで一日が終わることもあるとたい

昨日は移動日で、日曜日の研究会を終えまして終日移動に明け暮れました。ホンマかいなとお疑いの方もいらっしゃるでしょうが、長崎についてからが遠いのです。西の果てのさらに果てを決して侮ってはなりませんでね…

とはいえ、昨日月曜日は、午前中羽田空港に移動する前に30分ほどは神保町の古書店街に行くことができまして、そのうちの一軒で例の趣味(明日以降更新する例の『星の王子さま』案件ですね)のためにいろいろ相

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気がつけば1クール

気がつけば1クール

1月後半から受講開始したペルシア語講座、初回こそ緊張したものでしたが気が付けばもう10回ぶんの講座が終わっていて、そろそろ学期の最終回も見えてきました。時間の経過を忘れるくらい楽しい講座で、僭越ながらこれは「アタリ」を引いたなと一人喜んでいるところです。

やはり独学でやるのと比べると、先生に教えてもらうというのでは効率もスピードも全然違うものだなと思いますし、先生がまたたいへん丁寧に授業を展開な

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言語系の新書が出たらすぐ買え、と昔じいちゃんが言うてたので

言語系の新書が出たらすぐ買え、と昔じいちゃんが言うてたので

今朝まで、こちらの準備に追われておりました…。

なんとか発表資料の準備が間に合いまして、ひとまず提出したあと本日も左肩の治療のため通院してきました。週末は遠出しますからね。体調を整えておかねばなりません。

かくして治療をしてもらった後、東京に持っていくお土産を買いに長崎駅前へ。困ったら長崎クルスを買え、と昔じいちゃんが言うてましたっけね…(筆者注:言うてはいなかった)

どういうわけだか東京に

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さあさ、ご一緒に

さあさ、ご一緒に

2月から受講しているオンラインペルシア語講座では、先生が日本語の説明とペルシア語会話練習のパートをメリハリをつけてくださる形で分けてくださっているのですが、そのときに

とよくおっしゃっていて、その意味は場の空気で「受講生のみなさんで一緒に声に出してみてください」という趣旨のことを表しているのだなと理解したところで、調べずにそのままにしておりました。

実際にこの表現を文字で書き表すことも今までは

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動画出すの、想像以上に大変ですよね…

動画出すの、想像以上に大変ですよね…

弊オフィスのYouTubeチャンネルはまだ実験段階でして、先ほどショート動画をまた1本上げてみたのですがね…

この前に、バクーで撮った短い動画をアップしようと思って、iPadのほうから動画編集ソフトを使ってアップしてみたのですが、この動画編集ソフトがまあ重いこと重いこと。ずいぶん時間がかかってしまった…し、アップしてみたらなんと字幕が画面からはみ出てしまっていたので、泣く泣く削除したのでありまし

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節目のフォロワー500。毎度おおきに

節目のフォロワー500。毎度おおきに

ここnoteで雑文を書き始めて3年ちょっと。ありがたいことに、この記事を書いている時点ではまた減ったかもしれませんが、ついに500人目のフォロワーさんに来ていただくまでになりました。

ということで、記念のスクショをですね…

いやもう、ありがたいことです。駄文を書き連ねる日々は相変わらずですが、何かしら更新を期待してもらっていると解釈しておこうと思います。更新頻度だけはまあまあ自信を持ってもいい

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戦闘力を求められる現代社会において…

戦闘力を求められる現代社会において…

月曜日の朝5時半に起床してしまうというやらかしをしてしまいまして、大変憂鬱ですがこれはもう逆に早く起きてしまったことをプラスに転じさせるしかない…ということで、早めの朝食をとって5000歩ほど歩いてきました。

1日のトータルの目標歩数を10000歩に設定してあるので、あと半分歩けば目標到達、それを朝早い段階でクリアしておくことでだいぶ気が楽になりました。自分で目標設定しておいて、気が楽になったな

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宿題、やらなきゃもったいないんで

宿題、やらなきゃもったいないんで

ペルシア語学習、続いています。今受講している講座も、ついに本格的に動詞の話に入ってきました。白水社のニューエクだと、先に現在形が出てきていて、これはやっかいなものに出会ったなとその瞬間は思ったのですが、講座のほうでは過去形のほうから入ってくれているようです(ようです、というのは昨日所用で講座を休んだからなのですが)。

なるほどこちらから入ったほうが、いわゆる辞書形というか、不定形と語幹の形が同じ

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本への愛着が強くなりがちな理由:一テュル活民の談話より

本への愛着が強くなりがちな理由:一テュル活民の談話より

キャプションの写真は、トルコで発行されていた『新しいトルコ(Yeni Türkiye)』という雑誌の企画で、「コーカサス特別号」の11巻ぶん。

まあ購入した当時も現地通貨ではまあまあな額でしたが、当時から科研費でアゼルバイジャン語の研究にとりかかっていた身としては、これはぜひ入手しておかねばなるまいということでがんばって全巻揃えたものです。購入した書店から、アンカラの当時の自宅に持って帰るのも一

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毎日こつこつやるしかなさげ

毎日こつこつやるしかなさげ

ようやく2022年の夏にかかわらせてもらったアゼルバイジャン語言語研修テキストの語彙集の部分をエクセルファイルで整理し終えました。単にセルを置き換えていくだけの作業だったはずなのですが、思ったより手間がかかりました。綴り間違いなどの細かいミスは見つかるし、見出し語が重複していることに気づくしと、わりと散々だったのですが、そういったエラーを正していくという点では、この作業をやってみてよかったのかも、

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