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テュル活マガジン

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テュル活とは、テュルク的活動のこと。「日常に、ほんの少しテュルクがあると、少しだけ幸福感が増す。」という趣旨でやっている、趣味と実益を兼ねたライフスタイルともいえましょう。 こ…
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2023年12月の記事一覧

大晦日なので、2023年を振り返ってみた

大晦日なので、2023年を振り返ってみた

12月というのは例年あっという間に感じられるものですが、今年は12月はもちろんのこと、1年通してあっという間に過ぎ去ったという感覚が強いです。noteをやっているのが幸いして、各月を振り返ろうと思えばわりと簡単に何があったかを思い出せますね。

各月、自分なりに印象深い記事を挙げてみます。

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

遠征を終えて、ホームに戻る

遠征を終えて、ホームに戻る

21日から始まった東京→福岡の出張と研修を終えまして、今日ようやく長崎に戻りました。テュルク諸語研究と言語ドキュメンテーションの勉強の機会を与えてもらいまして、疲れましたが大変有意義で刺激的な9日間となりました。

関係各位に心よりお礼申し上げます。おかげで、来年以降やりたいことがたくさん出てきました。とりあえずはこのアノテーションツールをある程度使いこなせるようになりたいですね…。

自分で実際

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課題、山積みっす

昨日から、福岡に滞在しています。4日間の日程で九州大学にお邪魔して、言語学のワークショップに参加するためです。今年の秋ごろからお誘いがあったのでぜひにと言って参加を希望していたのが実現した形ですが、初日の受講を終えて、改めてフィールド言語学に必要な知識と技術をちゃんと習得しておく必要があるなと思い知らされています。

ここではあまり具体的な話はまだしたくないのですが、ひとまずはもう少し音声学のトレ

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今年の雑文振り返り

今年の雑文振り返り

note公式から、今年の記録が出たということでお知らせが来ました。

2022年に比べると、さすがに各方面で成績としては今一つという結果になりました。

2022年ができすぎだったという可能性もあるのですが、この結果になったのには明確な原因があると思います。それは、毎日書いたかどうかの違いです。

2022年はその前の年の秋ぐらいから365日連続投稿の達成を目指していましたから、内容は別にしても「

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呼ばれていなくても行きたい

呼ばれていなくても行きたい

というわけで、TRANSITコーカサス特集号をゲットしました。

いや~、よきですね。まず南コーカサス3カ国、まんべんなく平等に紹介されているのがよき。あと、北コーカサスの紹介も手短ながら言及されているのもよきでした。ダゲスタン、2-3日だけでいいからマハチカラの書店みたいなところがあればクムク語の本なり語学書なりを買い求める旅に出てみたいですよね…

さておき、自分の今の本業に関連の深い場所はも

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その他のSNSアカウントについて

その他のSNSアカウントについて

ここnoteでのプロフィール、以前からTwitter (currently "X")にはリンクが張れていたのですが、最近はFacebookやInstagramにもリンクが張れるようになっていたのですね。知らなかったっすわ…

ということで、遅ればせながらリンク張っておきました。Facebookのほうには吉村個人ではなく、「オフィスぴの吉」の専用ページのほうにリンクを張っています。

や、特にあちら

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ペルシア文字を書き写しながら思い出したこと

ペルシア文字を書き写しながら思い出したこと

さきほどあちら(ツイッター)でポストしたことと、余談を少し。

いやこれは、片手間でやるから楽しいんだろうな…。もし現役の外大生でこの言語を選んでいたら、なかなか最初は苦労するんだろうなと思うなどします。

アラビア文字、ペルシア文字、ウルドゥー文字と、文字体系としては同じタイプだと思うのですが、そういえば高校のときの英語の先生の一人が大阪外語大のアラビア語専攻のご卒業だという話があったのを思い出

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オレの愛すべき「積ん語」たち

オレの愛すべき「積ん語」たち

SNSでの発言というのは何がウケるか全く読めないということはありまして、先日のこれなどもどういうわけだかインプレッションが思ったより伸びたのですよね。

語学書および辞書にお金をかけた(だけ)ということを写真で表現してみたわけですが、どの辺がアレでしたかね…言語のチョイスなのかあるいはそれぞれのほんの推定金額なのか。

まあいいんですけど、そんなわけで「積ん読」ならぬ「積ん語」が私には残っています

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オレ、また語学やる気出しちゃってもいいかな?(1年ぶりx度目)

オレ、また語学やる気出しちゃってもいいかな?(1年ぶりx度目)

昨日の反省

いや~…やっぱテーマのチョイス、間違ったってことなんですかね。言語学アドヴェントカレンダーの記事、反応が自分の想定より下火な結果に終わってしまいました(とはいえ、スキおよび他SNSでいいねくださったみなさまには感謝しかありません)。

まあ、クムク語の知名度じたいも今一つだったということはあるのかもしれませんが、そもそも自分が力不足でしたわな…精進します。

まあこればっかりは仕方な

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【完結編】『星の王子さま』で読むクムク語(4)

【完結編】『星の王子さま』で読むクムク語(4)

どうもみなさま、Салам!(こんにちは!)
誰得覚悟で始めたクムク語解説シリーズも、ついに最終回になりました。このエントリーでは最終回を記念して、あとがきのようなものを最後に書き足してみました。言語の実例そのものにご関心のない方は、クムク語訳の部分は読み飛ばしてくださってもよいかと存じます。

あらためて、クムク語についてえ?「そもそもクムク語ってどこで話されている言語ですか?」とお尋ねになりま

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『星の王子さま』で読むクムク語(3)

『星の王子さま』で読むクムク語(3)

さてクムク語訳LPPによる言語紹介記事も、あまり長引かせる意味はないよなあと思いつつ、一度やりだした以上は最後までやり遂げることも大事だろう(我ながらいいこと言うたりましたわ)ということで、第2章の各文の分析を続けていこうと思います。

前回までの記事は以下の通りです。

これはクムク語に限らず、トルコ語以外の言語で気になっている現象が入っている構文です。何がといいますと、「ある/ない」のように存

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被言及はうれしいものです。が

被言及はうれしいものです。が

ということでまつーらさん、アラーム的記事たしかに拝読いたしました。

この記事の中で、以前不肖わたくしが書いた参加感想文を紹介していただいております。ありがとうございます。こういうのはうれしい。

そうですよね…去年は何もしていないから。何か来年はやります、とたしか先日高らかに宣言したような記憶があるような気がしないでもないでもないでもないですね…

あった…これか…先月14日に書いていますね…

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いろいろ思い出す、海外滞在のあの頃

いろいろ思い出す、海外滞在のあの頃

今日は更新するつもりはなかったのですが、一つだけ書き置きを。

こちらはX (Twitter)にて、フォロワーの方に教えてもらった読み切りのマンガ。

これはですね…アンカラに短期間とはいえ留学・滞在と経験した身からするとグサグサきます。いろいろ感情移入しつつ、自分のアンカラでの経験を思い出すなどして読んでしまいました。

特に最初の留学生としてアンカラに留学した時の経験のほうが、よりこのマンガの

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