038:☆彡推薦図書01☆彡TOP20%が実践、史上最強の「ジェシー・リバモア論」世紀の相場師ジェシー・リバモア
<全投資家向け>強い株は押さない!、下げない!これだけで、最強の教えだ。
<世紀の相場師 ジェシー・リバモア 著者:リチャード・スミッテン 訳:藤本直>
E-kumaのコメント
リバモアの言っている事は今でも実戦で役立つ。先人の知恵は、いつの世も時代が変わる中でも、学び利用する価値はある。重要なのは、検証し、使えるかどうかを実際に試したかどうかと言うぶっ飛んだ実践力、試し力、行動力だけである。皆はこれをしない。面倒だからな。なので、勝率の高い目先の株を買いたくなる。血と汗と涙を乗り越えて、実戦したものにしか分からない負けない技術が目の前にある。投資も仕事として取り組んでいる奴が何処を見て、何をくみ取り、自身の投資、トレードに活かそうと思っているのかが分かるぞ。本気で自身のトレードに変化を与えたい人には役立つ。
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・市場の大きな流れの転換をとらえようと思うなら、他にも手立てがある。商いが多いにも拘わらず、株価が伸びない、失速する、高値が更新されないというような場合、それまでの勢いはなくなったと見た方が良い。ただし、これは明確なサインというよりも警戒信号であり、その後の注意が肝要となる。すなわちババ抜き宜しく強者から弱者の手へ、プロから一般投資家の手へと押し付けられるのである。一般投資家は出来高の増加を市場が活況な証拠、通常の調整局面と見るかもしれないが、知らぬが仏もいいところだ。
・「もちあい相場」というやつだが、こんな時はさっさと店仕舞いし、釣りでも何でもいいから、気分転換に出かける事だ。市場に風が吹き始めたらまた戻ってくればいい。私はどんなトレーダーにも、時々相場を休む時期がなければならないと信じている。精神や気持ちのバランスを取り戻すことほど重要な事はないのだ。
・株式市場というのは大体、1/3が上昇相場によって占められ、1/3が逆の下降相場によって、残りの1/3がどちらでもない横這いによって占められる傾向にある。という事は、強気相場だけで商売をしたのでは残りの2/3は手持無沙汰をかこつことになる。
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<ジェシー・リバモア投資の鉄則>
感情の制御:相場師が最も警戒しなければならない相手は、自らの感情であり、心理である。また、株式市場を動かすのは理性や理論、純粋な経済活動などではなく、人間の心理的側面であること、そして人間の本性はいつの世も変らないと心得る事。実際の行動を起こすまで、誰も自らの判断の当否を知ることは出来ない。
・実際に金を賭ける:株式市場の方向を決めるのは、理性などではなく、感情や気持ちの持ちようだと私は信じている。人生の転機となるのが、恋愛、結婚、子供、戦争、SEX、犯罪、情熱、宗教などであるように、理性に導かれて人が動くことはめったにない。しかしこれは、企業の業績、世界情勢、政治経済、技術革新といった要素が株価に何の影響も与えないという事ではない。株式市場全体の上昇や下落、個々の銘柄の値動きはこうした要素の影響を受ける。しかし、それ以上に大きな影響力を持つのが市場参加者全体の心理なのである。私は、人生のサイクルにしろ相場の周期性にしろ、サイクルというものを信じている。私は、市場の動きは極めて不確かだということに以前気が付いた。株式市場は本来的に、大部分の人間の思惑を、大部分のケースについて、粉砕する働きをもっているのだ。
・取引を終了する妥当な理由が見当たらない場合、確保された利益を成り行き任せとする。
・次々と高値を更新していく銘柄は「買い」である。
・「ピポタルポイント理論」により、トレンドの変わり目を特定し、新しいトレンドを確認する。
・「自由主義経済のもとでは、株価は必ず変動する。右肩上がりに上昇し続けるという事もなければ、永久に下がり続けるという事もない。この状況は明敏な相場師には好都合である。何故ならこうした相場師は株価がどちらの方向を向いても、行動することができるからだ」
<リバモアは、株取引の要諦は次の3つだと強調する>
1. タイミング
2. 資金管理
3. 感情の制御
<1. タイミングに関するルール>
・投下した資金の10%以上、損失を出してはならない。
・すべての要素が好都合の状態になった時をみすまし、取引する。
・しばしば休みを取り、相場から完全に離れる機会をもつ。
・相場全体、個々の銘柄、いずれにしても、トレンドを確認する。相場全体の流れが思惑と逆の方向に動いている場合、状況は極端に不利である。「潮目をみて、流れに逆らわず、強風下には船を出すな」ということわざを忘れてはいけない。
・「買い」に入るのに高すぎるという事はないし、「空売り」するのに安すぎるという事はない。
・相場がボックス圏にあって横這いの時、市場は本質的に停滞している。そうした場合、相場がいつ、どんな方向に動くかを期待したり、予想したりするのは極めて危険である。相場全体、もしくは銘柄自身が動き始め、横這いからどちらの方向に抜け出すか、じっと待つ必要がある。現実の動きを確認するのが第一であり、先行きを予想しようとするのは間違いである。
・相場が横這いになり、方向の見定めに迷ったら、休憩を取る事。
・「ワン・デー・リバーサル」は危険信号である。当日の高値が前日の高値よりも高く、その一方で終値が前日の安値より低い場合、また当日の商いが前日の商いより多い場合、要注意である。
・「売り」か「買い」かのタイミングとして重要なのは基本的な動きが始まった時点、すなわち「ピポタル・ポイント」である。このトレンド変更ポイントをうまく捉えれば、多大な利益が生まれる。
・強気相場になると、多くの銘柄が上昇傾向を示すが、取引の対象を選ぶ場合には相場をリードする銘柄を選ぶ。また、そのような銘柄がつまづいたり、高値を更新しなくなった場合、トレンドが変わるシグナルと受け取った方が良い。
・値動きを追う場合、それぞれの商い日の主要銘柄に限る必要がある。また、各業種の主力株を対象とした取引で利益が得られない場合、その時期のマーケットから利益は得られないと見た方が良い。適正なアクションを取っている限り、利益もまた確保される。
・株価が思惑と逆の方向に動き出したら、どこで清算するか、明確なルールを決めておく。そして、このルールに厳密に従うこと!
・長期の及ぶ上昇トレンドの後、大商いが出現し、相場が沸き返る事態となったら警戒すべし。こうした状況は、従来のトレンドが終息する間際にしばしば起こる。この大商いは、建て玉が強者の手から弱者の手へ、すなわちプロから素人の投資家に移動している事を意味する。一般投資家はしばしば、この大商いを市場が活況な証拠と勘違いする。流れが大きく変わる節目と見ないのである。
・先を急いではならない。相場で成功した者で、休みなく取引を続けた者はいない。投資した資金を全て引き揚げ、休みを取るチャンスはいくらでもある。市場の動向が定かではない時は、しばらく間をおき、確信を持てる状態がきたら再度参入する。
・チャンス到来と思っても直ぐに全力投球せず、打診する事。まず、全資産の20%を当て、2回、3回と20%づつ投入する。株価の動きが思惑と逆の方向を向いた場合、それがどの時点であれ、全ての取引を終了させること。
・「負け」銘柄はすぐに切り捨てる。「勝ち」銘柄は、全ての要因が順風下にある限り、そのまま動きに任せる。
<3.感情の制御に関するルール>
・期待、あるいは予想してはならない。相場が糸口、シグナル、ヒントを持ち、それを確認してから行動する。確信した後にだけ行動することが重要で、期待や予想は落とし穴と心得よ。期待や予想をもとに行動を決するのは自殺行為以外の何ものでもない。相場は明日もある。糸口の発現をじっと待つ辛抱強さがあれば、どう動くかを決める時間も十分もてるだろう。
・自分なりの取引手法に忠実に従う事。やり方をコロコロ変えてはいけない。自分の性格に合った無理のない手法を考案し、そのルールに従う事。
・株式投資は「安全重視」の預貯金とは違う。投資家の目的は、長い期間をかけ、手持ちの資金を安全・確実に増やす事ではない。相場の上昇局面、あるいは下落局面に照準を合わせて投機を仕掛け、利益を得ることが株式投資の目的である。
・成功者と称賛される相場師も、1年365日、相場を張っているわけではない。全てを現金化し、マーケットを離れた方が良いと判断される時期は少なくない。市場に方向性が見えないと思ったら、「待ち」を決め込むこと。
・優れた相場師、投資家には少なくとも次の「4拍子」がそろっている。
冷静な観察力:あるがままの事実を先入観無しに観察し、認める能力。
明晰(めいせき)な記憶力:重要な出来事を正確に、客観的に記憶する能力。
優れた計数能力:数式計算、数学のセンス。
独自の体験:過去の体験を上手く次の利益確保に生かしていける能力。
・相場を人間の手の内に入れることは出来ない。市場参加者の大部分が負ける様になっている。その為ここに示すルールはしばしば、人の本性に反する内容となっている。
・「買う」にしろ「売る」にしろ、相場の動きが自分の思惑と一致しない場合、最適な時期を待つべきである。両者の不一致を知りながら、自分の取引に合理的理由を見つけようとするのは愚かである。
・投機ビジネスは一つの職業だ。どの職業もそうであるように、この分野で成功を得ようと思うなら、勤勉に働き、努力を重ねる必要がある。
・「ウォール街に、あるいは株式投資・投機に新しいものは何もない。ここで過去に起こったことは、これからも幾度となく繰り返されるだろう。この繰り返しも、人間の本性が変わらないからだ。人間の知性の邪魔をするのは常に、人間の情緒であり情動である。私は以上のことを確信する」 ジェシー・リバモア
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元証券マンE-kumaの100人に1人でも伝えたい☆彡重要なピックアップ記事コーナー↓('Д')
何時も読んでくれてありがとうございます!今まで経験で学んできた事で、とても重要な事、大切な事、これを気付いて欲しい事を、100人に1人でも伝わればと思い書いています。読んで頂いたあなたにとって、1ミリでも、少しづつでも役に立ちますように~。
最後まで読んで頂きありがとうございました。良い一日を!!
このNoteで何か良い、気付きがあったと思ったら、是非プロフィール、自己紹介見て、他の投稿も見てくれると幸甚です。
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